クラウデッド・ハウス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド 名盤 SHM-CD再発 uDiscovemusic シリーズ 第２弾 2025年12月17日 (水) 発売

クラウデッド・ハウス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド 名盤 SHM-CD再発 uDiscovemusic シリーズ 第２弾 2025年12月17日 (水) 発売

ユニバーサルミュージック洋楽カタログの新しい定番ラインナップとして音楽コンテンツキュレーションサイトとして海外および日本で展開している「uDiscoverMusic」の名前を冠した新シリーズ。2025年9月発売の第１弾、カルチャー・クラブとボーイ・ジョージに続いて、ニール・フィン率いる オーストラリア／ニュージーランド出身のポップバンド、クラウデッド・ハウス、トレヴァー・ホーンのZTTレーベルからデビューを果たした英国のニューウェイヴ／シンセポップバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。80年代を代表する２組の人気バンドの名盤・ベスト６タイトルがリリースされる。

クラウデッド・ハウスのアルバムはいずれも２枚組のデラックスエディション (2016年再発時と同内容)。また、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』も、2025年発売の７CD＋Blu-ray スーパーデラックスエディションからのハイライトを収録した２枚組デラックスエディションとなる。

ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー ＜デラックス・エディション＞ / クラウデッド・ハウス (1986年)

Crowded House  

クラウデッド・ハウスの鮮烈のデビューアルバム。いきなり全米チャート２位を記録し、一躍ミュージックシーンの桧舞台に踊り出ることになった「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」を始め、コンサートのオープニング曲として親しまれる「ミーン・トゥ・ミー」、世界デビューシングル「ワールド・ホェア・ユー・リヴ」、全米７位をマークした「サムシング・ソー・ストロング」など、初作にして高い完成度を誇る楽曲ばかりを集めた不屈の名盤。

プロデュースはミッチェル・フレーム。地元オーストラリアでは１位に輝き、ニュージーランドでも３位。アメリカでは12位にランクインしてゴールドディスクを獲得するなど、その名を世界に知らしめることになった作品。2016年にリリースされ、ソールドアウトとなったデビュー30周年記念盤デラックスエディションに順じ、ホームデモやライヴなど未発表およびレアトラック17曲を収録したボーナスディスク付きの２枚組としてリイシュー。

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テンプル・オブ・ロウ・メン ＜デラックス・エディション＞ / クラウデッド・ハウス (1988年)

Temple Of Low Men  

前作『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー』に続き、ミッチェル・フレームをプロデューサーに迎えて制作された２作目。バンドのメインソングライターであるニール・フィンは、『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー』が世界的な大成功を収めたため、プレッシャーに苛まれたが、兄ティムの強力を得るなどして乗り越え、全米チャート42位とスマッシュヒットした「ベター・ビー・ホーム・スーン」、オランダでトップ20ヒットとなった「イントゥ・テンプテーション」など次々と良質なポップソングを生み出した。

ミディアムテンポの曲を中心としたポップスの王道のような密度の高い内容が評価され、全米40位をマーク。オーストラリアで１位、ニュージーランドで２位、カナダで10位とヒットし、オーストラリアのARIAミュージックアワードで４部門を独占するほどの人気を集めた。貴重なデモを始め、ボブ・ディランやザ・バーズのカヴァーも含んだライヴ音源など17曲を収録したボーナスディスク付きの２枚組30周年記念盤デラックスエディションの仕様でリイシュー。

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ウッドフェイス ＜デラックス・エディション＞ / クラウデッド・ハウス (1991年)

Woodface  

一緒にフィン・ブラザーズを始めるつもりだったニール・フィンの兄ティムがバンドに加わり、２人で書いた曲も収録されたサードアルバム。プロデュースは前２作を手がけたミッチェル・フレームとニールの共同名義。ミックスはボブ・クリアマウンテンが担当。兄弟で共作した「チョコレート・ケーキ」「イッツ・オンリー・ナチュラル」、イギリスのチャートで７位とヒットした「ウエザー・ウィズ・ユー」「フォー・シーズンズ・イン・ワン・デイ」などで聴けるヴォーカル＆ハーモニーは、２人のコンビネーションのよさも相俟って、かのビートルズを彷彿させると話題になった。

全米では82位に止まったが、オーストラリアで２位、ニュージーランドでは１位にまで昇り詰め、ついにはイギリスでも６位にランクインするなど健闘。ヨーロッパ各国でもヒットした。制作過程が窺えるホームデモやリハーサル初期ヴァージョン、５曲のヒット曲をメドレーで織り込んだ「バーグラーズ・ソング」のライヴなど貴重なテイク21曲を収録した、ボーナスディスク付きの２枚組30周年記念盤デラックスエディションの仕様でリイシュー。

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ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム ＜2CDデラックス・エディション＞ / フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド (1984年)

Welcome To The Pleasesuredome  

1980年、リヴァプールで結成されたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが放った衝撃のデビューアルバム。レコードデビュー前からセンセーショナルな話題を振りまき、トレヴァー・ホーンのZTTレーベルと契約。イギリスでは、２枚組のヴォリュームでありながら予約の時点で100万枚を突破し、全英１位を獲得。世界各国のチャートでも軒並みトップ10にランキングされるなど、爆発的なセールスを記録したモンスターアルバム。

BBCから放送禁止の措置を受けながら、全英チャート１位に輝いたデビュー・シングルの「リラックス」、ともに１位をマークした「トゥ・トライブス」、3位にランク・インした「パワー・オブ・ラヴ（愛の救世主）」などを収録。アルバム本編を収めたディスク１に加え、デモ、ラジオ・セッション、ブルース・スプリングスティーンのカヴァー「明日なき暴走」のサウンドチェック、12インチヴァージョン、別ミックスなど、2025年発売の７CD＋Blu-ray スーパーデラックスエディションからのハイライトを収録したディスク２からなる２枚組。

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リヴァプール / フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド (1986年)

Liverpool  

世界中を震撼させたメガヒットアルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』のあと、シンセダンスを前面に押し出した音楽性からポップロック寄りに変化させて発表した２作目にしてラストアルバム。『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』の生みの親、トレヴァー・ホーンはエグゼクティヴプロデュサーに回り、エンジニアを務めていたスティーヴン・リプソンがプロデュースを担当した。

ホリー・ジョンソンが、ディラン・トーマスの詩「あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない」にインスパイアされて書いたファーストシングルの「レイジ・ハード」は、全英チャート４位とヒット。セカンドシングル「ウェイストランド」は19位、サードシングルの「ウォッチング・ザ・ワイルドライフ」は28位をマーク。アルバムは全英５位を記録してゴールドディスクを獲得した。このあとバンドが空中分解したこともあり、大成功した『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』の影に隠れて見過ごされがちだが、熱狂が歴史となり、フラットに聴ける今こそ再評価されるべき作品。

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BANG! – ザ・グレイテスト・ヒッツ・オブ・フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド / フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド (1993年)

BANG! …The Greatest Hits Of Frankie Goes To Hollywood  

世界を席巻した『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』のリリースから10年を経て、新たにリミックスされた「リラックス」が全英チャート５位と再ヒットしたのを機に制作されたベストアルバム。活動期間中に彼らが残した『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム』と『リヴァプール』の２枚からセレクトしたベストヒットナンバーを並べつつ、アルバムに収められていた “通称” クラシックヴァージョンはもちろん、「トゥー・トライブス」「War（黒い戦争）」「マージー河のフェリーボート」「レイジ・ハード」はシングルヴァージョン、「ウェイストランド」はシングルリミックスヴァージョンといったコレクタブルなヴァージョンも収録されており、単なるコンピレーションというだけではかたづけられない作品。

全英４位、オーストラリアで５位、ドイツで８位、フィンランドで10位にランクインされ、フランスでプラチナディスク、イギリスとドイツではゴールドディスクに認定されるなど、絶頂期の狂騒から遠く離れても、彼らの根強い人気を証明して見せた。

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