【発売】ツェートマイアー・カルテット/ブラームス:弦楽四重奏曲第1、2番
2025年10月07日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

世界から尊敬を集める四重奏団が深く豊かな表現力で室内楽の名曲を録音した最新作
過去30年、弦楽四重奏の世界で中心的な存在であり続けたツェートマイアー・カルテットによる最新アルバム、ブラームス:弦楽四重奏曲第1番、第2番がECMニュー・シリーズより発売されます。この四重奏団はこれまでECMにシューマン、ヒンデミット、バルトーク、ハルトマンを録音し、高い評価を受けてきました。シューマンの演奏はグラモフォン誌で「年間最優秀録音賞」に選ばれ、ヒンデミットとバルトークの演奏はサンデー・タイムズ紙に「とてつもなく精巧な演奏」と称えられました。
今回はブラームスが形式に精通していることを明らかにする、熟考とドラマティックな緊迫感のある最初の2つの弦楽四重奏曲です。ブラームスはこの2曲の前に20曲以上の四重奏曲を書いたと親しい友人に打ち明けていましたが、それらをすべて燃やしてしまったため、これらは出版された全3曲のうちの2曲ということになります。ツェートマイアー・カルテット特有の激しさ、暗譜による自由さ、深く豊かな表現力で録音されたこの演奏は、これらの重要な室内楽作品への新鮮で深い思いが込められた解釈によるものです。残念ながら、この録音はチェロ奏者のクリスティアン・エリオット[1984-2025]が参加したこの四重奏団最後のものとなってしまいました。
「常に変化する声部の特徴に彼と共に取り組み、あらゆるフレーズの意味を感じて、それを生き生きと響かせることができたのは喜びでした。彼が去ってしまった喪失感は苦しいものです・・・クリスティアン、私たちはあなたに会いたい」。
1994年、オーストリアの指揮者でヴァイオリニストのトーマス・ツェートマイアーによって創設されたツェートマイアー・カルテットは、世界で最も尊敬される弦楽四重奏団のひとつです。思慮深く、独自性のある解釈で高く評価されている彼らは、非常に強力な表現力をもって演奏しています。標準的なレパートリーはもちろん、現代音楽にも深い理解があり、同様に説得力のある演奏を行っています。
マンフレート・アイヒャーによるプロデュースで、2021年にドイツのブライバッハ・コンサートホールで録音されました。ブックレットには、Wolfgang Stahrによるドイツ語と英語のエッセーが掲載されています。(輸入元情報)
【収録情報】
ブラームス:
● 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
● 弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51-2
ツェートマイアー・カルテット
トーマス・ツェートマイアー、Jakub Jakowicz(ヴァイオリン)
ルース・キリウス(ヴィオラ)
クリスティアン・エリオット(チェロ)
録音時期:2021年11月
録音場所:ドイツ、ブライバッハ・コンサートホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

