フェイセズ 1969年 未発表リハーサル音源集『Early Steps』2025年11月14日 (金) 発売

フェイセズ 1969年 未発表リハーサル音源集『Early Steps』2025年11月14日 (金) 発売

70年代英国を代表する史上最高のロックンロールバンド、フェイセズ 1970年のデビューアルバム『First Step』リリース直前となる1969年にオリンピックスタジオなどでレコーディングされた初期の貴重な未発表スタジオリハーサル音源がライノレコードよりリリースされる。『First Step』収録曲の初期テイクから、のちのアルバム『Long Player』に収められるビッグ・ビル・ブルーンジーのカヴァー「I Feel So Good」、オリジナルアルバム未収録の「Train」「(That's) Evil」など全10曲を収録。

わずか５年の活動期間で一生分にも値する派手なロックンロールという大花火を打ち上げた、フェイセズ。キツツキ頭、サテンの衣裳、スパンコールにロングスカーフ･･･70年代前半のロックシーンを席巻したルースで粋な５人組は、史上最高のロックンロールバンドの一つとして今もなお多くのアーティストに影響を与えつづけている。

スモール・フェイセズとして活動していたロニー・レーン、ケニー・ジョーンズ、イアン・マクレガンという３人に、ジェフ・ベック・グループのメンバーとして活動していたロッド・スチュワートとロン・ウッドが加わり、新たにフェイセズとして1968年に活動をスタートさせた彼らは、1970年に1stアルバム『First Step』をリリースするのだが、そのフェイセズとしてのデビュー前夜となる彼らの姿を捉えた貴重な音源集『Early Steps』が今回登場することとなった。

ここで聴けるのは、1969年にロンドンのバーンズにあるオリンピックスタジオで行なわれたセッション音源やバーモンジーにあるローリング・ストーンズの倉庫で行われたリハーサル音源など、バンド自身が所有するカセットテープに収められていた、今まで世に出ることのなかった非常に貴重な音源ばかりだ。彼らが華麗なるデビューを飾る前夜の姿を生々しく捉えた、まさに歴史的文献ともいえる作品だ。

この『Early Steps』は、メンバーとともに60年代のロンドンへタイムスリップし、バーンズからテムズ川沿いを歩いてバーモンジーまで歩き、そこで行われていたセッションやリハーサルを生々しく体感させてくれる貴重な作品だ。まさに彼らが華麗なる「最初の一歩＝FIRST STEP」を踏み出す直前の「初期段階＝Early Steps」の姿を捉えたこの作品は、ファンにとってはたまらない音源集となるはずだ。

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