【発売】サヴァール/ハイドン:オラトリオ『四季』(2SACD)
2025年08月07日 (木) 20:45 - HMV&BOOKS online - Classical

哲人音楽家サヴァール、ハイドンの『四季』を録音!
音楽史譚からロマン派交響曲まで、ヴィオラ・ダ・ガンバから指揮まで、さらには難民のミュージシャンたちとの素晴らしい共演など、「多彩な」などという言葉ひとつでは表しきれない活動を展開しているジョルディ・サヴァール。ハイドンの『四季』に新たな光を当てる新作アルバムの登場です。サヴァールは伝統を尊重しつつもこの名作に新たな生命を吹き込みます。サヴァールが録音の場としてしばしば選ぶカルドナ修道院の音響が、音だけでなく、感情的な表現までも豊かに増幅しているようで、サヴァールの鋭い感性が引き出す表現を最高のかたちで引き立てます。
『四季』は世俗的でありながら深く精神的なオラトリオであり、自然、農作業、祭り、嵐、時間の経過、希望、反省、感謝といった要素が、ハイドンの成熟した交響的言語と、色彩豊かで個性的な声楽書法によって描かれています。繊細でデリケートなメロディから、 民謡に起源を持つメロディ、さらに動物の鳴き声や、例えば「夏の嵐」のような印象的な描写まで、目の前に豊かな世界が広がります。これまでにサヴァールは『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』の器楽版とオラトリオ版の両方や、『天地創造』を手掛けてきましたが、この『四季』は崇高なものと大衆的なものを巧妙かつ洗練された作曲スタイルで大規模に融合させた点で特別だと語るサヴァール。手兵ラ・カペラ・ナシオナル・デ・カタルーニャ、ル・コンセール・デ・ナシオン、そしてそれぞれの団体にアカデミー生として参加している若者たち(YOCPAアカデミー)、そして独唱者たちと、2024年2月に演奏会ツアー、そして同年4月に録音に臨むという理想的で豊かな準備時間を経て、ハイドンの作品の美しさと豊かさが、最大出力で表現されています。(輸入元情報)
【参考動画】ドレスデン公演のリハーサルより
【収録情報】
● ハイドン:オラトリオ『四季』 Hob.XXI-3
Disc1: 第1部『春』、第2部『夏』
Disc2: 第3部『秋』、第4部『冬』
リナ・ジョンソン(ソプラノ/シモンの娘ハンネ)
ティルマン・リチディ(テノール/ルカス)
マティアス・ヴィンクラー(バリトン/農夫シモン)
ラ・カペラ・ナシオナル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン
(両アンサンブルにYOCPAアカデミー生が参加)
リナ・トゥール・ボネ(コンサートマスター)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
録音時期:2024年5月18-23日
録音場所:カタルーニャ、カルドナ修道院教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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