ラモン・ガンバ&オウル・シンフォニア/『フィンランドの絵画』
2025年06月13日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ラモン・ガンバ&オウル・シンフォニア/フィンランドの絵画
2023年発売の『フィンランドの序曲集』に続く、ラモン・ガンバとオウル・シンフォニアによるフィンランドゆかりの作品を集めた1枚。四季や風景をテーマにした多彩で詩的な小品が収録されています。
アルバム・タイトルはセリム・パルムグレン[1878-1951]の交響的絵画『フィンランドから』から採られており、これは四季の移ろいを描いた4つの楽章で構成された、自然への賛美と豊かな色彩感にあふれた組曲。オウル出身のレーヴィ・マデトヤ[1887-1947]による『田園組曲』は、1916年のピアノ曲集をもとに1933年に編曲された作品で、澄んだ夜明け、遊び心、広大な風景と孤独感、そして優雅で洗練された舞曲といった詩情豊かな世界が描かれています。一転、彼の『悲しむマリア』はフィンランド内戦間近の不穏な空気を反映した作品です。他には、ジャン・シベリウス[1865-1957]が義兄アルヴィド・ヤルネフェルトの戯曲のために作曲した『鶴のいる風景』、そして「フィンランド音楽の父」と称されるロベルト・カヤヌス[1856-1933]の、民俗的要素を色濃く反映した『フィンランド狂詩曲第2番』など、自然や伝承に根ざした作品が並びます。さらに、斬新な作風が知られるヴァイノ・ライティオ[1891-1945]の作品も含まれており、フィンランドの管弦楽作品の多彩で魅力的な姿を多角的に紹介する内容となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. パルムグレン:交響的絵画『フィンランドから』 Op.24(1904)
春の夢
民謡のスタイルによるメヌエット
落ち葉のダンス
そり遊び
2. マデトヤ:田園組曲 Op.34(1933)
朝
カプリース
伝説
ワルツ
3. ライティオ:牧歌(1938)
4. カヤヌス:アダージェット(1913)
5. ライティオ:スケルツォ『飼い猫』(1935)
6. シベリウス:劇音楽『クオレマ(死)』 Op.44〜第2曲『鶴のいる風景』(1906)
7. カヤヌス:フィンランド狂詩曲 第2番ヘ長調 Op.8(1886)
8. マデトヤ:悲しむマリア(スターバト・マーテル) Op.27-2
オウル・シンフォニア(リーダー:ミッコ・ソッリ)
マデトヤ音楽高校少女合唱団(8)
ソマ・アンサンブル(8)
エリナ・カルキ(合唱指揮:8)
ラモン・ガンバ(指揮)
録音時期:2024年5月27-30日
録音場所:フィンランド、オウル、Madetoja Concert Hall, Oulu Music Centre
録音方式:ステレオ(デジタル)

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