【発売】チャーリー・シーム/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他
2025年06月05日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

珍しいエネスコのカデンツァを採用したブラームスのヴァイオリン協奏曲!
1986年ロンドン生まれの若きヴァイオリニスト、チャーリー・シームは3歳からヴァイオリンを始め、1998年から2004年までロンドンの王立音楽大学でイツァーク・ラシュコフスキに、2004年からはシュロモ・ミンツに師事。ロンドン響、ロッテルダム・フィル、ロイヤル・フィルといった主要なオーケストラと共に、シャルル・デュトワ、エドワード・ガードナー、ズービン・メータ、ヤニク・ネゼ=セガン、ロジャー・ノリントンら数々の巨匠たちと共演を重ねています。「Signum Classics」からはピアニストのイタマール・ゴランとのデュオ・アルバムを2枚、オレグ・カエターニ&フィルハーモニア管とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のアルバムをリリースし、いずれも高い評価を獲得してきました。
再びカエターニ&フィルハーモニア管との共演が実現した今回、取り上げたのはブラームスのヴァイオリン協奏曲。第1楽章のカデンツァをブラームス自身が書かなかったため、もっとも頻繁に演奏される初演者ヨアヒムによるものに始まり、アウアーやイザイ、クライスラー、20世紀に入ってからはハイフェッツやミルシテインなどあらゆる人物がカデンツァを書いており、その種類の多さでもよく知られています。
そんな中、今回シームが採用したのはメニューインにも支持されていたというジョルジュ・エネスコによる珍しいカデンツァ。用意した楽譜はエネスコが1946年5月にモスクワでオイストラフのために書いた自筆譜を音楽学者、ジャーナリストのアナ=アレクサンドラ・フォン・ビューローと作曲家、指揮者であるフランク・ヘッケルが2021年に起こした版が使用されており、このヴァージョンによるものはこれが世界初録音となります。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(カデンツァ:ジョルジュ・エネスコ)
● エネスコ:バラード Op.4a
● エネスコ:アリアとスケルツィーノ
チャーリー・シーム(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
オレグ・カエターニ(指揮)
録音時期:2024年8月27,28日
録音場所:イギリス、クロイドン、フェアフィールド・ホールズ
録音方式:ステレオ(デジタル)
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