【映像】宮城聰演出、ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊/モーツァルト:『ポントの王ミトリダーテ』
2024年10月09日 (水) 16:15 - HMV&BOOKS online - Classical
ベルリン国立歌劇場史上初!
日本人演出家、宮城 聰による『ポントの王ミトリダーテ』
鬼才マルク・ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊による新鮮なモーツァルト
タイトルロールはサモア出身の逸材ペネ・パティ
ベルリン国立歌劇場によるモーツァルト初期の傑作『ポントの王ミトリダーテ』の新演出が映像としてリリースされます。モーツァルトが14歳の時に作曲した本作は、愛と権力、そして裏切りを描いた悲劇的な物語で、ひとりの女性をめぐって王とその2人の息子を中心に展開します。
演奏は、鬼才マルク・ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊、そしてタイトルロールのサモア出身のテノール歌手ペネ・パティをはじめとした豪華歌手陣。さらに2007年4月から「SPAC(静岡県舞台芸術センター)」の芸術総監督を務める演出家、宮城 聰と日本制作チームによる上演。ベルリン国立歌劇場が日本人演出家を招くのは同歌劇場280年の歴史上初めてのこと。宮城 聰は第二次世界大戦末期の日本を想起させる演出で、繰り返される戦争と復讐の連鎖を描いています。本上演は2020年11月に初演予定でしたが、コロナ禍で度重なる延期を経てようやく実現したものです。
【あらすじ】
紀元前の黒海沿岸にあったポントの王ミトリダーテの歴史物語。ミトリダーテはローマ軍との戦いに出陣する際に、若い許嫁のアスパージアを2人の息子に託し、自分が戦死したと嘘の報告を流して息子達のアスパージアに対する態度を試そうとする。かねてからアスパージアに思いを寄せていた長男ファルナーチェは強引に彼女に結婚を迫り、彼女を守ろうとする次男シーファレと対立する。シーファレと惹かれ合うアスパージア、そこへ帰還するミトリダーテ。シーファレは父への忠誠心と愛の間で苦しむ。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『ポントの王ミトリダーテ』全曲
ペネ・パティ(ミトリダーテ)
アナ・マリア・ラビン(アスパージア)
アンジェラ・ブラウアー(シーファレ)
ポール・アントワーヌ・ベノス=ジアン(ファルナーチェ)
サラ・アリスティドゥ(イズメーネ)
サヒー・ラティア(マルツィオ)
アドリアーナ・ビニャーニ・レスカ(アルバーテ)
杉山 賢(俳優)
ルーヴル宮音楽隊
マルク・ミンコフスキ(指揮)
演出:宮城 聰
舞台:木津潤平
美術:深沢 襟
衣裳:高橋佳代
照明:イレーネ・セルカ
振付:太田垣悠
収録時期:2022年12月
収録場所:ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:ティチアーノ・マンチーニ
収録時間:161分
画面:カラー、16:9
字幕:伊(歌唱言語)英、独、仏、西、韓、日


