フィル・マンザネラ「クワイエット・サン」「801」名盤２タイトル 紙ジャケットハイブリッドSACD 2024年４月26日 (金) 発売

フィル・マンザネラ率いる「クワイエット・サン」「801」名盤２タイトル 紙ジャケットハイブリッドSACD 2024年４月26日 (金) 発売

ロキシー・ミュージックでの活動で広く知られるギタリスト／コンポーザー／プロデューサー、フィル・マンザネラ。1976年の「クワイエット・サン」名義によるソロアルバム『Mainstream』と、ロキシー解散直後にブライアン・イーノらと結成したプロジェクト「801」による1976年のライヴ盤『801 Live』が、2010年のリマスター素材を使用した世界初のハイブリッドSACDでリリースされる。

いずれも、帯付きのＥ式ダブル紙ジャケット仕様。日本語解説付きの国内仕様輸入盤。

Mainstream / Quiet Sun

フィル・マンザネラは、ロキシー・ミュージック参加以前にカンタベリーロックをベースとしたクワイエット・サンというバンドを率いて活動。その後1975年に、初ソロアルバム『Diamond Head』の制作にクワイエット・サンのメンバーを招聘。このアルバムと並行してクワイエット・サンのアルバムも制作する。そして初ソロアルバムと同時にリリースされたのがこの『Mainstream』である。

ゲストにブライアン・イーノとビル・マコーミック (ex. マッチング・モウル) を迎えて、２日間計12時間で制作されたこのアルバムは、キング・クリムゾンを彷彿とさせるアグレッシヴなロックサウンドとカンタベリー系の繊細でテクニカルなジャズロックサウンドが融合しており、アルバム全編でテンションの高いパフォーマンスを聴かせる。

Live / 801

フィル・マンザネラとブライアン・イーノによって結成された「801」は、カーヴド・エアのフランシス・モンクマン (key) やマッチング・モウルのビル・マコーミック (b, vo)、若手実力派ドラマーとして頭角を現わしてきたサイモン・フィリップスといったブリティッシュロックシーンの強者たちをメンバーに迎えて 1976年に結成されたスーパーバンドである。

ライヴ性を意識したバンドであるだけにスタジオ作品は制作せず、わずか３回のライヴのみでバンドは解散する (後の1977年に異なるメンバーで再結成)。その３回のライヴの最終日となるロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでのコンサートはライヴレコーディングされ、バンドの唯一の記録としてリリースされた。フィル・マンザネラとブライアン・イーノの楽曲を中心に、ビートルズやキンクスのカヴァーナンバーも大胆なアレンジで披露したセットリストを完全収録している。

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