ジャズロック〜プログレファンからも支持を得る ツトム・ヤマシタ (Stomu Yamashta) 1972〜76年 Island期アルバム７作品を最新リマスターでパッケージ

ツトム・ヤマシタ (Stomu Yamashta) 1972〜76年 Island期アルバム７作品を最新リマスターでパッケージ

民俗音楽、電子音楽、ジャズロックなど多岐にわたるジャンルを横断しながら海外を拠点に活動し、数々の名作を世に送り出してきた日本人打楽器奏者 ツトム・ヤマシタ (Stomu Yamashta)。1972〜76年にかけて Island レーベルより発表されたアルバム７作品を2022年最新リマスターで格納したCD７枚組ボックスセットが登場。

とりわけロックリスナーに引く手あまたなのは、”Stomu Yamashta's East Wind” 名義による73年の『Freedom Is Frightening』、ジャズロック〜プログレ的性格の強いプロジェクト ”Go” による76年発表の『Go』、同年６月パリのパレ・デ・スポール公演を収録した『Go Live from Paris』の３タイトル。

『Freedom Is Frightening』には、ソフト・マシーンのヒュー・ホッパー (b)、アイソトープのゲイリーボイル (g) が、また『Go』『Go Live from Paris』には、トラフィック解散後のスティーヴ・ウィンウッドをはじめ、元サンタナ・バンドのマイケル・シュリーヴ (ds) や、アル・ディ・メオラ (g)、クラウス・シュルツェ (key) といったビッグネームが参加。当時における「ツトム・ヤマシタの世界」に対する海外からの注目度や評価の高さを感じさせる。

マレー・ヘッドとマキシン・ナイチンゲールがヴォーカリストとして参加した75年の『Raindog (雨犬)』も、ファンクやアフログルーヴのエッセンスが散りばめられたプリミティヴなジャズロックの佳作。

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