ヴァレリー・カーターの未発表レア音源集第２弾『The Lost Tapes Vol.２』 ハウディ・ムーン時代の盟友ジョン・リンドとの未発表デュエットなど全12曲を収録

各メディアで絶賛されたヴァレリー・カーターの未発表レア音源第２集『The Lost Tapes Vol.２』発売

2017年３月４日に急逝したLAのシンガーソングライター、ヴァレリー・カーター。翌2018年に日本先行で発売され、各音楽メディアで絶賛された彼女の未発表レア音源集『The Lost Tapes』シリーズの第２弾が登場。好セールスを記録した前作から４年、新たなヴァレリー・カーター伝説が始まる。

1974年、元フィフス・アヴェニュー・バンドのジョン・リンドと組んだハウディ・ムーンでレコードデビュしたヴァレリー。77年にはEW＆Fのモーリス・ホワイト、リトル・フィートのローウェル・ジョージらのプロデュースによる１stソロアルバム『Just A Stone's Throw Away: 愛はすぐそばに』が話題を呼び、TOTOのメンバーらが参加した78年の２ndアルバム『Wild Child』で西海岸の実力派シンガーとしての評価を決定付けた。

ソロ活動のみならず、バックグラウンドシンガーとしても引っぱりだこで、ジェイムズ・テイラー、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンほか数多くのアーティストのレコードやコンサートに参加。誰からも愛されたヴァレリーは、スティーヴィ・ウィンウッドのヒット曲「Valerie: 青空のヴァレリー」はそんな彼女のことを歌ったものだった。またソングライターとしても、EW＆F、ジャクソン・ブラウン、シェール、ブラザーズ・ジョンソンらの曲を手がけている。

Falling Down on You

今回の『The Lost Tapes Vol.２』には、今年１月に他界した旧友ジョン・リンドとの未発表デュエット曲、プラシド・ドミンゴのための未発表デモ、さらに、ジャクソン・ブラウンやハース・マルティネスとのデュエット、アル・クーパーとの共演、ソロデビュー以前にジョン・リンドと組んでいたハウディ・ムーン時代の楽曲など既発アルバムからの曲も収録。

参加ミュージシャンやバックの面々も豪華。先述のジョン・リンド、ジャクソン・ブラウン、ハース・マルティネス、アル・クーパーのほか、ヴァン・ダイク・パークス、ラリー・ジョン・マクナリー、バジー・フェイトン、レイ・パーカーJr.、ジェイムズ・ギャドソン、ビル・ペイン、タワー・オブ・パワーなどがレコーディングに参加している。

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