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ベルリン・フィル・ラウンジ特別号 「カラヤン 放送録音集成 第1集 1953-1969」がリリース!

Monday, March 24th 2025



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ベルリン・フィル&HMV&BOOKS online提携ページ『ベルリン・フィル・ラウンジ』
 「カラヤン 放送録音集成 第1集 1953?1969」がリリース


  ベルリン・フィル・レコーディングスより、新タイトル「カラヤン 放送録音集成 第1集」がリリースされました。かつての首席指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルの放送用ライヴ録音を集成したボックスセットです。第1弾は24枚のSACD Hybridで構成された1950?60年代編。そのほとんどが初出で、まさに歴史的遺産というに相応しいセットといえるでしょう。
  当時、カラヤンとベルリン・フィルのコンサートの多くは、RIAS(西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局)とSFB(自由ベルリン放送協会)などのラジオ局で放送されていました。当エディションは、ベルリンに残っているこれらの放送録音をすべて集め、現存する最良の音源を用いてセット化するという初の試みです。
  カラヤンのライヴの魅力を、ベルリン・フィルメディア部門代表のフィリップ・ボーネン(ヴァイオリン)とオラフ・マニンガー(ソロ・チェロ奏者)は、こう述べます。「特に素晴らしいことが起きたのは、カラヤンが本番の舞台で音楽家たちを信頼し、手綱を緩めるだけでなく、ほとんど完全に放してしまったときでした。彼のライヴ公演の比類ない魅力は、リスクをいとわない姿勢と失敗の危険性が根底にあるのです」



  ハードカバー装丁のデザインは、画家で彫刻家のトーマス・シャイビッツによるもの。この壮大なカラヤン・エディションは今後70年代編、80年代編へと続く予定です。

商品ページ
 デジタル・アルバム「ベルリン・フィルのソロ奏者たち」

ノア・ベンディックス=バルグリー独奏によるモーツァルトとシニガーリャ アミハイ・グロス独奏によるウォルトンとマルティヌー マリー=ピエール・ラングラメ独奏によるヘンデルとタイユフェール

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  昨年設立10周年を迎えたベルリン・フィル・レコーディングスが、ベルリン・フィルのソロ奏者に焦点を当てたデジタル・アルバムシリーズをスタートしました。
  第一弾は第1コンサートマスター、ノア・ベンディックス=バルグリーのアルバムで、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番と、2021/22年シーズンに「ロスト・ジェネレーション」のシリーズの一環として取り上げられたイタリアのユダヤ系作曲家レオーネ・シニガーリャ(1868?1944)による興味深いカップリングです。
  第1ソロ・ヴィオラ奏者のアミハイ・グロスのアルバムは、ウォルトンのヴィオラ協奏曲とチェコ出身の作曲家、マルティヌーの「ラプソディ・コンチェルト」による組み合わせ。最近リリースされたハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメのアルバムでは、ヘンデル「ハープ、弦楽と通奏低音のための協奏曲」と、ベルリン・フィル初演となったタイユフェール「ハープと管弦楽のためコンチェルティーノ」の2作品で、彼女の繊細かつダイナミックな演奏をお楽しみいただけます。
  当デジタル・アルバムはベルリン・フィル・レコーディングスのウェブサイトより購入できるほか、Apple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスでも配信されています。ベルリン・フィルのソロ奏者の妙技を味わえるシリーズに今後もどうぞご期待ください。

ベルリン・フィル・レコーディングスのウェブサイト(外部サイトが開きます)
 カラヤン 放送録音集成 第1集


3,300回を超える実演
カラヤンが生涯に最も多くの時間を割いたのは、わかっているだけでも3,300回以上に達するコンサートやオペラ、放送での指揮と、その準備としてのリハーサル、そしてその前段階として、歌詞まで記憶してしまうほど徹底的な楽譜の勉強でした。各地への移動も含めてかなりの時間と手間を要するこれらの仕事に、膨大な商業録音スケジュールまで組み込んでいたのですから、カラヤンの能力は凄いというほかありません。

コンサート
多数の聴衆を前に演奏者全員が正装するコンサートと、複数のセッションを繋いでミスなく仕上げるスタジオ演奏では、演奏者の置かれる状況が大きく異なります。
  そのため、同じ演奏家の同じ時期でもライヴ録音とスタジオ録音には少なからぬ差が生じ、さらに年代やホール、リハーサル条件などが異なれば違いも大きくなるため、その比較が楽しいところでもあります。

コンサート録音の魅力
通し演奏の場合は、精度よりも全体の流れが重視され、表現の振れ幅が拡大し、ソロの自由度が増しているケースが多く見られます。ベルリン・フィルのように名手が多く在籍するオーケストラでは、そうした歴代の名手たちの演奏を味わうのも大きな魅力となっており、同曲比較の楽しみももたらしてくれます。
  今回のセットでは、ベートーヴェンの第9が3種類、英雄が2種類、ブラームス4番が2種類、チャイコフスキー5番が2種類収められているので、そうした違いを比較することが可能です。
  また、実演の場合は、プログラムに変化をもたらすために珍しい曲をとりあげるケースもあり、ここでもリゲティのアトモスフェール、ベネットのオーバード、リーバーマンのカプリッチョというそれぞれ個性的な作品を収録しています。
 1953年9月8日、ティタニア・パラスト

Disc1
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』


ベルリン芸術週間でのモノラル録音。戦前の1938年9月を最後に、フルトヴェングラーによってベルリン・フィル演奏会から締め出されていたカラヤンが15年ぶりに復帰。戦中・戦後のさまざまな困難をなんとか乗り越え、持てる力をフルに発揮できるようになった1950年代のカラヤンの実力は驚くべきものでした。ここでの強靭な演奏を聴くと、カラヤンが揺るぎのないヴィジョンを楽員に明確に示してまとめあげていたことがうかがえます。この曲はカラヤンの得意曲だけに数多くの録音が存在しますが、きっぱりとした飾り気の無さ、各パートがせめぎ合うかのような緊迫感の凄さはこれが一番です。


 1954年11月22日、ベルリン高等音楽院

Disc1
ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲

定期演奏会でのモノラル録音。戦後、自分を救ってくれたイギリスへの感謝の気持なのか、カラヤンは1948年2月から1955年11月までタリス幻想曲をよく指揮していました。16世紀の旋律を美しい幻想曲に仕立て上げたこの作品でのカラヤンの解釈は情熱的なもので、戦後間もない時期のカラヤンの姿勢が示されているかのようです。


 1955年2月22日、ベルリン高等音楽院

Disc2
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜前奏曲とイゾルデの愛の死

定期演奏会でのモノラル録音。トリスタンとイゾルデの最初と最後を繋げたオーケストラ・レパートリーをベルリン・フィルの実演で。トリスタンとイゾルデはフィデリオ、マイスタージンガーと並ぶカラヤンのオペラ指揮者としての出世作。


 1956年1月21日、パウルス教会ゲマインデハウス

Disc2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
放送用のモノラル録音。ピアノはヴィルヘルム・ケンプ。ベルリン・フィルは戦後、大切な収入源としてアメリカ占領軍地区放送局(RIAS)の仕事も積極的におこなっていましたが、そこでの演奏は基本的に通しなので本番さながらの仕上がりとなっているのが特徴です。交響曲第41番は、全部で10種類ほどあるカラヤンの録音の中でも最も覇気に富む仕上がりであり、終楽章でのエキサイトぶりなどこれが一番です。
  ピアノ協奏曲は、アーヘン時代にも同曲などで共演しているケンプを独奏者に迎えての演奏。ケンプにはケンペン指揮ドレスデン・フィルと共演した有名な1941年のポリドール録音もありましたが、ここでのカラヤンとの共演はより力強くスケールアップしており、たとえば第1楽章のケンプ自作のカデンツァも加筆増強して「68秒」から「103秒」にパワフルに拡大するなど、ケンプのこの曲の解釈がよりドラマティックになっていることを痛感させます。


 1956年12月10日、ベルリン高等音楽院

Disc3
R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』 Op.60〜『すべてのものが清らかである国が』
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。チャイコフスキー5番は1929年から指揮している得意曲。ナクソス島のアリアドネは1912年の初演時には演劇と一緒だったため6時間近くもかかって不評で、その後改作を重ねて1916年に現行版となりますが、結局、戦前戦中は人気が出ずじまい。戦後はその身軽な編成もあって注目されるようになり、カラヤンも、1948年にこのアリアをチェボターリ、ウィーン・フィルでEMIに録音し、1954年には全曲をフィルハーモニア管、シュヴァルツコップらとEMIに録音していました。


 1957年2月19日、ベルリン高等音楽院

Disc4
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100

フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。カラヤンがプロコフィエフ5番を最初に指揮したのは前年2月のウィーン交響楽団とのコンサートでした。


 1957年4月25日、ベルリン高等音楽院

Disc5
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ゴットロープ・フリック(バス)
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団(合唱指導:カール・フォルスター)
ベルリン・フィル創立75周年記念演奏会でのモノラル録音。合唱には東ベルリンの聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団を起用。当時はベルリンの壁が無く、東ベルリンと西ベルリンの行き来が容易だったため、カラヤン以外にも、ベームやフリッチャイ、クリュイタンス、マルケヴィチなど多くの指揮者と共演しています。独唱は全員カラヤンと親しいオペラ歌手。


 1957年5月25日、ベルリン高等音楽院

Disc6
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82

グレン・グールド(ピアノ)
フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。カラヤンとグールドの最初の共演。後半のシベリウスを、グールドは録音ブースでカラヤンの指揮をつぶさに見ながら演奏に接し、「生涯で本当に忘れられない音楽的かつ劇的体験の一つ」と述べています。


 1959年9月20日、ベルリン高等音楽院

Disc7
ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調 Op.6-5, HWV.323
ロルフ・リーバーマン:ソプラノ、ヴァイオリン、管弦楽のためのカプリッチョ
シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120

イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ベルリン芸術週間でのモノラル録音。珍しいロルフ・リーバーマンのヴォカリーズ作品、カプリッチョは、ペトルーシュカを思わせる部分もある楽しい曲調で、エンディングはプロコフィエフのピアノ協3番にも似ています。シューマン4番は1938年にアーヘンでとりあげて以来20年指揮してきた得意曲。ヘンデルの:合奏協 Op.6-5も1941年にアーヘンで指揮したのが最初。


 1961年10月10日、ベルリン高等音楽院

Disc8
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲

フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。ブラームス4番は1938年ベルリン・フィル、牧神の午後への前奏曲は1934年ウィーン・フィル、ダフニスとクロエは1938年アーヘンが最初で、どれも得意曲。


 1963年3月1日、ベルリン高等音楽院

Disc9
バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243

マリア・シュターダー(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ルイジ・アルヴァ(テノール)
ヴァルター・ベリー(バス)
エディト・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)
ヘルムート・シュレーフォークト(オーボエ・ダモーレ)
フリッツ・ヴェーゼニック、ヘルベルト・ロッツォル、カール・プファイファー(ピッコロ・トランペット)
RIAS室内合唱団(合唱指導:ギュンター・アーント)
フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。合唱はRIAS室内合唱団。マニフィカトのテキストはカトリックの晩課のためのものなのでラテン語ですが、ルター派でも英国教会でも受け入れられ、多くの作品が演奏されています。バッハのマニフィカトはその代表的なもので、トランペットやティンパニが活躍する華やかさもあってかカラヤンも好んでおり、1953年にローマRAIで演奏したのを皮切りに、ウィーン、ベルリン、ルツェルン、エディンバラでも指揮しています。


 1963年10月15日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc10
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ジークリンデ・ヴァーグナー(メゾ・ソプラノ)
ルイジ・アルヴァ(テノール)
オットー・ヴィーナー(バス・バリトン)
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団
RIAS室内合唱団(合唱指導:ギュンター・アーント)
フィルハーモニー開場記念コンサートでのステレオ録音。合唱にはRIAS室内合唱団に加え、ベルリンの壁が建設される前には何度も共演していた東ベルリンの聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団を起用しています。背景には、当時のベルリン市長が融通の効くヴィリー・ブラントであったことや、西ドイツ首相で対東独強硬派で知られたアデナウアーが87歳になって軟化していたことがあります。カラヤンとしても5年ぶりの共演は嬉しかったのではないでしょうか。
  ちなみに聖ヘトヴィヒ大聖堂は、バッハとの共演でおなじみのフリードリヒ大王がシレジアからベルリンに移住させたカトリック教徒のために建設させた大聖堂で、宗教改革後にプロテスタントの支配する領邦で初めて建設されたカトリックの大型施設でもあります。
  なお、聖ヘトヴィヒ大聖堂は1943年に英米軍の空爆によって破壊されていますが、東ドイツと西ドイツの間に国境が設定された1952年に東ドイツ政府により再建が開始され、11年後の1963年11月に完成、この演奏の2週間後にベルリン大司教区に奉献されているので、合唱団員の気持ちも晴れやかだったことでしょう。独唱は全員カラヤンと親しいオペラ歌手。


 1964年5月5日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc11-12
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
R.シュトラウス:4つの最後の歌
R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40

ローター・コッホ(オーボエ)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)

フィルハーモニー・コンサートでの録音。オーボエ協は1957年に首席奏者に選ばれたローター・コッホのためにとりあげていた曲。4つの最後の歌はシュヴァルツコップ、フィルハーモニア管と1956年に共演したのが最初で、これはその8年後に同じシュヴァルツコップと共演した演奏。英雄の生涯は1933年にウルム市立劇場で増員したオケで開催したシンフォニーコンサートでとりあげて以来お気に入りの得意曲。


 1965年2月25日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc12-13
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(ハース版)

フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。1937年のアーヘンから1989年のVPOニューヨーク公演まで半世紀に渡って指揮した得意曲。


 1965年9月23日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc14
モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調 K.287
ベネット:管弦楽のためのオーバード
ドヴォルザーク9番 Op.95「新世界より」

フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。モーツァルトのディヴェルティメント第15番は1941年シュターツカペレ・ベルリン、新世界交響曲は1937年アーヘンが最初で、どちらも生涯に数多く演奏。珍しいリチャード・ロドニー・ベネット[1936-2012]のオーバードはベネットの師でもあるジョン・ホリングスワース[1916-1963]の47歳での死を悼んで書かれた作品。


 1965年12月30日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc15
R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30
R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35

ピエール・フルニエ(チェロ)
ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)
フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。ツァラトゥストラは1940年シュターツカペレ・ベルリン、ドン・キホーテは1939年アーヘンが最初。どちらもカラヤンの名を高めた得意曲。



 1967年10月22日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc16-17
モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(ハース版)

イェルク・デムス、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・フォン・カラヤン(ピアノ)
フィルハーモニー・コンサートでのステレオ録音。3台のピアノのための協は1955にウィーン響との公演以来1976年まで21回演奏したイベント性の高い曲。ピアノは、デムス、エッシェンバッハ、カラヤン。
  ブルックナー4番は1936年にアーヘンでとりあげたのが最初でした。


 1968年1月1日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc18
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ジェス・トーマス(テノール)
ヴァルター・ベリー(バリトン)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(合唱指導:ヴァルター・ハーゲン=グロル)
フィルハーモニー・コンサートでのステレオ録音。1967年大晦日公演の翌日の元日公演。カラヤンが1964年から1980年まで指揮していたベルリン・ドイツ・オペラの合唱団を起用。独唱は、全員カラヤンと親しいオペラ歌手。


 1968年9月28日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc19-20
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

ゲザ・アンダ(ピアノ)
ベルリン芸術週間でのモノラル録音。ブラームス4番は1938年ベルリン・フィル、ピアノ協2番は1938年アーヘンでとりあげて以来、どちらも30年指揮してきた得意曲。ゲザ・アンダはカラヤンと相性が良く数多く共演しています。


 1968年9月30日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc21
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73

ベルリン芸術週間でのステレオ録音。ブラームス3番は1936年アーヘン、ブラームス2番は1935年アーヘンでとりあげて以来、どちらも30年以上指揮してきた得意曲。


 1969年1月5日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc22
ヘンデル:合奏協奏曲ハ短調 Op.6-8, HWV.326
リゲティ:アトモスフェール
シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調 D.944『グレート』

フィルハーモニー・コンサートでのステレオ録音。アトモスフェールは1969年が唯一の機会。通常のコンサートなので、最大87段に達するこの作品を暗譜で指揮したのだとしたら驚異的ですが、それ故に唯一の機会だっのかも知れません。ヘンデルはおそらく1968年サンモリッツでのDG録音の際に公演もおこなっていたのでこれが2度目の機会。シューベルトは1937年にアーヘンで最初にとりあげた得意曲。


 1969年2月3日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc23
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

フィルハーモニー・コンサートでのモノラル録音。管弦楽のための変奏曲は1962年にベルリン・フィルと演奏したのが最初で1973年まで計8回指揮。チャイコフスキー5番は1929年アーヘンで最初に指揮して以来40年振り続けている得意曲。


 1969年9月21日、ベルリン・フィルハーモニー

Disc24
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

ベルリン芸術週間でのステレオ録音。弦チェレは1948年ウィーン・フィルが最初で、以後1975年までの27年間で28回指揮。ベートーヴェン3番は1931年ウルム市立劇場で増員したオケで開催したシンフォニーコンサートでとりあげて以来38年間振り続けてきた得意曲。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 ホール情報

 ティタニア・パラスト

1928年開場。大ホールの戦後の席数は2,071。1954年まで9年間ベルリン・フィルの主要拠点。無声映画時代の豪華な映画館で、当初は60人編成の劇伴オーケストラが専属。ステージは伝統的な楽器編成のオーケストラであれば70人くらいまで対応可能。演劇やオペレッタ上演も想定されていたため残響は少なめ。
  戦後初、1945年5月26日のベルリン・フィル演奏会を指揮した新音楽監督のボルヒャルト[1899-1945]は、戦前はクレンペラーに信頼されクロールオペラで共に指揮していた人物。ナチ政権下では活動を禁じられ、1938年にレジスタンス・グループ「オンケル・エミール」を結成してベルリンに潜伏。戦後、ボルヒャルトはベルリン・フィルを指揮する傍ら、策士ティーティエンを特権状態から解任させるため告発してもいましたが、1945年8月22日にアメリカ兵により射殺。
 ベルリン高等音楽院

1954年開場。コンツェルトザールは1,360席。1963年まで9年間ベルリン・フィルの本拠地。ベルリン高等音楽院に隣接。最初からコンサート専用ホールとして建設されているため音響は良好。ベルリン高等音楽院の前身は1869年開校の王立音楽アカデミーで、2001年に美術や建築部門にまで範囲を拡大しベルリン芸術大学と改名。ホールも現役。
 ベルリン・フィルハーモニー

1963年開場。コンツェルトザールは2,440席。62年間ベルリン・フィルの本拠地。先代のフィルハーモニーは50年以上本拠地でしたが、破産した屋内ローラースケート場を転用したもので、内容積の大きな一般建築物の常として残響が多すぎたため、1888年に吸音加工を施していました。新しいフィルハーモニーは最初からコンサート専用ホールとして設計されたため、響きが混濁するようなことはなく、ヴィルトゥオーゾ・オーケストラにふさわしい明晰な音響となっています。
 年表(1969年まで)


商品ページに掲載
* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

FEATURED TITLE

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