デュラン・デュラン約6年ぶりの最新スタジオアルバム『Future Past』エロル・アルカン、ジョルジオ・モロダー、マーク・ロンソンをプロデューサーで招聘　リードシングル「Invisible」のMVも公開中

2021年10月22日 (金)　11:00

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デュラン・デュラン約6年ぶりの最新スタジオアルバム『Future Past』完成！リードシングル「Invisible」のMVも公開中

80年代から常に先鋭のアートと最新テクノロジーを駆使しながら新しい “POP” を鳴らしてきたレジェンド、デュラン・デュラン。6年ぶりとなる通算15作目のスタジオアルバム『Future Past』を10/22 (金) (国内盤CDは10/27 〈水〉) にリリースする。

この新作アルバムのアナウンスとともにリリースされたのはリードシングルとなる「Invisible」。ミュージックビデオとともに公開されたこの曲を聴けば、来たるべきアルバムが持つ美意識と世界観が伝わってくるだろう。曲のプロデュースを手がけるのは、バンドとエロール・アルカン。エッジの効いたネオロマンティックなシンセポップに、ダークで先鋭的な実験的要素が加わった彼ららしいサウンドに仕上がっている。

「音の作り方は、デュラン・デュランにとって常に重要なものでした。シングルの『Invisible』では、私たちが望んでいた通りのものを作ることができたと思います。サウンド的にはとても変わったもの。すべての楽器を融合させると、今まで聴いたことのないようなサウンドになると思います」。メンバーのニック・ローズは「Invisible」についてそうコメントしている。

INVISIBLE (Official Music Video)

また世界初の異色コラボレーションにより制作されたミュージックビデオにも注目だ。シュールリアリスティックでダークな映像美を作り出したのは、AI (人工知能) アーティスト ”Huxley”。歴史上最も影響力のある神経科学者の一人、カール・J・フリストンが独自に考案した「能動的推論」と呼ばれる確立された技術を用いて、Huxleyは曲の歌詞や感情的なトーンから複雑な夢の世界を創造し、人間の言語と象徴的な象徴に根ざした概念を想像力の限界を超えた大胆なイメージに変換。その結果、非常に注目すべき新しい形の視覚的言説を生み出したのだ。

アルバムのきっかけになったのは2018年末、EP用の曲を作ろうとスタジオに入ったその4日後に、突如25曲以上もの強力な曲のアイディアができあがったという。そこで彼らは、どれだけ長い時間がかかってもこのアイデアを形にしてアルバムをリリースするということを決意した。そして3年近くの時を経て、2021年、ついに『Future Past』がその全貌を明らかにする。

プロデューサーとして名を連ねるのは、フランツ・フェルディナンドやテンプルズらのリミックスを手がけてきたDJ／プロデューサー、エロル・アルカンに、大御所ジョルジオ・モロダー、そしてマーク・ロンソン。またスペシャルゲストとしてブラーのグレアム・コクソンがギターで参加しているほか、デヴィッド・ボウイでおなじみのキーボード奏者マイク・ガーソン、さらにはゲストヴォーカリストとしてリッケ・リーも加わっている。

40年に亘るキャリアを通し、バンドのサウンドを向上させるために、常に音楽と新技術の両方において先駆的な取り組みを行ってきたデュラン・デュラン。よりポップに、よりシュールに、そしてより美しく、ロマンティックに。彼らが提示する ”新しいポップの定義” が今明らかになる。

ハードカバーブック仕様パッケージのデラックスエディションには、ボーナストラック3曲を追加収録。