大聖堂に美しく響き渡るデュリュフレのレクィエム

Wednesday, August 3rd 2016

デュリュフレ:レクィエム
クレオベリー&ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
フォーレ：レクィエムに続く注目盤

SACDハイブリッド盤。デュリュフレの『レクィエム』室内オケ版に、ピリオド楽器オーケストラである「エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団」を起用した録音の登場。
　デュリュフレのレクィエムは1947年の作。グレゴリオ聖歌も用いた美しい音楽により、フォーレの名作に並び称されるほどの人気を獲得。
　オリジナルはチェレスタやタムタムまで含む大きめの管弦楽編成でしたが、デュリュフレは1961年に、トランペット3本、ティンパニ、ハープ、オルガン、弦楽合奏という編成のヴァージョンも書いており、ここではその楽譜を用いてピリオド楽器オーケストラで演奏しています。 　主役の声楽は、500年以上の歴史を持つケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団。少年合唱の高音域と成人による中低音域による清澄な響きをSACDの高音質録音でクリアに再現。心洗われるような清涼感を味わうことができます。（HMV）

【収録情報】
デュリュフレ:
1.　レクィエム Op.9
2.　グレゴリオ聖歌による4つのモテット Op.10
3.　ミサ曲『クム・ユビロ』 Op.11

　パトリシア・バードン(メゾ・ソプラノ:1)
　アシュリー・リッチーズ(バリトン:1)
　ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
　エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
　スティーヴン・クレオベリー(指揮)

　録音時期:2015年1月
　録音場所:ケンブリッジ、キングズ・カレッジ・チャペル
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
　SACD Hybrid