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ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽第9弾

Friday, February 8th 2013

音楽でスポーツを表現、バレエ界の革命的音楽登場
ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽9


約100年前のパリを席巻したロシア・バレエ団。稀代のプロデューサーだったディアギレフが制作させた数々の作品を再現する好企画も第9弾。今回も名のみ高く、聴く機会の少なかった作品集。まさに大歓迎です。

ミヨーの『青列車』は、ブロニスワヴァ・ニジンスカの振付、ココ・シャネルの衣装、アンリ・ローランスの美術、アントン・ドーリン主演という豪華キャストで1924年6月にシャンゼリゼ劇場で初演されました。『鉄オタ』音楽かと思いきや、タイトルはパリと南仏をつなぐ夜行列車名で、内容はコートダジュールを舞台に美男美女がスポーツに興じるセレブなお話となっています。テニスや水泳を描写するのに、バレエはアクロバティックな演技が要求されるため、今日上演されることはほとんどありませんが、むしろスポーツをオーケストラが描く点に大注目、とんでもなく画期的な音楽と申せましょう。

バランシンの振付で1927年4月にモンテカルロで初演されたソーゲの『牝猫』は、人間の若者に恋した牝猫がアフロディーテに頼んで少女に姿を変えるイソップ童話に基づきます。ロシア・アヴァンギャルドのナウム・ガボとアントワーヌ・ベヴスナーによる、現代のコスプレを先取りしたような透明プラスチック素材による衣装と装置で話題となりました。

1917年4月にローマで初演されたトマッシーニの『上機嫌な婦人たち』はカルロ・ゴルドーニの原作に基づき、スカルラッティのチェンバロソナタ5篇が見事にオーケストレーションされています。トマッシーニはレーガー門下ながら、オーケストレーションは透明で軽やか。トスカニーニが愛奏したといわれる逸品です。

指揮のロベルト・ライマーは1967年生まれ。エッシェンバッハ、カンブルラン、アルブレヒトらのアシスタントを経て、主にオペラ界で活躍する実力派。(キングインターナショナル)

【収録情報】
@ミヨー:青列車(1924)
Aスカルラッティ(トマッシーニ編):上機嫌な婦人たち(1917)
Bソーゲ:牝猫(1927)
 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル
 ロベルト・ライマー(指)

 録音時期:2011年11月、2012年1月
 録音場所:カイザースラウテルンSWRスタジオ
 録音方式:デジタル

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Reimer / Kaiserslauten Swr Radio O: Sauguet, Milhaud, Tommasini: Ballet Music

CD Import

Reimer / Kaiserslauten Swr Radio O: Sauguet, Milhaud, Tommasini: Ballet Music

Ballet & Dances Classical

Price (tax incl.): ¥3,300
Member Price
(tax incl.): ¥2,871

Release Date:30/March/2013

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ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽

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