圧迫面接 =Salyu=
音楽はいろんな方法があっていい<Salyu>
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アーティスト名:マレウレウ
収録作名:『マレウレウ』 試聴曲:「sonkayno」
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Salyu:これはなんですか?
高根:アイヌの伝統的な歌の再生と伝承をテーマに活動している女性ユニット、マレウレウです。“様々なリズムパターンで構成されており、天然トランスな感覚が特徴の輪唱などアイヌルーツの音楽を再生する貴重なグループ”です。先日、ライブを観たら、すっごい良くてビックリ! 観客が輪唱に参加して、ワークショップみたいになっているんですよ。そういうのってスピリチュアル入ってるんじゃないの?って今まで毛嫌いしてたんですけど、実際参加するとすんごい楽しい!俺が求めていたのはコレだと。 最近音楽に新鮮味を感じなくなってきてたんですけど、これは本当に素晴らしかったです。
Salyu:輪唱、気になってます。エフェクター使って一人でできないかなと思ったり。この方々は北海道の方なんですよね。やっぱり、“立地の一致”みたいなものってあるよね。その民族音楽が生まれた現地に行ったこともないのにカバーするっていうのは違うと思うし。歴史や先人への想いがあるのとないのとでは、全然違うと思います
高根:もちろん北海道出身でアイヌ音楽を伝承したい想いがあるんだろうけど、マレウレウは普通にポップスを聴いてそうな、ごく普通の女性たちなんですよね。ブログを見ても「今日のトリートメントは」とかそんなことしか書いてないし。一部の民族音楽が持っているある種の排他性がイヤだったんですけど、そういうのが全然なくて、普通なところがイイ! とにかく、みんなで音楽を共同体験できるのがいいんです。ライブを観ると、ダンスミュージックを聴いている人もハマるんじゃないかな。
宮崎:(試聴中)ゾクゾクする
Salyu:野外のイベントで観たいですね。
高根:沖縄にも輪唱をやってる民族音楽のグループがあるらしいんで、チェックしてみるつもり。アラビアとかその他の民族音楽も掘ろうと思いましたね。ポップミュージックには出せないグルーヴかも。うーん、ハマりそう!
柏井:ハマるとケチャとかでも、「どこどこの部族の酋長がヤバい」とかそういうレベルになってくるらしいですよ(笑)!
高根:ポップミュージックに新鮮味を感じなくなっちゃって、マレウレウとかにしか反応しなくなっちゃったら、この仕事を続けていくべきなのか? ってところで軽く悩んでいます。ミュージシャンだともっとそういう悩みがありそうですね?
Salyu:今30歳なんですけど、私が小山田さんや小林 武史さんにもらってきたような何かを、私も他の人に与えられるのかなってことを考えてしまいますね。今のポップスは、気さくで口当たりが良い、聴きやすいものばかりだけど、そういうものだけを作っていてはダメ。アーティストや制作スタッフが、そこにへつらいを始めたらおしまいだと思います。商業のために音楽があるんじゃなくて、音楽が商業を生んでいるわけですから。スキルに関しても、イメージでごまかすようなことをするのも違うと思います。私、一度、ボーカルレッスンをしていることを言わないほうがかっこいいと言われたことがあるんですけど、それってオリンピック選手にはコーチがいない方がイイっていうのと一緒でおかしいと思います。音楽はいろんな方法があっていいと思う。
高根:その言葉、ファンキー・モンキー・ベイビーズに聞かせたい!!
Salyu:笑
堀田:では順位付けしていただきましょう。
Salyu:うーん、悩みます。こんな感じでどうでしょう?
順位決定!
1.マレウレウ
2. BO NINGEN-棒人間-
3.青葉市子
4.前野健太
5.RICHIE HAWTIN presents PLASTIKMAN
6.S.L.A.C.K.
7.J.T.F.
8.PaperBagLunchbox
Salyu:一位はマレウレウ、声の可能性という部分でワクワクしました。青葉市子さんと前野健太さんは同じくらい好き。一人で家にいるときに聴きたくなるって部分でこの順位にしました。
高根:いやーSalyuさん、しっかりしてますよね。
宮崎:コラっ! アーティスト様にむかってなんて上から目線の意見(笑)。
柏井:おこがましいですよ!
高根:対アーティストとしてではなく、37歳のいちオッサンとして、年下の女性への素朴な感想ですのであしからず! いやぁ、しかし、しっかりしてるわぁ
Salyu:7つ上だから、おにいちゃんみたいなものですよね(笑)。
宮崎:でも僕もビックリしました何の前情報もなく音だけ聞いて、これだけわかっちゃうの!?って。
堀田:Salyuさんは勘が鋭いですよね。
高根:勘が鋭いと男性から嫌われがちじゃないですか?鈍いフリをした方がいいですよ!
柏井:よけいなお世話ですよ!
Salyu:わははは(笑)。鈍いフリ、できるかなぁ。大塚愛チャンとかそういうの上手いよね。サシで話してると男の子みたいに客観的で合理的だけど、ぽわっとした女の子みたいな雰囲気出せるからすごいよね。
高根:へぇ、じゃ次回は大塚愛さんにお越しいただきましょう。じゃSalyuさん早速今ここで電話してください!
Salyu:え、そういう企画でしたっけ(笑)。
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