Tuesday, November 9th 2010

学生時代に初めて『鉄男』を観て、その観たことのないショッキングで実験的な映像の連続に口をぽかんと開けてただ呆然と観ることしか出来なかった体験から、早10数年。塚本晋也監督の代表シリーズでもあり、ファンが待ち焦がれた最新作『鉄男 THE BULLET MAN』がいよいよBlu-ray&DVDになる。『鉄男』20周年記念として、大きなニュースも続々届いている中、『鉄男』にまつわるいろいろを伺いました。そもそも、監督・脚本・原作・撮影・美術・特殊造型・編集・出演をこなす方なんて・・・想像しただけでも恐ろしいですが、直接お会いした監督は温和でありながらも淡々とした語り口の中から見えたのは、映画に対する真摯で強固な姿勢でした。INTERVIEW and TEXT and PHOTO: 長澤玲美
俳優とスタッフと自分が一丸となって生み出している瞬間をカメラで映すのが好きで興奮するんです。
- --- 『鉄男』(89)、『鉄男II/BODY HAMMER』(92)以降、17年振りとなる鉄男シリーズ最新作『鉄男 THE BULLET MAN』の完成おめでとうございます。
塚本晋也(以下、塚本) ありがとうございます。 結構経ちますけどね・・・(笑)。
- --- 本作はクエンティン・タランティーノも製作に名乗りを上げた“幻のプロジェクト”を塚本さんが自ら実現された作品ですが、ご自身でその手ごたえはいかがでしょうか?
塚本 なかなか思うようにいかず長い期間悩んでいましたが、最終的には最小限にして最大の形になりました。力の入れどころを明確にして、思いっきりそこに力を注ぐことが出来たので、本当に良かったです。
- --- 新しい方向性としまして、「戦争をしてしまうかもしれない自分たちの心と体について」という塚本さんのコメントの中に「今、最も恐ろしいものは戦争の恐怖が分からない無意識の暴力」だとありましたが、そこに対してのお気持ちもお聞かせ頂けますか?
塚本 お客さんにはそういった堅苦しいことはあまり考えずに見て頂ければと思うんですが(笑)、戦争が終わってから60年以上経って、実際に起きたことであるという認識が人々の中で薄まりつつある。そういったことへの恐怖が作品に出ていると思います。そう気付いたのは、『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』を作った頃ですね。もう10数年も前ですが、その時すでに人の命の大切さが分からない世の中になっている感じがして怖かった。リセットすればもう1回戻せると錯覚している世の中というか。「1回壊すと、もう戻らない」という事実を、きちんと理解しないと大変なことになってしまう、という不安が自分の中ではっきりとしてきた感じですね。
- --- そのような思いで東京を舞台にされましたが、塚本さんに東京は今、どのように映っていますか?
塚本 僕は東京でずっと育っているので、空気と同じ自然なもの。なくては困るし有り難いものです。でも一方で、テクノロジーという、これもありがたいものが進化しまくり過ぎていて、あまり肉体的な感じがしない。脳みそばかりでかくなって、体がだんだん衰えていくように感じる時もあるんです。それがちょっと怖いですね。
- --- 『アバター』をはじめ、CGを多用した映画や3D映画がマーケットに広がりつつある現在ですが、本作は昔ながらのアナログ方法にこだわられました。
塚本 CGを使うとお金がかかるというのはあるんですけどね(笑)。ただ、この内容をまともにやったら、もしかしたらCGの方が安いんじゃないか、というくらいの物量感があるので、一概には言えないですけどね。でも、全部CGをメインに使う映画というのはどうも馴染めないし、そこにリアリティを感じない。やっぱり、俳優とスタッフと自分が一丸となって生み出している瞬間をカメラで映すのが好きで興奮するんです。お客さんも、本当はそこにリアリティを感じるんじゃないか、という思いもありますね。でも、CG自体はやっぱり素晴らしい技術だし、使いどころによってはすごく良いものだと思います。そういうこともあり、この映画は基本はアナログで撮っていますが、最後の仕上げのところで実はCGを結構使ってるんです。
- --- 本作ではエリック・ボシックさん演じるアンソニーが青い目の鉄男となりましたが、アメリカ版『鉄男』という企画があったから成立した設定だったんですか?
塚本 そうですね。“アメリカ映画の『鉄男』”というのが頭にあって、ずっとやりたいと苦心していました。だから色々と悩みましたが、そこにはやっぱりこだわろうと。結局は日本映画なんですけど、「アメリカ映画風」として作り、アメリカで公開することを最終目標としてやりました。最終的にはスティーヴン・ソダーバーグ監督の『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』とか、ギャスパー・ノエ監督の『エンター・ザ・ボイド』とか、ちょっとアートっぽいんだけど良質な作品を扱う、IFC FILMSというアメリカの配給会社がついてくれたので、すごく理想的な形になりましたね。
※エリック・ボシック 1973年アメリカ・ペンシルバニア州生まれ。俳優。カナダ、シンガポールで育ち、カナダ、ヴィクトリア大学では演技を専攻、BFA(Bachelor of Fine Arts)を取得。卒業後、俳優活動を続ける中で日本文化に興味を持ち、1996年来日。東京と横浜で暗黒舞踏を学び、舞踏グループ「アスベスト館」のメンバーに。1998年からは写真を始め、ロッキン・オン・ジャパン、ELLE Japon、ローリング・ストーン誌などの多くの日本の雑誌やミュージシャン、俳優、ダンサー、タトゥーの写真家としても活躍。2004年から2007年にはロサンジェルスにて写真と映像撮影を集中的に行い、ロックバンドPay Money to My Pain(VAPミュージック)のミュージックビデオの監督・撮影で2作品を製作。2009年フランスで写真展を開催。主に俳優としての活動を続け、その才能を長年大ファンだった塚本晋也監督に見出され、『鉄男 THE BULLET MAN』の主役に抜擢される。現在もテレビ、コマーシャル、モデルなど様々なジャンルで精力的に活動を続けている。
- --- 今までの『鉄男』シリーズにはない要素として、桃生亜希子さんと中村優子さんという女優さんが参加されていて、以前よりも女性にも観やすい作品に仕上がっているのではないかなと思いました。
塚本 観やすいとまで言って頂くと光栄です。あの2人のヒロインが大事なんです。2人が、どんなことが起きても絶対に子供を育て上げていくんだ、という力強さを見せています。そう考えるとあの2人の映画であるような気もしますね。
※桃生亜希子 1976年神奈川県生まれ。『サムライフィクション』(98/中野裕之監督)で映画デビュー。その後『Stereo Future episode2002』(01/中野裕之監督)、『ロスト・イン・トランスレーション』(05/ソフィア・コッポラ)、『コンナオトナノオンナノコ』(07/冨永昌敬監督)、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08/若松孝二監督)、『アフタースクール』(08/内田けんじ監督)、『THE CODE』(09/林海象監督)など数々の作品に出演。また、映画以外にもモデル・舞台・テレビドラマ・CMなど幅広い分野で活躍している。また、海外で活躍できる国際派女優の発掘を目的としたヘアケアブランドLUX主催「ラックス シャイン オーディション」で800人の中から選ばれ、見事グランプリを受賞。2010年度のLUXのCM出演が決まっている。今後の活躍が期待される女優。
- --- このキャスティングはオーディションで?
塚本 もともと自主映画として動き出し、撮影に長い期間かかってしまうので、こちらからお願いするわけにはいかなかった。だから、「そういったやり方に賛同してくれる人でお願いします」と。もちろん、みんなに声をかけるのではなく、こちらから「オーディションに来てくれますか?」とお願いしたわけですけれどもね。
- --- お2人ともそれぞれ違うタイプの女優さんですが、日本人的な和のイメージがありますよね。
塚本 そうですか?まあね、青い目の主人公の映画で和のイメージもいいんじゃないかな、ということで(笑)。
- --- 『鉄男』シリーズは塚本さんにとって代表的な作品でもあり、求めるファンも多いと思うのですが、他の作品にはない『鉄男』シリーズならではの製作前のプレッシャーや思いというのはおありですか?
塚本 プレッシャーは、いつも特にないですね。ただ、とにかく自分が思い描いた映画にはしたい。状況もなかなか難しくなってきているし、いつもすごく苦労はしますが、出来上がる頃には、その時なりに自分のやりたいことをやっている。形にするまでが難しいんですけどね。
- --- 楽しむというお気持ちの方が強いんですね。
塚本 そうですね。自分が楽しむのが一番大事なので。自分もわりと映画を観る方なので、自分というお客が観たい映画を作るという感じですね。
- --- 本作を拝見した時に座席が震えるくらいの大音量で振動が身体にも伝わってくるほどの“体感する”映画という印象がありました。塚本さんは音に対するこだわりもかなりあると思うのですが、今回特に目指したものというのはありますか?
塚本 『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』から「映像と音の映画」ということにこだわってやってきたんですけど、昔はモノラル録音ですごくシンプルな音だったので、思い描いたように表現するのがすごく難しかった。今回は「一番いい音を使いたい」という思いがあって、そこにはプライオリティも予算も置きましたね。お客さんが本当にライブハウスやコンサート会場にいるかのような「イベント的な映画にしたい」という願いがずっとあったので、それが出来たのは一番と言っていいほど嬉しいところかもしれないです。
- --- 音楽というところでは、2009年に活動休止していたナイン・インチ・ネイルズがデイヴィッド リンチ監督『ロスト・ハイウェイ』以来となる書き下ろし楽曲“THEME FOR TETSUO THE BULLETMAN”をエンディングテーマとして提供されました。トレント・レズナー氏が塚本さんの大ファンだったから実現したんですよね?
塚本 昔、『鉄男』を作っている頃に「ナイン・インチ(・ネイルズ)のプロモーション・ビデオを作って下さい」と頼まれて、その時は上手くいかなかった。その次はMTV のSTATION ID(コンテスト)で作品を作った時には曲を喜んで付けてくれたりしましたね。で、「今度はいよいよ『鉄男』なのでお願いします」と頼んだら、快諾はしてくれたけど、なかなか作ってこなかったんですよね(笑)。
※MTV STATION IDコンテスト 全ての映像クリエイターを目指す学生や若者にその才能を発表できる機会を提供し、今後の活躍を支援する目的で開催するMTV主催のコンテスト。当コンテストでは、「MTVロゴを1.5秒以上露出すること」だけを条件にMTVという音楽エンターテイメント専門チャンネルのイメージを自由な発想で大胆に映像化した作品を募集。日本全国より多くの創造力あふれる作品が寄せられる。
- --- 塚本さんの大ファン過ぎたからかもしれませんね・・・(笑)。11月4日にBlu-rayとDVDがリリースされますが、かつてない別バージョン「マルチ・マテリアル・バージョン」も収録になるそうですが、これについてもお聞かせ頂けますか?
塚本 「普通のメイキングじゃ面白くない」ということで、本編と全く同じ音声を使って、その本編とほぼシンクロしているシーンのマテリアル(素材)をびっちりはめていきました。つまり、本編の流れに沿って作品を作る工程を観ることが出来る「変り種」という感じですね。
- --- そのマテリアル(素材)の中には、普段はあまり見せないようなものまでが含まれているという。
塚本 メイキングだけではなく、自分の描いたイメージのビジュアルとかコンテとか色々なものを混ぜこぜにしています。ドイツから来たボランティアスタッフが8ミリで撮った映像なども入っている。全体的に、いかがわしーい変な集団が撮っているという、おもしろい感じになってますね。
- --- 実験的な試みという要素も多分に?
塚本 この企画、そもそもがすごく実験的。きちんと見せないと何のことやら分からなくなるので、ものすごく丹念に構築しています。
- --- 石川忠(ちゅう)さんが作曲した幻の別エンディングテーマ・バージョンも収録されているそうですね。
塚本 そうです。僕としてはそれが一番大事というくらい。石川さんのエンディングテーマも本当はすごく良かったんですけど、公開時はナイン・インチ(・ネイルズ)の方を使いました。でも両方ともすごく大事だったので、僕としてはそれが両方聴けるというのが「パーフェクト・エディション」という感じですね。
※石川忠 1966年神奈川県生まれ。15歳から音楽活動を開始し18歳で自らのバンドを結成。インディーズ・シーンで高い評価を受けたメタルパーカッション・ユニット“ツァイトリッヒ・ベルゲルター”の中心メンバーとして活躍。88年、塚本監督と出会い『鉄男』の音楽を担当。国内外から高い評価を得る。93年にメタルパーカッション・ユニット“DER EISENROST”を結成。『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』、『東京フィスト』、『双生児』、『バレット・バレエ』、『六月の蛇』、『ヴィタール』、『玉虫』、『ヘイズ/HAZE-オリジナル・ロング・バージョン』、『悪夢探偵』、『悪夢探偵2』とほとんどの塚本作品の音楽を担当し、塚本作品を形作る重要なファクターとなっている。『双生児』ではシッチェス・カタロニア国際映画祭音楽賞受賞。塚本作品以外では、『極道戦国志 不動』(96/三池崇史監督)、塚本監督も俳優として出演した『DEAD OR ALLIVE2 逃亡者』(00/三池崇史監督)、『野獣死すべし』、『野獣死すべし 復讐編』(共に97/廣西眞人監督)等で音楽を担当した。現在は、“DEREISENROST”のメンバーとして、コンスタントにライブパフォーマンスを続けている。
- --- 石川さんの別エンディングテーマの音をイメージするとどういったような?
塚本 それはもう・・・鉄ですよ(笑)。
- --- 鉄ですか(笑)。
塚本 ええ、鉄がビンビンに(笑)。本当に鉄に尽きます。
- --- 『鉄男』20周年記念で初コミック化!という大きなニュースもありますね。
塚本 コミック化は前から探ってはいたんです。当たり前ですけど、コミックって絵じゃないですか。絵は映画に近い分、半端なものは嫌だなと思いながらも、やりたいという気持ちもずっとあった。そしてようやく最終的にちゃんとした人が現れたんですよね。それも縁もゆかりもある僕の映画のスタッフだった深谷(陽)くん。フカヤンくんと呼んでいるんですが。『鉄男II/BODY HAMMER』の時には鉄男の造型もして、さらには中に入っていたりもした彼が、実はすごく絵が上手くて漫画で賞を獲るぐらいだった。「彼だったらいい」と思い、ついに実現ですね。
※深谷陽 1967年生まれ。94年「神様の島の愛ある食卓」でちばてつや賞 一般部門入賞。以来、「レディ・プラスティック」(講談社)、「運び屋ケン」(集英社)、「アキオ紀行バリ」(講談社)、「楽園夢幻綺譚ガディスランギ」(リイド社)、「踊る島の昼と夜」(エンターブレイン)など、異色作を多数発表。過去に『鉄男』、『東京フィスト』等、塚本組でスタッフとして参加し、特殊造型を担当、時には自ら造形スーツに入り、鉄男を演じ切ったこともある特異な経歴を持ち、塚本監督の信頼も絶大!塚本晋也と鉄男の世界観を身体で熟知した深谷氏だからこそ描き得るコミック“鉄男 THE BULLET MAN“の誕生!月刊コミックビーム(エンターブレイン刊)にて連載スタート!
- --- 念願の。
塚本 はい、かなり理想的なものになりましたね。(11月12日発売号で連載開始号発表!)連載は来年の8月くらいまで続くらしいんですけど、絵がかなりオリジナルのものを尊重して描いてくれているので、そこが嬉しいですね。
- --- (資料を見ながら)一見すると石井隆さんのような絵ですね。
塚本 この資料で見るとちょっとそうですけど、実際の絵を見ると違いますね。アメコミ風な感じもあって。
- --- 加えまして、CD「鉄男 〜コンプリート・ボックス〜」も発売されます。
塚本 石川さんが頑張ってくれて、昔の音源を引っ張り出したみたいです。『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』などを新たに構築したんだと思うんですけど、『鉄男』の集大成的な感じになっています。ブックレットも最近はわりと薄っぺらいものが多いじゃないですか。でも今回はすごく豪華なものが入っています。
- --- 物欲を刺激するような(笑)。
塚本 「持っとかないとマズイんじゃないの?」っていうような(笑)。
- --- 『鉄男』ファンの方は今年はたくさん出費があったような気がしますが・・・まだ続きそうですね(笑)。
塚本 まことに申し訳ございません(笑)。
- --- 『完全鉄男』には塚本さんが20年間隠し続けたという幻の映像『鉄男』の劇場公開版より10分長いバージョンである『鉄男THE FIRST CUT』のDVDが収録されていますしね?(笑)。
塚本 あの幻のバージョンを僕は「だらだらバージョン」と呼んでいるんです。でも本体の本は素晴らしいですね。『鉄男』を作っていた時の、自分でも忘れていた色々な創作の秘密が(強調して)びっちり入っているので、もし映画をこれから作るというような人がいたら、見てもらえるといいかもしれないです。
- --- 今後も『鉄男 THE BULLET MAN』DVD&Blu-ray発売記念で世界初!鉄男全作一挙上映(立川シネマシティ・11/3(祝・木))も開催されますし、海外での公開も決定されている今、世界中に『鉄男』が出現することを楽しみにしております。本日はありがとうございました。
塚本 ありがとうございました。
『鉄男 THE BULLET MAN』 予告編!
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※上映はアメリカだけにはとどまらず、すでにドイツ、オーストリア、スイス、ロシア、ギリシャ、ブラジル、アジア圏では香港、台湾など10数カ国での公開も決定!
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※中村優子 1975年福井県生まれ。『金融腐蝕列島 呪縛』(99/原田眞人監督)で映画デビュー。『火垂〜ほたる』(01/河瀬直美監督)でブエノスアイレス映画祭最優秀主演女優賞を受賞。その後『軒下のならず者みたいに』(03/青山真治監督)、『血と骨』(04/崔洋一監督)、『インザプール』(05/三木聡監督)、『ストロベリーショートケイクス』(06/矢崎仁司監督)、『魂萌え!』(07/阪本順治監督)、『クワイエットルームにようこそ』(07/松尾スズキ監督)など数々の作品に出演、他を圧倒する存在感を示している。2009年も『真夏の夜の夢』(中江裕司監督)、『クヒオ大佐』(吉田大八監督)と出演作が続けて公開された実力派女優。
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「鉄男 〜コンプリート・ボックス〜」 リリース決定!
大ヒットとなった『鉄男 THE BULLET MAN』のサウンドトラックにこれまで未CD化となっていた『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』のサウンドトラック音源をコンプリートに収録した3枚組CD-BOX!ボーナス・トラックとして鉄男3部作の音源の24分に及メガミックスを収録!【豪華装丁、ボーナス・トラック収録予定!】
【鉄男ボディ】が当たる連動プレゼント・キャンペーン実施!
『鉄男 THE BULLET MAN』と「鉄男 〜コンプリート・ボックス〜」発売を記念して、@ 『鉄男 THE BULLET MAN: パーフェクト・エディション』DVDもしくはBlu-rayとA CD「鉄男 〜コンプリート ボックス〜」を両方買って応募すると、実際に『鉄男THE BULLET MAN』の撮影で使用した鉄男【鋼鉄ボディ】を贈呈!
贈呈するボディは塚本監督自らが吟味し、以下の3大ボディ・パーツを選定!
■特賞1:TETSUO 怒れる頭蓋
■特賞2:TETSUO 不動の胴体
■特賞3:TETSUO 銃器と化した拳
なお、その他にも塚本監督のサイン入りプレス(当選者への宛名入り!)を10名様にプレゼント!
各対象商品に封入のちらしに印刷された応募券をハガキに添付の上、ご応募下さい。
■応募締切:2011年1月31日(月)消印有効
『鉄男 THE BULLET MAN』DVD&Blu-ray発売記念!世界初!11月3日(祝・木) 鉄男全作一挙上映!
『鉄男 THE BULLET MAN』の発売を記念して、『鉄男』誕生20年目にして、旧作から最新作までの全三作、世界初となる一挙上映開催!サウンド・スペース・コンポーザーの音響家・井出祐昭氏と塚本監督との“コラボレーション”によって生み出されたオリジナル音響設定、今でも話題に上るあの「バレット・サウンド Bullet Sound」が今まだ蘇り、さらに『鉄男』、『鉄男II/BODY HAMMER』 も新たな音響設定=バレットサウンド化され、立体的な拡大音響が迫力をもって観客を包み込む!
場所:立川シネマシティ
日時:11月3日(祝・木) 18:00開場/18:30開演(22:30終演予定) ※オールナイトではありません。
登壇ゲスト:塚本晋也監督、エリック・ボシック(『鉄男 THE BULLET MAN』主役)、桃生亜希子(『鉄男 THE BULLET MAN』ヒロイン)、石川忠(音楽)、深谷陽(漫画家)、他
※全回・各上映前にトークショー予定(各登壇者は当日お知らせいたします)
入場者全員プレゼント:『鉄男 THE BULLET MAN』 35mm生フィルム・豪華10組セット
また、当日、対象商品をお持ちの入場者の方にはもれなく、塚本監督が会場でサインを致します。
恂{晋也監督トーク&サイン会 11/6(土) 開催!
恂{監督が『鉄男 THE BULLET MAN』、そして自身の全てを徹底解剖した書籍「恂{晋也読本SUPER REMIX VERSION」について語りつくす!インタビュー時に語られながらも、劇場公開前の発売ゆえに書籍からカットされた幻の『鉄男 THE BULLET MAN』裏話が飛び出すかも?!
© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009
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- 鉄男 THE BULLET MAN: パーフェクト・エディション: Blu-ray
- 2010年11月04日
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- 鉄男 THE BULLET MAN: パーフェクト・エディション: DVD
- 2010年11月04日
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- 『鉄男 TETSUO THE BULLET MAN』 完全オリジナル サウンドトラック
- 2010年05月26日
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- 『鉄男 TETSUO』 コンプリート・サウンドトラック
- 2010年11月03日
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- 完全鉄男 『鉄男』から『鉄男 THE BULLET MAN』までの軌跡
- 2010年05月
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- 塚本晋也読本: SUPER REMIX VERSION
- 2010年05月
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- 塚本晋也: 鉄男全集 鉄男三作品純正シナリオ
- 2010年11月
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- 塚本晋也: 鉄男 THE BULLET MAN
- 2010年05月
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- 鉄男
- 2010年04月23日
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- 鉄男U / BODY HAMMER SUPER REMIX VERSION
- 2010年04月23日
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- 塚本晋也 COLLECTORS BOX 2001-2010
- 2010年05月28日
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- 悪夢探偵 2
- 2009年06月26日
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- 塚本晋也: 悪夢探偵 2 怖がる女
- 2008年11月
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- 悪夢探偵
- 2007年06月22日
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- 塚本晋也: 悪夢探偵
- 2006年12月
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- ヘイズ / HAZE-Original Long Version
- 2006年09月29日
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- female 【フィーメイル】
- 2005年12月22日
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- ヴィタール
- 2005年06月24日
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- 塚本晋也: 六月の蛇
- 2003年04月
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- バレット・バレエ
- 2000年09月25日
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- 東京フィスト
- 2000年08月25日
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塚本晋也 (つかもとしんや)
1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。高校時代から本格的に絵画を学び、意欲的に8ミリ映画製作を続けると同時に演劇にも魅了される。日本大学芸術学部美術学科在学中は、自ら劇団を主宰。同校卒業後、CF制作会社に入社し、ディレクターとして4年間つとめ、退社後、85年「海獣シアター」を結成し、3本の芝居を興行する。86年『普通サイズの怪人』で映画制作を再開、87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で衝撃的デビューと同時に世界的成功をおさめる。以降もコンスタントに作品を作り続け、監督7作目にあたる『六月の蛇』で02年ヴェネチア国際映画祭審査員特別大賞を受賞。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などほとんどすべてに関与して作り上げるスタイルから生まれる独自の映像は国内、海外の映画ファン、批評家、文化人のみならず、いつの時代も観る者の心を鷲掴みにする。北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にはヴェネチア国際映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員としてヴェネチア国際映画祭に参加している。また、俳優としても活躍し、監督作のほとんどに出演する他、竹中直人、山本政志、利重剛、三池崇史、大谷健太郎らの作品にも出演。『とらばいゆ』、『クロエ』、『溺れる人』、『殺し屋1』で02年毎日映画コンクール他、男優助演賞を受賞している。
