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HMV × ストレンジ・デイズ No.1

Tuesday, July 13th 2010


HMV × STRANGE DAYS

 HMV ONLINEと月刊音楽専門誌「ストレンジ・デイズ」の合同企画ページがスタート! 発売前の「ストレンジ・デイズ」誌最新号のコンテンツがチェックできるのはここでだけ! 記念すべき第1回目の邂逅となる最新号特集は、ずばり「プログ・フェス 2010 イン・東京」!! 日本初の大型プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルとして話題を呼んでいる世紀の祭典に迫ります。誌面掲載関連アイテムの特濃HMVレコメンドと併せて、おたのしみください。

プログ・フェス 2010 イン・東京
 

 来る8月22日、東京・日比谷野外大音楽堂で、我が国初となるプログレッシヴ・ロックの祭典”プログレッシヴ・ロック・フェス 2010”が開催される。出演は、アニー・ハズラムの透き通る歌声とクラシカルで雄大なサウンドが多くのファンに支持されるルネッサンスジェネシスのギタリストとしてプログレッシヴ・ロック・シーンを牽引し、ソロとしても多くの傑作を残すスティーヴ・ハケット、そして、近年、アルバム『一触即発』がワールドワイドな高い評価を得ている、日本が世界に誇るジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・グループ、四人囃子

 かつてない規模で、プログレッシヴ・ロックに焦点を絞ったフェスはどのようなものになるのだろうか? 出演アーティストのインタヴューと作品解説で、本フェスを構成するグループの魅力に今一度迫ってみた。 ストレンジ・デイズ ”プログレッシヴ・ロックの40年”企画のパート6。このフェスを観ずに死ねるか!?



 
プログレッシヴ・ロック・フェス2010

美しき旋律と壮大なるサウンド〜そしてめくるめく音世界への誘い


プログレッシヴ・ロックは、ロックと、クラシックやジャズ、そして現代音楽までの様々な音楽的要素を融合させただけではなく、作品にテーマを持たせ、トータル・アルバムを完成させた稀に見る音楽ジャンルである。

そんなプログレッシヴ・ロックを代表するバンドに、キング・クリムゾン、イエス、EL&P、ピンク・フロイド、ジェネシスという巨星が存在するが、彼らを頂点とする王国はその裾野が広く、実にその誕生から40年を経た今でも広がり続けている。

そのテーマには、寓話的もの、精神的なもの、自然や宇宙、中世の世界を扱ったものと幅広く、サウンドはファンタジーに溢れ、時にアヴァンギャルドに変身する。プログレッシヴ・ロックのもうひとつの特筆すべき点は、音楽を包むジャケットのアートワークと一体化した他に類を見ない音楽ジャンルであることだ。

そのプログレッシヴ・ロック・ファンが世界で最も多いのが我が国日本であり、プログレッシヴ・ロックを愛する日本人によってその市場は長きにわたって維持されてきたと言ってもいいだろう。そんな日本で初めての本格的なプログレッシヴ・ロックの祭典が開催されることとなった。

記念すべき第一回の出演は、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの一角を築いたジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケット、アニー・ハズラムの澄んだ歌声とトラッド・テイスト溢れる華麗な旋律が多くのファンに支持されるルネッサンス。そして我が国からは、日本のプログレッシヴ・ロックの最高峰、四人囃子が登場する。

めくるめく音世界へようこそ。儚くも荘厳で、どこまでも美しく、そしてスリリングな瞬間へようこそ。日本で初めてのプログレッシヴ・ロックの祭典“Progressive Rock Fes 2010”へようこそ。奇跡が起る瞬間の証人になろうではないか。



岩本晃市郎(ストレンジ・デイズ編集長)


 
PROGRESSIVE ROCK FES 2010

 出演アーティスト プロフィール

スティーヴ・ハケット
 
ルネッサンス
 
四人囃子

[出演] スティーヴ・ハケット/ルネッサンス/四人囃子

[日程] 2010年8月22日(日) 開場15:00/開演16:00
[会場] 日比谷野外音楽堂 雨天決行
[料金] 前売り 9,800円/当日券 10,300円(全席指定)
[お問い合わせ] M&Iカンパニー 03-5453-8899
                   CLUB CITTA' 044-246-8888

[主催] テレビ朝日/ぴあ/bayfm78「POWER ROCK TODAY」
[企画制作] テレビ朝日/クラブチッタ/M&Iカンパニー
[招聘] クラブチッタ
[後援] ストレンジ・デイズ/ギター・マガジン
[協力] ディスクユニオン/M&I音楽出版

> オフィシャルHPはこちら

 
7月20日発売

ストレンジ・デイズ No.130 2010年9月号
   ストレンジ・デイズ No.130 2010年9月号

《contents》
【特集1】プログ・フェス 2010 IN TOKYO

プログレッシヴ・ロックの40年[パート6]
・プログレッシヴ・ロック・フェス
・関連アルバム解説
・アニー・ハズラム インタヴュー
・ルネッサンスの魅力について
・スティーヴ・ハケット インタヴュー
・ハケット・サウンドの醍醐味
・ファンタジーの継承者
・森園勝敏 インタヴュー

【特集2】アダルト・コンテンポラリー・ミュージック:AOR[パート1]

・アルバム32選
  ・アダルト・コンテンポラリー、上質な大人の音楽の復権
  ・セプター時代の四作紙ジャケ化と新作リリース/B.J.トーマス

・ホークウインド
 アルバム・アートワーク
 プレ・ホークウインドから『宇宙の祭典』へ
・ロス・ロボス
 チカーノ・ロックの伝統と未来をつなぐ、ロス・ロボスの冒険 /アルバム解説
・渡辺香津美 インタヴュー
・PUPA インタヴュー
・難波弘之/織田哲郎 インタヴュー
・遊佐未森 インタヴュー/アルバム解説
・山本精一 インタヴュー
・『ハージェスト・リッジ』と『オマドーン』のデラックス・エディション
・『オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン』四枚組デラックス・エディション
・佳境をむかえた“ニュー・スタンダード・オブ・フィラデルフィア”
・人種・国籍混合のファンク・バンド、ヒートウェイヴの5作が紙ジャケ化
  ほか
 

> 「ストレンジ・デイズ」 バック・ナンバーはこちら


 


そのほかの注目【特集】は


AOR 特集 [パート1]
AOR 特集 [パート1]

 一時は死語のごとく扱われていたAORもクラブ・シーンでの需要を経て、いまではすっかり現代におけるアダルトな音楽として再定義され、世界各国のシーンの動向も伝えられるようになり、シーンのすそ野は予想以上に広がりをみせている。そんな中、今夏各メーカーから定番・発掘もの含め、多数のAOR系作品がリリースされる。こうした状況を生んだAORをめぐる現況とはいったい何なのか、ストレンジ・デイズ的名盤セレクトも合わせ、AORシーンの現在を今月と来月の二回に分けて研究する。

ホークウインド SHM-CD紙ジャケ 商品詳細へ ホークウインドの初期5作品が
紙ジャケSHM-CD化
 ハード・ロック、プログレッシヴ・ロック、グラム・ロックなど様々なエレメンツをまたにかけながら活動した、ホークウインドの1970年の記念すべき1stアルバムから、メンバー・チェンジが行われる中リリースされた74年の『永劫の宮殿』までが初の紙ジャケSHM-CDで登場!

難波弘之 SHM-CD紙ジャケ 商品詳細へ
難波弘之の紙ジャケ・リマスター盤が
2タイトル
  センス・オブ・ワンダーA.P.J.野獣王国ネルソン・スーパー・プロジェクトなどで活動する難波弘之がキングレコードに残した1stソロ・アルバム『Sense Of Wonder』と新井素子の小説のイメージ・アルバムとして発表された『グリーン・レクイエム』が、紙ジャケットSHM-CD仕様で再発。今回は、アルバムのライナーノーツとの連動企画として『Sense Of Wonder』のレコーディングにも参加し、ライヴでの交流も深かった織田哲郎との対談が実現。

               HMV 阿倍野店 店長・高岡淳人

スティーヴ・ハケット
 ジェネシスのギタリストとして知られるスティーヴ・ハケットは1970年にクワイエット・ワールドに参加した事によりプロ・デビュー。その後、71年にアンソニー・フィリップスに替わりジェネシスに加入したハケットは傑作『怪奇骨董音楽箱〜Nursery Crime』からジェネシス在籍時に発表したソロ・アルバムを挟みつつ、ライブ・アルバム『幻惑のスーパー・ライブ〜Second Out』までジェネシスに在籍。その後はソロ・アーティストとして現在までコンスタントに活動を続け、全世界のプログレ・ファンから絶大な支持を受けている。また途中、イエスのギタリストであるスティーブ・ハウと共にGTRを結成し、イエスとジェネシスのギタリスト同志の合体で世のプログレ・ファンを驚かせた事もあった(笑)。

 ギタリストとしてのハケットの特徴はそのサスティーンを効かせた独特のロングトーンによる音の使い方であろう。また、エドワード・ヴァン・ヘイレン登場前に左手によるタッピング、いわゆるライトハンド奏法を披露した事でも有名!さらにハケットはプログレ作品だけでなく、1983年の『Bay of Kings』からクラシック・ギターによる作品も数多く発表しており、2000年には実弟ジョン・ハケット(フルート)との二重奏によるサティーの作品集『Sketchs Of Satie』も話題となった。現在まで実に多くの作品を発表しているハケットであるが、ここでは彼の代表的名盤である初期の傑作3枚を紹介しよう!

 
 
Voyage Of The Acolyte: 侍蔡の旅
 
Voyage Of The Acolyte (侍蔡の旅)

 ハケットと云えばやはりこのアルバムにとどめを刺す! ジェネシス在籍時の1975年発表した彼の1stソロ・アルバムであるが、ジェネシスの幻想的なファンタジック性のみをフィルターで抽出したかのような楽曲群はジェネシス・ファンが求めていたものを完璧なまでに構築し、発表当時ジェネシスよりもジェネシスらしいと言わしめた。 (※彼の妻であったキム・プーアによる素晴らしいジャケットもまさにこのアルバム全てを現わしていると言えよう!) 初期の代表曲M-1からあのサリー・オールドフィールドがボーカルで参加した大作のM-8まで・・・この作品はハケットのギタリストとしての魅力だけに留まらず、音楽家としての力量をも存分に示した全プログレ・ファン必聴の大傑作であると断言する!!
(高岡)



 
 
Spectral Mornings:虹色の朝
 
Spectral Mornings (虹色の朝)

 1979年発表の3rdアルバム。前作の『Please Don't Touch』がバラエティーに富んだ良い作品であったにも関わらず、何故かセールス的には不発に終わってしまった事により、ハケットは再び1stの路線に立ち返り、叙情性溢れる神秘的なシンフォニックな傑作を作り上げた。そして彼のもうひとつの側面でもある躍動感のあるダイナミックな楽曲にもハケットの魅力が十二分に溢れている。この作品では何をおいてもハケットの代名詞的代表曲とも言えるM-8を聴いて頂きたい。天に駆け上がるかのようなファンタスティックなギター・インスト・ナンバーであるが、これが本当に素晴らしい! ポップ路線をひた走るフィル・コリンズのジェネシスが捨て去ったものをハケットが引き継いだ!!
(高岡)



 
 
Defector
 
Defector (ディフェクター)

 傑作『Spectral Mornings』の作風をほぼ踏襲したかのような1980年の第4作目。しかしながら、これが抒情性とポップ感覚が絶妙に絡み合った前作と並ぶ傑作となった! 楽曲は非常にバラエティ−に富んでおり、ハケットのギタリストとしての力量と彼の作家としての能力を十二分に堪能できる。 ここではいかにもハケットらしいシンフォニックな大作M-1といわゆるエディ・ヴァン・ヘイレンのメタル的なものとはちょっとニュアンスが違うハケット流元祖ライトハンド奏法が存分に聴けるM-3に注目。またアコースティック・ギターの繊細な調べが美しいM-5、柔らかい曲調とボーカル・ハーモニーが魅力の佳曲M-8もお薦めしたい。                                     (高岡)





                       HMV 仙台ロフト店 店長・吉田秀剛

ルネッサンス
 ルネッサンスは1期、2期とに大きく分かれるバンドである。1期はヤードバーズ解散後の、キース・レルフが中心となり69年『Renaissance』をリリース。その後71年にセカンド『Ilusion』を発売。このアルバムには名曲「Face Of Yesterday』が収録。そして、72年にオリジナル・メンバーの総入れ替えを行い、2期の活動がスタート。黄金期を迎える事となる。2期のメンバーはアニー・ハズラム(vo)、ジョン・タウト(key)、ミック・パーソンズ(g)、ジョン・キャンプ(b)、テレンス・サリバン(ds)の布陣。しかし、ミック・パーソンズは交通事故で亡くなったため、ロブ・ヘンドリーが加入し2期のスタート・アルバム『Prologue』を72年にリリースする。ルネッサンスの代表的なアルバムは、8枚目の『Novella』までに集約される。そんなルネッサンスの名盤、3作品を紹介したい。

 
 
Ashes Are Burning: 燃ゆる灰
 
Ashes Are Burning (燃ゆる灰)

 73年発売の4作目。数多くのアルバムがそうであるように1曲目のインパクトが強い程、そのアルバムの価値が決まる。華麗なピアノが奏でるイントロに導かれてギター、ベース、ドラムが絡むこの曲こそルネッサンスの幕開けといえる。そして天上のボーカル、アニー・ハズラムの声がしなやかに歌い上げる。イギリスの伝統音楽でもあるフォーク・トラッド、ロック、クラシックを融合させた見事なアルバム。ちなみに6曲目の大作「燃ゆる灰」でのギターは、ウィッシュボーン・アシュのアンディー・パウエルをゲストに迎え収録。胸に突き刺さるギターの音色に納得だ。                (吉田)


 
 
Scheherazade & Other Stories
 
Scheherazade & Other Stories (シェラザード夜話)

 75年発売の6枚目。 「千夜一夜物語」を題材にした初のコンセプトアルバム。厳格さと、静謐さ、清らか、そして哀愁が漂う世界は既に確立されている。凄まじいまでの叙情性と幻想性に溢れた楽曲たち。アニーのボーカルが異空間へと誘う。4曲目は24分を超える9パートからなる超大作。バンドの技術、思考、表現力、進化を遂げたルネッサンスの完成形がここにある。           (吉田)


 
 
Novella
 
Novella (お伽噺)

 77年発売の8枚目。全米46位。全英でもアルバムチャートの上位にチャートインし、高い評価の一枚。個人的にもルネッサンスの代表作と明言。その後時代を反映し、デジタルを多様しコマーシャルな音作りに変化。クラシカルで崇高なイメージが無くなったのは残念。さてこの『Novella』だが、完璧としか言いようのないアニーの絶唱が尋常ではない。神が舞い降りたアニーのボーカルは唯一無比。特に2曲目の「Sisters」はアニーの慟哭してるかのような歌、オーケストラ、バンドが一体になった詩情溢れる見事な作品だ。全曲に亘り幻想性は失わずに、聴き手の感情を昂ぶらせるアレンジは流石だ。壮大な音楽に、ただただ圧倒される至高の作品。                      (吉田)




 Steve Hacket / Out Of The Tunnels Mouth
Out Of The Tunnels Mouth    おなじみのジョン・ハケット、ロジャー・キングのほか、ロブ・タウンゼント(sax)、元カジャ・グー・グーのニック・ベグスら辣腕ミュージシャンを迎え、ダークで幽玄且つ浪漫志向に満ちた楽曲/サウンドを散りばめた、スケールの大きなバンド・アンサンブルが味わえる充実の2009年作。
 Genesis / Live 1973-2007(8CD+3DVD)
Live 1973-2007(8CD+3DVD)    スタジオ・アルバム・ボックスに続きリリースされたライヴ盤ボックス。8枚のCDに3枚のDVD(日本国内向けプレーヤーでも再生が可能)が付いた豪華盤。72年から2007年までのライヴ・アルバムと映像が1つに収められた、ファンにとってはまさに待望の一品。ボーナス・ディスク付。

 Steve Hacket / To Watch The Storm
To Watch The Storm    90年代の各アルバムが持っていたモダンな部分が後退し、初期作品に顕著なエレクトリックとアコースティックの絶妙なバランスによるファンタジックなテイストが復活した、エレクトリック・バンドによる会心作。
 Genesis / Seconds Out: 眩惑のスーパー・ライヴ
Seconds Out: 眩惑のスーパー・ライヴ    ジェネシスにとって2作目となるライヴ盤。驚異的なライティング効果を使ったそのステージは、スケールの大きな幻想的なショウとして話題を呼んだ。スティーヴ・ハケットが参加した最後の1枚であるとともに、唯一ビル・ブラッフォードが参加している作品でもある。

 Steve Hacket / Bay Of Kings
Bay Of Kings    初のアコースティック・ギター・インスト・アルバム。ジョン・ハケットのフルート、ニック・マグナスのキーボードのみをバックに、クラシック・ギターの美しい音色を活かした端正で気品溢れる楽曲を収録。ジェネシス時代の名曲「Horizons」、『Please Don't Touch』収録「Kim」のセルフ・カヴァーも含む。
 Genesis / Wind And Wuthering
Wind And Wuthering    前作『Trick Of The Tail』と同じ76年暮れに発表された新生ジェネシス第2弾アルバム『静寂の嵐』。大作を中心としたプログレッシヴ・ロックのスタイルによる最後の作品ともいうべき内容。甘美なムードの裏に潜む緊張感のある一面が高い音楽性を生んでいる。全米進出のきっかけともなった1枚。

 Steve Hacket / Spectral Mornings
Spectral Mornings    ジョン・ハケット、ニック・マグナス、ピート・ヒックスらを迎え本格的な自己バンドを結成し制作された79年作品。タイトル曲や「Every Day」、「Clocks」など以後のライヴの定番となる名曲を収録。前2作とは異なるバンド・サウンドを強く打ち出した完成度の高いアンサンブルが聴ける、『Voyage Of The Acolyte』と並ぶ人気作。
 Genesis / Foxtrot
Foxtrot    1972年に発表された初期の傑作と誉れ高い4枚目のアルバム。幻想的な詩世界と音楽性という彼らの持ち味をキープしつつ、より高い水準のサウンドを奏でている。特にジェネシスの評価を決定づけた22分以上に及ぶ名曲「サパーズ・レディ」は必聴。

 Steve Hacket / Voyage Of The Acolyte
Voyage Of The Acolyte    ピーター・ガブリエル脱退で揺れるジェネシス在籍期、実弟ジョン・ハケットや、マイク・ラザフォード、フィル・コリンズ、ジョン・グスタフソン、パーシー・ジョーンズら腕利きを迎え発表した75年作品。「Ace Of Wands」、「Hands Of The Priestess」ほか代表曲を多数収録し、「ジェネシス以上にジェネシス的」なサウンド/アレンジを発揮した傑作。
 Genesis / Nursery Cryme
Nursery Cryme    新たにスティーヴ・ハケットとフィル・コリンズが参加した通算3作目。邦題『怪奇骨董音楽箱』。初期の最強メンバーが出揃い、退廃的且つお伽噺風な世界を現出。ジェネシスならではの個性を発揮し、この辺りから所謂”プログレッシヴ・ロック”としての評価を受けるようになった。






 Renaissance / Dreams & Omens
Dreams & Omens: Live At The Tower Theatre    70年代後期の北米公演未発表音源の発掘CD化。78年の『A Song For All Seasons』発表後の北米ツアーからフィラデルフィア公演を収録。冒頭「Can You Hear Me」を筆頭に「Carpet Of The Sun」、「Midas Man」など名曲を次々と披露。本人曰く「最高のパフォーマンス」というアニー嬢のクリスタル・ヴォイスも冴え渡る。
 四人囃子 / 2002 Live
2002 Live    2002年4月新宿厚生年金ホールで行われた再編公演を収録。唯一無二の個性の迸りと素晴らしいテクニックが堪能できる。ピンク・フロイド「Cymbaline」カヴァーに伺える衰え知らずの音楽への初期衝動も。全音楽ファン必聴の1枚。

 Renaissance / Live & Direct
Live & Direct    第1期ルネッサンス、幻の70年代未発表ライヴ/デモ音源を収録した発掘音源。前半には幻の70年北米ツアーからフィルモア・ウエスト公演音源を、後半には70年代後半の再編用デモ音源を収録。デビュー作のサウンドをベースにしたかなりブルース・ロック色の濃い演奏も聴ける。
 四人囃子 / フルハウス・マチネ
フルハウス・マチネ    「新しくも、元どおりの3+2=4」。1989年、佐久間、岡井、坂下の3人で『DANCE』を発売した後に、MZA有明で森園と佐藤も含めた5人で行った再結成ライブ2枚組。

 Renaissance / Ashes Are Burning: 燃ゆる灰
Ashes Are Burning: 燃ゆる灰    77年の『Novella』と並ぶ代表作。マイケル・ダンフォード(g)が再び復帰、演奏・楽曲・アレンジ全てにおいて正しくその才能を知らしめるとともに、「クラシックとフォークの融合」と称されるバンドの音楽性が確立した1枚。
 四人囃子 / 包(bao)
包(bao)    78年発表の4作目。彼らに対する一般的なプログレッシヴ・ロック・バンドとしてのイメージを覆したポップ・ロックな1枚。メイン・ソングライターのひとりである佐久間正英が後にプラスチックスで活動することをも十二分に予感させる、歌をメインに据えたパワー・ポップが列挙する。

 Renaissance / Prologue
Prologue    全く新しいバンドとして、アニー・ハズラム(vo)をはじめ以後の黄金期を支えるメンバーが集結した72年作。マイケル・ダンフォード(g)をブレーンに、第1期の色合いを残しつつも、タイトル曲をはじめ「Kiev」、「Rajah Khan」など、各メンバーの演奏力とアニー嬢の素晴らしい歌唱力を生かした、より高度な作品がここに完成した。
 四人囃子 / ゴールデン・ピクニックス
ゴールデン・ピクニックス    『一触即発』と並ぶ最高傑作との呼び声高い1枚にして、ギタリスト森園勝敏が在籍した最後のアルバム。「なすのちゃわんやき」、「泳ぐなネッシー」では既成の音楽の枠にとらわれることなく、実験的にプログレスする音楽を作り上げている。浮遊感のあるサウンド・アプローチは、この後に森園がフュージョンへ進むことを暗示しているかのようだ。

 Renaissance / Renaissance
Renaissance    元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティを中心に結成されたルネッサンスが68年に発表した1stアルバム。オリジナル・メンバーによる作品で、ロックにフォークやクラシックが融合した独特のサウンドを披露している。
 四人囃子 / 一触即発
一触即発    ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロックの最高峰として語り継がれる74年作。ピンク・フロイドからの影響を基礎に、日本的な情感とシニカルで抽象的な歌詞、そして当時のシーンの中でも最高峰の演奏力で日本人ならではの個性に満ちたプログレッシヴ・ロック・サウンドを生み出した屈指の傑作。