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【インタビュー】wooderd chiarie

ROCK NEXT STANDARD

Monday, February 15th 2010

interview

wooderd chiarie

浮遊感のあるポストロックを通過した、ストイックなサウンドスケープを表現しながら、歌心を感じさせる稀有なバンド、wooderd chiarie。そのメロディはエバーグリーンな響きを持ち、コアな音楽ファンからポップスリスナーまでも取り込む。インディーズシーンで注目を集める彼らが、最高傑作というべき素晴らしいアルバムを完成。HMV ONLINEではVo/Guの上邨 辰馬氏にメールインタビューを敢行!アルバムの製作秘話などを聞いてきました!

--- 2ndアルバム『サクラメント・カントス』完成おめでとうございます。まず気になってしまったのがこの印象深いタイトルなのですが、美しく、wooderd chiarieの世界をイメージさせられます。どんな思いを込めて付けられたのでしょうか?

上邨 辰馬(以下、上邨):ありがとうございます。 wooderd chiarieの前作『シンボリック・エレファント』をリリース後、結果的に、表現し切れなかった部分を補足しようと考えたのが今作でした。 今作において、ずっと頭から離れなかったのが、リチャード・ミズラックさんの『デザート・カントス』という作品(写真集)です。今回は「儀式」が一つのテーマなので、「サクラメント」という言葉と合わせました。 思いを込めて付けた、というよりは、早い段階で感覚的に付けたタイトルになりますね。

--- 今回はジャケットのイメージが今までのwooderd chiarie と違い(勝手な思い込みかもしれませんが…)、ちょっとハイブリットな感じで驚かされました。ジャケットの作成はどんな感じで行われたのでしょうか?

上邨:前作との対比をコンセプトに、シンプルに、記号的に作ってもらいました。限られた時間の中で、ポイントを抑えた仕上がりになっていると思います。

--- 作品を聴かせてもらった勝手な感想ですが、前作からの流れを踏襲しながら、大きく飛躍を遂げた印象を受けました。アルバム製作の中で、大きく意識した点があれば教えてください。

上邨:ありがとうございます。前作との対比を意識しながら作りました。暴力的で冷たい世界にではなく、親密であたたかい世界に向けて歌っているように思います。

--- サウンド面でのこだわりも強く感じさせられます。苦労した点などがあったら教えてください。

上邨:自分が頭に描いているサウンドのイメージをうまく伝えられなくて苦労しました。

--- こだわりの部分、聴いて欲しいポイントがあったら教えてください。

上邨:前作とのつながりが感じられる作品になっているので、合わせて聴いてみてほしいです。今作で初めて聴いてくれた方は過去の作品も遡って聴いてほしいですね。

--- 前回のインタビューではウエムラさんが影響をうけたものに『村上春樹作品群』、『ミスター・チルドレン』、『エヴァンゲリオ(ヲ)ン』などを挙げていました。今回のアルバムを制作する中で、どんなものに影響をうけたのでしょうか?

上邨:今回は、『ファウスト』、『オルフォイスへのソネット』、リチャード・ミズラックさんの『デザート・カントス』などから影響を受けたように思います。

--- また最近気になるアーティストや作品などがありましたら教えてください。

上邨:デルフィックの「ダウト」という曲が気になっています。

--- リリースツアーも色々なところを周るようですが、意気込みを聞かせてください。

上邨:今回のツアーは全10箇所になります。まだ発表できない部分もありますが、各箇所、素晴らしいバンド達が集まってくれました。本当に今から楽しみです!前回もそうでしたが、このツアーを経て、そこから感じたものを次に活かしていきたいですね。

--- アルバムを完成させたばかりで気が早いかもしれませんが今後のwooderd chiarieのサウンドはどのような方向へ進んでいくのでしょうか?

上邨:正直なところ、わかりません。それがいつになるかわかりませんが、自分の中で『サクラメント・カントス』を消化したときに、自ずと方向は決まってくるように思います。

--- それでは最後に一言お願いします。

上邨:アルバムを聴いて、是非ライブを見に来てください。ライブ会場で会いましょう。

--- ご協力ありがとうございました!
 

 

 

 



wooderd chiarie(ウッダード・チアリ)
Vo/Gu :上邨 辰馬
Guitar : 小和瀬 健士
Bass : 久保寺 豊
Drums : 岡部 将宗

2001年結成、東京都内を中心に活動を開始。時に深く/時に力強く表現される独自で壮大なバンドサウンドと、 様々な感情/景色を想起させる表現力豊かな上邨の歌声と詩世界が織り成す音楽を作り続けるwooderd chiarie。 作品を重ねるごとにその世界はさらなる広がりを見せている。

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