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神保彰デビュー30周年 3連弾

Friday, January 29th 2010

本人会心作LA録音新譜、新曲収録レーベル越えたベスト盤、初録音作がリリース。サイン入りドラム・ヘッド&シンバル、キーホルダー特典。



2010年は、神保彰の記念すべきデビュー30周年。そんな神保氏に改めて幼少時代、学生時代、そしてプロになってからにおいて、自身の大きな音楽的形成要因をお聞きしました。

「幼少時代は、父の聴いていたジャズ、ポップス、歌謡曲、それからテレビを見てハマったGS(グループサウンズ)に大きな影響を受けました。学生時代は、高校2年でCTIサウンドに魅せられ、大学でビッグバンドサークルに参加した事。プロになってからは、作曲を覚えた事が非常に大きな意味があったと思います。」(神保彰)

神保彰の30年

神保彰は、1980年に、佐々木隆の後任としてカシオペアに加入。グループ3枚目にして初の、そして驚異のライヴとして語り継がれるアルバム『THUNDER LIVE』で、その圧巻のドラミングにて一瞬にしてその名を知らしめました。

スタジオ作としては1988年の『EUPHONY』を最後にカシオペアを脱退。櫻井哲夫と共にヴォーカル・グループ“シャンバラ”、インスト・グループ“ジンサク”などで活躍。その後は、ラテン・ジャズ・ビッグ・バンド“熱帯ジャズ楽団”、DJケイナカヤマとのユニット“インテリジェント・ジャズ”、太鼓奏者、ヒダノ修一とのユニット“ヒダじんぼ”、ドラマー、則竹裕之とのユニット“シンクロナイズドDNA”、LAベーシスト、ブライアン・ブロンバーグとの“JBプロジェクト”、学生時代の音楽仲間、鳥山雄司、和泉宏隆と“ピラミッド”、1997年からのカシオペア・サポートなどのグループ・ワークに加え、トリガー・システムを駆使したソロ・ドラム・パフォーマンス、“ワンマン・オーケストラ”など、カシオペア脱退から20年経過する現在に至るまで、世界中飛び回り、ドラマーとしてのあくなき追及と進化、ジャンル、国籍を超えた様々なコラボレーションを実現し、2007年にはニューズウィーク日本版において「世界で尊敬される日本人100人」に選出、掲載されています。

30周年を見事に飾る新作『ジンボガンボ』

まさに世界規模で活躍している神保彰ですが、今年は記念すべきデビュー30周年。そのアニヴァーサリーを飾るべく完成した最新作が「ジンボガンボ」です。2007年にリリースしたアルバム『Four Colors』以来、必ず参加しているエイブラハム・ラボリエル(b)、オトマロ・ルイーズ(p)。新作でもこのふたりがバックアップしているのは言うまでもありません。

「エイブラハムとオトマロとは、太い絆のようなものを感じます。このトリオに、ギタリストが出たり入ったりするというスタイルが出来つつあります。ここ20年ほどアフロキューバンリズムに傾倒していますが、彼等はなんといっても血の中にそれが入っていますから。彼等と演奏すると本当に楽しいのです。」(神保彰)
昨年、9月にはこのふたりにリー・リトナーを加えたメンバーで、東京ジャズに出演しています。

「前日にたった3時間のリハーサルをしただけでしたが、非常に楽しく、また完成度も高いステージでした。高次元の音楽的コミュニケーションが出来たのが嬉しかったです。」(神保彰)
そしてアルバムでは、エイブ、オトマロに加え、ギタリストを迎えたクインテット編成が、ひとつのパターンを成しています。これまではフランク・ギャンバレやマイケル・ランドウが参加。今回はマイケル・トンプソンの予定だったそうですが、急遽オトマロの紹介でアレン・ハインズに変更されました。アレンは、ボストンバークリー音楽大学、ロスのMI(Musicians Institute)出身で、MIの講師も勤めています。スティーヴィー・ワンダー、ナタリー・コールから、クルセイダーズ、ボビー・コールドウェルに至る膨大な共演、サポートで、日本でもアルバムが3枚リリースされ、マイケル・ランドウらとともに人気の高い指折りのLAギタリストです。

「アレン・ハインズはオトマロの紹介でしたが、僕は非常にツボでした。音色といい、歌い回しといい、いい意味でやんちゃな感じが出たと思います。音色に艶があって、歌心もある上にテクニックも素晴らしいです。非常にハマった人選だと思っています。」(神保彰)
そんな素晴らしいメンバーと共に、作り上げたアルバムですが、今回はどのようなテーマで臨んだのでしょうか?

「プログラミングやサウンドデザインのツボが少しわかりかけてきました。あらかじめじっくり作り込んだものと、スタジオの現場で瞬間に生まれるものを、高次元で融合させるのが今回の、そしてこれからの作品の大きなテーマです。」(神保彰)


『ジンボガンボ』収録曲

では、神保氏の一言コメントと共に楽曲を御紹介しましょう。

  • 1 : スパーク
  • 「ネオ70年代サウンド」(神保彰)
    インテリジェント・ジャズ用に作った曲で、クラブ〜ジャズ・ファンク的雰囲気と、エネルギー感があってオープニングにふさわしいナンバー。
  • 2 : ジンボガンボ
  • 「睡眠作曲が初めて形になりました」(神保彰)
    朝目覚めると、ベーシックなメロディーとタイトルが既に出来上がっていた、という初経験。3人の外国人プレイヤーが「ジンボガンボ」と歌うのがユニークだが、全員のプレイは強烈!
  • 3 : オオサカ・ストラット
  • 「ギターのウネウネ感が大阪でしょ」(神保彰)
    JIMSAKU時代に書いた「Tokyo Strut」という曲のアンサーソング。心地よいミディアム・グルーヴ・ナンバー。アレン・ハインズのギターが唸る。
  • 4 : オウェレオ
  • 「アフリカはドラムの故郷」(神保彰)
    遥か壮大なるアフリカ大陸への思いが溢れるナンバー。パーカッシヴで軽快なリズムの中にも深いメロディーが印象的。再度外人トリオのヴォーカルが入り曲を盛り上げる。
  • 5 : トウキョウ・レイン
  • 「ブルージーなギターが雨を呼ぶ」(神保彰)
    世界中を旅する中で、日本という国の素晴らしさに気づくそうで、東京は彼の生まれ故郷という事もあり、纏わる曲はこれまでに何曲かある。ちょっと憂い気のあるメロディーが印象的なこのナンバーは神保彰の目に映る「雨の東京」の姿があるのだろう。アレン・ハインズが歌いまくる。
  • 6 : ユー・アー・ザ・ヒーロー
  • 「ファンクのつもりがラテンになりました」(神保彰)
    ポップさ満点の神保流ラテン。オトマロとエイブの躍動感は、まさにこのふたりだけが成せる技。神保が惚れこむのも納得できる。
  • 7 : ミストラル
  • 「僕にとっては初タンゴ」(神保彰)
    タンゴにぴったりのメロディーで、これまでになかったパターン。静けさの中にも内なる情熱を表現したナンバー。アレン・ハインズもアコースティック・ギターでじっくり聴かせる。
  • 8 : ムーン・イン・ザ・ミラー
  • 「人ではなく月です」(神保彰)
    ドラマチックかつ幻想感あるミディアム・チューン。神保のソング・ライテイング・センスの良さを感じる楽曲。結構ドラムも叩きまくっている。オトマロのローズ・ピアノも見事にハマり、CTI的世界観も。
  • 9 : ガット・イット!
  • 「さあ皆さんご一緒に歌いましょう」(神保彰)
    「You Got It! I Got It!」のコーラスがリズムと共にシンクロし躍動する、ファンキーでハッピーな楽曲。エイブラハムの超早弾きがピークで盛り上がる。


同時発売2タイトル

「Jimbest(ジンベスト)」
まさに、30周年に相応しく、神保氏本人も超ゴキゲンを連発した自信作『ジンボガンボ』。アルバムは9曲収録ですが、このメンバーでもう1曲「バナナ・ジャム」という曲がレコーディングされており、同時発売となるベスト盤『Jimbest』にのみ収録されています。更にこのベスト盤にはアルバム『フォー・カラーズ』から2曲のリアレンジ&リミックス・バージョン他、徳間時代のソロ作品(現在廃盤)、JBプロジェクトなども収録されているので、是非そちらもチェックされたいと思います。

セルフ・コメント

「僕のプロデビュー30周年を記念して制作されたこのベスト盤「Jimbest」は、1986年から1997年までにリリースされた初期(第1期)ソロアルバムからの音源を集めたディスクと、2005年から2009年までのキングレコードでの作品を集めたディスクの2枚組で構成されています。音楽というのは不思議なもので、聴いていた当時の情景や制作していた当時の感情と分ちがたく結びついているのですね。通して聞き返すと、思い出が走馬灯のようにマインド・スクリーンに映し出されます。

初期ソロアルバムは、ロサンゼルス在住のプロデューサー松居和さんとのコラボ作品で、アレンジャー、ミュージシャンも松居さんのブレインが全面参加し、ドラマーとしての神保彰というよりは、コンポーザーとしての側面に光を当てた作りになっています。当時既にコンピューターが音楽制作の中心的ツールになっていましたが、あえて人力にこだわった音作りのせいか、今聴いてもあまり古さを感じないような気がします。レコーディング中は松居さんのオールズモビル・ステーション・ワゴンを借りてロスの街を走りました。抜けるように青い空、降り注ぐ目映い光、風にそよぐパームツリー、様々な光景が音楽の中に形を変えて刷り込まれています。

一方、2005年からのキングレコードでの作品群では、ドラマーとしての側面も大きくクローズアップされています。超絶ベーシスト、ブライアン・ブロンバーグとタッグを組んだJBプロジェクトの2作品、2007年から毎年制作されるようになった後期(第2期)ソロアルバム、そして新たに収録された新曲で構成されたディスクには、僕の現在に繋がる音楽マップ上のルートが克明に記録されています。(2007年リリースの「Four Colors」からの2曲は、その後の2作品との繋がりを考えてリアレンジ、リミックスを施し、生まれ変わりました。)リマスタリングによって、コンピではあるものの、独立した作品としても聴く事の出来る一枚に仕上がりました。

30年という歳月は長かったようにも感じますし、あっという間だったようにも感じます。長かったにせよ短かったにせよ、ドラムを叩いて音楽を創る喜びは、昔も今も変わらず僕の心に灯をともしてくれます。その灯をリスナーの皆さんと共有できる事を、何にも代え難く嬉しく思う今日この頃です。」(神保彰)



「PAPAYA EXPRESS(パパイア・エクスプレス)」
/慶應義塾大学ライト・ミュージック・ソサイェティー

そして、新作、ベスト盤と共に、幻の処女レコーディング作品『慶應義塾大学ライト・ミュージック・ソサイェティー/パパイア・エクスプレス』が奇跡の復刻&初CD化。カシオペアデビュー前夜の若き神保が参加した慶應義塾大学のビッグバンドが偶然にもキングレコードに残していたスタジオ録音アルバムです。(オリジナル:1979年発売)

セルフ・コメント

「大学2年生の時に所属していた、慶應義塾大学ライト・ミュージック・ソサイェティーのレコーディングがあり、その経験から様々な事を学んで、本格的にドラムの練習にのめり込んで行ったのですが、そのレコーディングこそがこの「PAPAYA EXPRESS」なのです。遥か昔に廃盤になり、再び日の目を見る事はなかったであろうマスターテープが、こうして再び発売されるに至ったのは、天文学的とは言えないまでも、普通ではあり得ない偶然が重なり、神の見えざる手に導かれるかのごとく(すいません、一応経済学部卒なので、、)あるいは、運命で再発が約束されていたかのごとく、ある種の不思議な力が働いたからに他なりません。

30年以上前の録音ですから、マスターテープは倉庫の隅に埋もれてしまったか、あるいは廃棄されたかで、到底見つからないであろうと思ったのですが、キングレコードの音源管理は非常に素晴らしく、良好なコンディションで保存されている事がすぐに判明。カシオペアに加入してプロデビューする1年数ヶ月前の演奏がしっかりと記録されていました。

今聞き返すと、若気の至りというか、気持ちが先に行ってしまって技術が全く付いて行っていないというか、真に赤面の演奏ですが、ここが僕の原点であるのは紛れもない事実なのです。30周年にあたり、昔の拙い演奏を世に出すのはいかがなものかという意見も少なからずありました。しかしこの先、更に30年を目指す上で、皆さんに僕の原点を確認していただく事は、僕にとってある種の洗礼の意味を持つのです。当時の仲間と気持ちを一つにして一生懸命作った音が、リマスタリングによって新たな命を授けられました。楽しんで聴いていただけたらとても嬉しく思います。」(神保彰)



神保彰のこれから

これまでトリガー・システムなどを使用され、ドラムという楽器を極限まで引き出し、圧倒的なテクニックと共に独自のスタイルを築きあげてきた神保彰。今後40周年、50周年etc…を迎えるにあたって自身のドラム・スタイルはどのように進化される、またはどのような方向に向かうのでしょうか?

「変わらず精進していきたいと思っています。これからの課題は、いかに自己のエゴから脱却するかという点です。自分なのに自分じゃない演奏が出来るようになりたいのです。」(神保彰)


神保彰さんより動画メッセージ



神保彰 新作&ベストで特典

新作『Jimbo Gumbo』、『Jimbest』をHMVオンラインで2枚同時購入されたお客様に、神保さん自らがHMVのお客様の為に特別に用意してくれた、シンバルを抽選で2名様、ドラム・ヘッドを12名様にプレゼント。いずれも本人直筆サイン、イラスト入り。更に、HMVオンラインで2枚同時購入された方先着にて、30周年記念キー・ホルダーを先着でプレゼント。


HMVオンライン限定特典
Zildjian社シンバル(15インチ、13インチ)を「抽選で」各1名様、REMOドラム・ヘッドを「抽選で」12名様にプレゼント。いずれも神保さん本人からのご提供の品で、1枚1枚に直筆のサイン、そしてイラストが描かれた、超お宝アイテムとなります。


※特典対象期間:2月23日

・オンライン・モバイルでお買い上げのお客様に、メールにて抽選応募方法を御案内します(商品出荷時)
※オンライン/モバイルでご注文頂いた場合、商品出荷のタイミングによっては応募対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承下さい。
※HMV本サイト及びHMVモバイルサイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります。

特典その2
デビュー30周年を記念した、特製キーホルダーを「先着にて」プレゼント。 ※キーホルダー特典は数に限りがあります。お早めにご注文くださいませ。

*上記特典に関しましては、2010年2月10日発売される『神保彰/ジンボガンボ』(KICJ573)、『神保彰/ジンベスト』(KICJ574)を、「HMVオンライン/モバイルで2枚同時購入」されたお客様が対象となります。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

30周年記念-新作

Jimbo Gumbo

CD

Jimbo Gumbo

Akira Jimbo

Price (tax incl.): ¥3,143
Member Price
(tax incl.): ¥2,891

Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,672

Release Date:10/February/2010

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30周年記念-ベスト盤

Jimbest

CD

Jimbest

Akira Jimbo

Price (tax incl.): ¥3,143
Member Price
(tax incl.): ¥2,891

Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,672

Release Date:10/February/2010
usually instock in 2-3days

  • Point x 1
    Add to wish list

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30周年記念-初レコーディング作

Papaya Express

CD

Papaya Express

慶應義塾大学ライト ミュージック ソサイェティー

User Review :5 points (1 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥2,409
Member Price
(tax incl.): ¥2,217

Release Date:10/February/2010

  • Deleted

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最新DVD

Jimbo Akira/Solo Drum Performance 7-Shadow Exercise-

DVD

Jimbo Akira/Solo Drum Performance 7-Shadow Exercise-

Akira Jimbo

Price (tax incl.): ¥4,290
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥3,518

Release Date:20/January/2010

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これまでのリーダー作品とDVD

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