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巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート

Yusuke Nakagawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166606368
ISBN 10 : 4166606360
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2008
Japan

Content Description

記憶が切れて演奏中に去ったトスカニーニ、札幌で最後を迎えたマリア・カラス。音楽と人生の思いが鮮明に刻印された、クラシックの巨匠たち9人の「最後のコンサート」の物語。

【著者紹介】
中川右介 : 1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。現在、「クラシックジャーナル」編集長、出版社「アルファベータ」代表取締役。ドイツ、イタリア、アメリカなど海外の出版社と共同・提携し、芸術家や文学者の評伝の翻訳本を出版する傍ら、自らもクラシック関係の著書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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音楽を聴きながらも良し。読んで「聞いてみ...

投稿日:2014/12/22 (月)

音楽を聴きながらも良し。読んで「聞いてみようか!」というのも良し。巨匠のラストコンサートは、天国的な美しさを持っているものが多い。バックハウス、ゼルキン、ホロヴィッツ・・・。

segovia さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    タイトル通り世界の「巨匠」たちの劇的なラストが楽しめる。「歌に生き、恋に生きた」マリア・カラス。1974年、札幌厚生年金会館でのラストコンサートがドラマチックだった。

  • Fondsaule

    ★★★☆☆ トスカニーニ、バーンスタイン、グールド、フルトヴェングラー、リパッティ、カラス、カルロス・クライバー、ロストロポーヴィチの最後のコンサートが語られる。最後のコンサートなので病魔に侵されていて・・・ というパターンも多く、バーンスタインなんかは途中で立っているだけになってもオケが演奏は続けていたという話だ。こうなるともう伝説だ。

  • 美東

    「カラヤンに関わったオケ」という基準で「世界の10大オーケストラ」(幻冬舎新書)という著書をあらわした中川右介氏だけあって、とりあげられた「巨匠」たちは多かれ少なかれカラヤンとなんらかの関わりがある。しかし、私としてはイタリアの指揮者G.シノーポリ(1946〜2001)をとりあげてもらいたかった。なんといってもシノーポリは「アイーダ」本番中に倒れて帰らぬ人になった、まさに「ラストコンサート」な人だった。

  • 巨峰

    世界的に著名な10人の音楽家のラストコンサートをカラヤンを横軸に綴ったエッセイ。演奏家という人たちが何なのか少しわかった気にさせてくれます。

  • 愛理ちゃん88

    ロストロポーヴィチの章は結構深い内容。例えば中川氏のルーツが語られる。芸術は政治に利用され、振り回されることもあるので芸術家として自由に活動することのありがたさをわかるし、ロストロポービッチ、ショスタコービッチ、リヒテルなどの芸術家が戦後のソ連激動の生活をしていたことが垣間見れる

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