Xenakis (1922-2001) Review List
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Posted Date:2013/02/17
「プサッファ」は、かつて故長岡鉄男氏が、金山のイベントでシルヴィオ・グァルダ盤をFE-203×8本の巨大スピーカーで聴かせてくれた思い出の曲。当時、私もFE-203×2バックロードで真似して大音響で鳴らしたが、今は小型の自作スピーカーでひっそりと鳴らす身の上。でも、サブウーファーのおかげで、小音量でも当時よりも自然な重低音が聴ける。グァルダ盤よりもホールの余韻が美しく音場が広大な感じが好ましい。「プレアデス」も、かつてのストラスブール盤のようなスピーカーマトリックス再生で、ねずみが天井裏を駆け回るような感じはなく、自然な音場と楽器の質感が美しい。セールの最後の1枚が買えてよかった。
馬羅 . |50year
Posted Date:2012/03/20
クセナキスの音楽は断片的にしか聴いたことがなく、どこから聴いたらいいのか迷っていたが、今回このCDで初めてクセナキスの音楽と正面から向き合ってすっかり虜になってしまった。 クセナキス入門にオススメです。
ユローヂィヴィ .
Posted Date:2011/08/08
2001年に惜しくも糖尿病の悪化で亡くなったクセナキスですが、現代音楽が行き詰まった中で唯一才能のある作曲家が彼だと私は思っています。現代音楽と聞くと調性感が無く、不協和音だらけでよく分からないというイメージがありますし、彼の作品も調性感や不協和音が頻発しますが、なぜかヒューマニズムが根底に存在し、数的処理が作曲に組み込まれていても決して機械的な作品に仕上がらないのが不思議です。私はこの輸入盤そのものは持っていないのですが、復刻された国内盤は所持しています。特にトロンボーンの無伴奏曲「ケレン」はアンサンブル・アンテルコンタンポランで活躍されているベニー・スルチンが演奏し、クセナキスは彼に献呈しています。そして、この曲は演奏するには勿論難解な曲ですが、曲想がとても調性的で何回聴いても飽きの来ない彼の代表作の1つに入ります。新ヴィーン学派を徹底して聴かれた方には特に良さが分かる1枚だと思います。
Ed-JA .
Posted Date:2011/07/22
いずれその内と先送りしていたクセナキスに取り組むことにしました。予想通り、特別な音楽素養もなく耳だけを頼りに音楽鑑賞をしている凡人には、又しても悩みの種が増えてしまったという感じではあります。音楽と言うよりも音による建造物とでも言う方が近いでしょうか。一見無関係で気儘に動いているかのごとき音達は、離合集散を繰り返すうちに、ある時は阿鼻叫喚の大堂伽藍を、またある時は静謐で広大な空間を生みつつ変転していきます。音響構造体の遷移がもたらす抽象的な印象で曲が成立している訳ですが、そんなものが面白いのかと問われると、これが結構面白いのが不思議なところ。常にどこか(何か)へ向かって前進しようとする音の群には、自分の居場所を求めるものに特有の生命力の輝きがあり、次にどんな音響パノラマが展開されるのかとついつい聴き入らされます。現代音楽CDにお約束の、近接した硬質で鮮鋭な録音も大いに寄与しています。音の居場所や動きが掴みやすく、声楽やピアノの離れ業を聴くだけでも値段分くらいは堪能できます。座右に置いて事あるごとに聴くという曲ではないのでしょうが、聴く者にとって新たな音楽の地平を拓いてくれる極めて独自性の高い作品であると思います。
kurokage .
Posted Date:2011/06/12
★5つでは足りません。 面白い、面白過ぎる。 ハードロックに夢中になっていた子供時代を思い出した。
食券乱用 .
Posted Date:2011/05/17
久々にクセナキスをまとめて聞いた。多少古い音源に属するが、どの演奏家もひた向きにクセナキスのスコアと向き合い、感動的であった。ハッタリが全くない!歴史的価値をもつ録音である。 何を聞いても深い感動を味わうことがない少なくなった今の時代!現代音楽が熱く語りかける時代があったんだなぁ。1960年代にリアルタイムでクセナキスを聞けた人をうらやましくも思う。なかでもテープ作”Persepolis”を聞いて、改めてクセナキスの偉大さを痛感した。
ガキデカ .
Posted Date:2011/05/03
大体みんな入っているけど、ピアノ曲が抜けている。それは高橋兄妹の演奏で買えば、いいところクセナキスの音楽をつかめる。レコード時代にボックスで出たりと、クセナキスは録音に恵まれている。極論を言えば、ケージ、シュトックハウゼン以降の現代音楽はクセナキスだけあればいいと思っている。
聖オーガスティン .
Posted Date:2011/01/22
ピアノの超絶技巧もいいですが、古典的弦楽四重奏の枠に現代音楽の精髄を押込むのに痺れます。
四郎右衛門 .
Posted Date:2010/12/26
なんといっても一番の聴き物は高橋悠治がソロをとるエオンタだろう。音声ディスクなので作曲者が最も望んだ空間性、方向性を出す演奏形態には十全でない。それでも演奏の見事さがそれを補っていると思う。クセナキスは建築家でもあるので音楽を幾何学的に捉えるだけでなく、幾何学そのものとして構築するのだろう。ここには伝統的概念の更新と同時に洗い直しが徹底的に行われているようだ。彼の作品が真の意味で十全に評価される日はもうちょっと先かもしれない。
鉄血桃太郎 .
Posted Date:2010/10/09
今年(2010年)、芸大フィルがクセナキスの管弦楽曲だけを扱ったコンサートをやって、その力演に接したこともありますが、興味深くディスクを聞くことができました。彼の作品に接する上で、どうしてもヴィジュアルな部分、そしてホールを満たす音響と言った面についてはデスクだけでは難しいのですが、かなりの成果を上げていると言ってよいと思います。いずれにせよこれだけパッケージで聞けると言うのはかなり逝けていると言えましょう。やはりここは最高点を付けざるを得ません。
小田春永 .
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