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ロミオとジュリエット

William Shakespeare

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102020012
ISBN 10 : 4102020012
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    他のシェークスピア作品よりも、悲劇としてのインパクトにはやや欠けるようだ。モンタギューとキャピュレットの対立の構図が劇の基軸になっているのだが、その構造が強固過ぎるために、ドラマとしての緊張を生みだして行かないからである。また、主人公2人の悲劇を決定するのが両者の葛藤によるのではなく、手紙が届かなかったという偶然によったことも、劇の立体化を妨げている。もっとも、この劇はむしろ隠喩と諧謔と詩情に溢れたセリフをこそ味わうものであって、もともと劇的構造には力点が置かれていなかったのかも知れないのだが。

  • 紅はこべ

    ロミオの親友マキューシオとジュリエットの求婚者パリスが太守の親族ということは、モンタギューとキャプレット両家の確執には、この2人の太守の後継者争いが絡んでいたりして。マキューシオは何かロミオに気がありそう。太守とキャプレットは後継者を失い、若者世代で残ったのはモンタギュー家のベンヴォーリオだけ。モンタギューの一人勝ちか。

  • ehirano1

    云わずと知れた名作中の名作。これでもかと言わんばかりに怒涛のタラレバで悲劇が起こる起こる、スピード感を伴ってどんどん起こる(何故本作が4大悲劇ではないのか不思議なくらい)。結局は、本作で述べられた悲劇は両家の背景にある「皇帝vs.教皇」の縮図であったのではないかと思いました。

  • ケイ

    恋に落ちるのも、結婚するのも、絶望するのも、命を絶つのも、すべてが早すぎる。しかもジュリエットは14歳になる前だったなんて。もう理解をこえていて、呆れかえるほどなのだが、中学生の頃は読後に感涙していた気がするので、ロミオ達と同年代の純情な若者には訴えかけるものがあるのだろうか。僧ロレンスと太守の言葉が含蓄があり、愚かな大人と対照的。

  • のっち♬

    対立する二つの家の息子息女の悲恋物語。ソネット流行の肖り、ロマネスク的シンメトリーの厳守、奔放な措辞・修辞の氾濫、悲劇の焦点を性格よりも外在的運命との葛藤に置く様は初期ならでは。作者は時間経過を僅か五日間に圧縮することで幸福からの転落を劇的にしているが、中でも豊かな精彩を放つのがマキューシオと乳母という稀代の人物造形。とにかく無軌道で猥雑で台詞一つ一つに人間味が溢れている。洒落合戦の注釈は翻訳者の絶望が垣間見れる。成立は翻案的でも複式舞台の特性を巧みに駆使して立体性や連続性でも確かな独創性を示した代表作。

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