William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

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シェイクスピア全集 8

William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480033086
ISBN 10 : 4480033084
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

弟の姦計により、地位を奪われ、娘ミランダとともに孤島に流されたミラノ大公プロスペロー。歳月を経て秘術を身に付けた彼は、ある日魔法の力で嵐を起こす。彼を陥れた弟とナポリ王、王子を乗せた船は難破し、孤島へ。そこでミランダとナポリ王子は恋に落ち、プロスペローは妖精を操って公国を取り戻す。詩的音楽性と想象力に満ちた作品を、評価高まる新訳で。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    松岡和子訳で再読。イギリスが海洋国となって植民地支配していたことを、確かに読みとれる。アメリカンネイティブはロンドンで見世物小屋に連れていかれていたこともさらりと書かれている。いずれ『ガリバー旅行記』や『宝島』を生み出す土壌がある。キャリバンはプロスペローやミランダに悪態をつくが、それは彼らが教えた言葉を用いてなのだ。せっかく教えてやった言葉で感謝をするどころか…と憤るプロスペロー達。ポストコロニアルなんて言葉が数世紀後にできるはるか前に自然とそれを描いているシェイクスピアの偉大さ。

  • KAZOO

    これはシェイクスピアが独りで書いた最後の作品といわれているようです。私は劇では観たことがないのですが、映画で見て楽しみました。とくにエアリアルをうまく映画技術を使って存在感有らしめていた気がします。この劇のせりふも小気味よく読むことができあまり長くないので楽しめます。そんなに悲劇っぽくもなく、気楽に読むことができました。

  • クプクプ

    私はシェイクスピアを読み慣れていないため物語の全体像は把握できませんでしたが松岡和子さんの訳は、はずれがないと思いました。ゴンザーローの「これは現(うつつ)か夢か、分かりかねます。」というセリフが印象に残りました。

  • 燃えつきた棒

    「語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団」(マーガレット・アトウッド著、鴻巣 友季子訳)を、より楽しむために読んだ。 シェイクスピアは、子供の頃の『講談社少年少女文学全集05 -イギリス編2』の 「シェークスピア物語」 (チャールズ・ラム&メアリ・ラム)以来。 ハッピー・エンドといい、プロスペローの「許し」といい、ハリウッド映画の元祖のような作品だ。 今回のような動機付けがなければ、まず読むことはなかっただろう。 シェイクスピアで興味があるのは「リア王」のみ。

  • syaori

    現代の価値観からするとキャリバンの扱いには首をかしげるところもありますし、エアリアルの解釈についても諸説あるようですが、個人的には英国王女の結婚式にも上演されたという祝祭的な雰囲気を楽しみました。何と言っても弟とナポリ王の姦策により追放されたミラノ大公プロスペローの復讐劇は、自分を追った仇の息子に娘を嫁がせる大団円で終わるのですから。たとえミランダが言う「すばらしい新世界」が皮肉を含んだものだとしても、最後の幕引きはとても美しいと思います。願わくば、私の満足のため息が彼らの船をナポリへと進ませますように。

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