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Simon Boccanegra: P.stein Abbado / Maggio Musicale Fiorentino

Verdi (1813-1901)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TDBA0049
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

ヴェルディ作曲 歌劇《シモン・ボッカネグラ》

ベルリン・フィルの芸術監督の任を終えた直後のクラウディオ・アバドが、フィレンツェ5月祭に登場し、自身最も愛好し得意とするヴェルディ中期の傑作《シモン・ボッカネグラ》のタクトをとりました。マリアに美しきディーヴァ、カリタ・マッティラ、そして充実の男声陣(コンスタンティノフ、ラ・スコーラ、ルーチョ・ガッロ)が、迫真のヴェルディのドラマを、地中海を暗示する青を基調とする美しい舞台に展開します。


シモン・ボッカネグラ      カルロ・グエルフィ
ヤコポ・フィエスコ(アンドレア)  ジュリアン・コンスタンティノフ
マリア・ボッカネグラ(アメーリア)  カリタ・マッティラ
ガブリエーレ・アドルノ      ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ
パオロ・アルビアーニ      ルーチョ・ガッロ
ピエトロ        アンドレア・コンチェッティ
弓隊の隊長        エンリーコ・コッスッタ
アメーリアの侍女      カーティア・ペッレグリーノ

演出:ペーター・シュタイン
共同演出:カール・フィリップ・フォン・マルダゲム
指揮:クラウディオ・アバド
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団・合唱団
合唱指揮:ホセ・ルイ・バッソ

2002年6月19日
フィレンツェ歌劇場(フィレンツェ5月音楽祭)
におけるライヴ収録

日本語字幕:井内 百合子

製品仕様
収録時間  全プログラム143分
字幕    日本語・イタリア語
ヴィデオ仕様  16:9 カラー
本編音声仕様  @リニアPCM48kHz/16bit ステレオ
Aドルビーデジタル 5.1chサラウンド
BDTS 5.1chサラウンド
ディスク仕様  片面2層




プロフィール
カルロ・グエルフィ(シモン)
 ローマ生まれのバリトン。1983年にペルティレ国際コンクールで優勝。以後、欧米で幅広く活躍。やや高めの声域で、リゴレットやマクベス、《仮面舞踏会》のレナートなどヴェルディの中期傑作群から《トスカ》のスカルピアまでのイタリア・オペラを得意とする。

ジュリアン・コンスタンティノフ(ヤコポ・フィエスコ/アンドレア)
1966年ブルガリアのソフィア生まれ。98年ロンドンの《群盗》で注目された後、2000年のザルツブルグ・イースター・フェスティバルで本作に出演し、賞賛された。恵まれた体躯と声量を生かして、イタリアものから《ボリス・ゴドノフ》の主役まで幅広く活躍中。

カリタ・マッティラ(マリア・ボッカネグラ/アメーリア)
 1960年、フィンランドのソメロ生まれ。83年カーディフの国際声楽コンクールに優勝し、国際的に活躍の場を得た。リリカルな声でモーツァルトからワーグナーなど独墺圏のオペラを得意とするかたわら、ヤナーチェクやヴェルディの作品でも成功を収めている。

ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(ガブリエーレ・アドルノ)
 1958年パレルモ生まれ。《ドン・パスクワーレ》(83)のエルネストでデビュー、欧米の大歌劇場で活躍を始める。スカラ座には88年に初登場、ムーティに重用された。ドニゼッティからプッチーニまでのイタリアもの全般をレパートリーとし、来日回数も多い。

ルーチョ・ガッロ(パオロ)
 1959年、イタリアのタラント生まれ。85年にデビュー。モーツァルトやロッシーニなど古典派の曲で認められ、93年には《ドン・ジョヴァンニ》のタイトルロールを歌ってスカラ座に初登場を飾った。近年はヴェルディやプッチーニの性格的な役柄で活躍している。

クラウディオ・アバド(指揮)
 1933年ミラノ生まれ。スカラ座には60年にデビュー、68年から86年まで音楽監督を務め、ヴェルディの《ドン・カルロ》といったイタリアの作品に加え、ワーグナーやムソルグスキーなど幅広い演目を手がけた。その後、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を経て、90年から2002年までベルリン・フィルハーモニーの音楽監督を務めている。オペラ指揮者としては、19世紀末からのヴェリズモの潮流は避けつつ、緻密な構築力でロッシーニやヴェルディを力強く造型。81年のスカラ座来日公演でも本曲を指揮して絶賛された。

ペーター・シュタイン(演出)
 現代ドイツを代表する演出家。ザルツブルク音楽祭の演劇部門ディレクター(91‐97)を経て、ゲーテの『ファウスト第1部/第2部』をハノーヴァーで21時間かけて完全上演してセンセーショナルな成功を収め(00)、オペラでもザルツブルク・イースター音楽祭(02)でアバドと組んで《パルジファル》を上演するなど、精力的に活動を続けている。

Track List   

  • 01. 本編

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歌手陣は総合的にはいいのだが、ラ・スコー...

投稿日:2009/12/30 (水)

歌手陣は総合的にはいいのだが、ラ・スコーラは声はともかく、見栄えがしないこと甚だしい。マッティラも、もう少し容貌に若さがあればいいのだが。グエルフィ、コンスタンティノフ、ガッロはイメージを裏切らない。アバドの指揮は実に周到だし、細部にまで目が行き届いている。また、フィレンツェ5月音楽祭管も、これによく応えている。さらにシュタインの演出は、適度に抽象化された舞台で、展開はなかなかに見事だ。音質、画質ともに上々。

烏 さん | 広島県 | 不明

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このオペラは初体験でしたが、オテロや椿姫...

投稿日:2008/07/03 (木)

このオペラは初体験でしたが、オテロや椿姫に劣らずストーリーも音楽も素晴らしいと思いました。 歌も演奏も、グッとくるものがあって、昔の名画を観る時のような感動を覚えました。 衣装・舞台は簡素な部類のようですが、最近流行の奇を衒った演出ではなく安心しました。 日本では滅多に体験できないラストシーンに羨望も覚えました。

TOCHIPAPA さん | Hirosima | 不明

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