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Rigoletto : Wagemakers, Frizza / Gran Teatre Del Liceu, Carlos Alvarez, Javier Camarena, Desiree Rancatore, etc (2017 Stereo)

Verdi (1813-1901)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
763804
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description


バルセロナ、リセウ大劇場 2017
イタリアの俊英リッカルド・フリッツァ指揮による、ヴェルディ屈指の人気オペラ『リゴレット』
人気実力派歌手アルバレス、カマレナ、ランカトーレ、ケモクリーゼ!


劇中で歌われる人気のアリア『女心の歌』に代表されるヴェルディ中期の傑作オペラ『リゴレット』。ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「王は愉しむ」をもとにした悲劇的なオペラ。金と権力にものを言わせる若くして女好きのマントヴァ公爵。それに仕える道化師リゴレットが溺愛する一人娘ジルダをもてあそばれたことから公爵の殺害を依頼するという物語。
 いまやイタリアにとどまらず世界各地で活躍、日本の聴衆にもお馴染みのリッカルド・フリッツァの素晴らしい指揮、そしてオランダ出身のモニク・ワーゲマーカースのシンプルながら卓越した演出、オスカーも何度も受賞している英国の衣裳デザイナー、サンディ・パウエルによる鮮やかな衣裳で見ごたえのある舞台が展開されています。
 歌手陣も充実の布陣。リゴレットの悲劇性を見事表現したカルロス・アルバレス。力強い歌声でMETをはじめ今世界中の聴衆を虜にしているメキシコ出身のテノール、ハビエル・カマレナのマントヴァ公爵。まさにヴェルディが望んだジルダを演じるのは、同役を100回以上歌っているというデジレ・ランカトーレ。美声と美貌で魅了するグルジア出身のケテワン・ケモクリーゼは、公爵に恋をしたマッダレーナを歌います。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲

 カルロス・アルバレス
(リゴレット/バリトン)
 ハビエル・カマレナ(マントヴァ公爵/テノール)
 デジレ・ランカトーレ(ジルダ/ソプラノ)
 アンテ・イェルクニカ(スパラフチーレ/ バス)
 ケテワン・ケモクリーゼ(マッダレーナ/メゾ・ソプラノ)
 ジャンフランコ・モントレソル(モンテローネ伯爵/バリトン)
 ジェンマ・コマ=アラベール(ジョヴァンナ/メゾ・ソプラノ)
 トニ・マルソル(マルッロ/バリトン)
 ホセプ・ファド(マッテオ・ボルサ/テノール)
 ハビエル・メンドーサ(チェプラーノ伯爵/バス)
 メルセデス・ガンセド(チェプラーノ伯爵夫人/メゾ・ソプラノ)
 マリエル・フォンテス(公爵の小姓/メゾ・ソプラノ)
 リセウ大劇場合唱団(合唱指揮:コンチタ・ガルシア)
 リセウ大劇場管弦楽団
 リッカルド・フリッツァ
(指揮)

 演出:モニク・ワーゲマーカース
 舞台美術:マイケル・レヴィン
 衣装:サンディ・パウエル

 収録時期:2017年
 収録場所:スペイン、バルセロナ、リセウ大劇場(ライヴ)
 映像監督:ステファン・ルバート

 収録時間:133分
 画面:カラー、16:9、1080i
 音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.0
 字幕:伊(歌唱言語)、英、独、仏、西、カタルーニャ、韓、日本語
 BD50
 Region All

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現代最高のリゴレット歌い、カルロス・アル...

投稿日:2025/01/24 (金)

現代最高のリゴレット歌い、カルロス・アルバレスが見られる映像ディスクは、このほかにロイヤル・オペラ版(2021年)があって、指揮はそちらの方が上だが(何と言ってもパッパーノ)、演出はこちらが断然良い。このオペラ、特にジルダが公爵の身代わりになって死んでしまう第3幕の展開はあまりにも「都合良すぎて」、オペラというそもそもアンチリアルな芸術ジャンルにしても、嘘っぽさがぬぐえない。「まあ、この時代のオペラだから」と諦めてしまわないで、それを何とか現代人にも納得できる舞台にしようとしたのが、この演出。時代を現代に移したわけでもなく、ストーリーの読み替えもない。その点では至極まっとうな演出なのだが、手前に傾いたり、上昇して二層になったりする、ほぼ正方形の可動式の舞台の上には何の大道具もない。つまり主人公の内面をサイコドラマとして見せる演出であって、すべての出来事はリゴレットが見た悪夢だとも解釈できる。名アリア「悪魔め、鬼め」の場面など、まさにこうでなくっちゃという的確な舞台。リゴレットとジルダには公爵とマッダレーナが見えているが、公爵側からは二人が見えないという四重唱も、大道具なしでどうやるのかと心配したが見事に解決。 ロイヤル・オペラ版では背中にこぶをつけていたアルバレスだが、こちらは素のままで演技(最初の場面のみ白塗りの化粧)。60歳過ぎてからのヌッチの映像(2006年、チューリッヒ/2008年、パルマ)はあまりにリアルに老人で、ひどく生々しいが、アルバレスからはもっと普遍的な人間の悲しみが感じられ、リアリズムを捨てた舞台の趣旨にも合っている。カマレナは技術的には完璧。見た目は全くイケメンではないが、この演出なら問題なし。失礼ながら実年齢を言うと、ランカトーレはアルバレスより十歳ほど若いだけなのだが、さすがの演技力でちゃんと彼の娘になっている。指揮は手堅く、致命的な不満はない。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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