CD Import

Otello : Wilhelm Furtwangler / Vienna Philharmonic, Vinay, Schoffler, Dermota, C.Martinis, S.Wagner, etc (1951 Monaural)(2CD)

Verdi (1813-1901)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC4240
Number of Discs
:
2
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


フルトヴェングラーの劇的名演『オテロ』、良好音質CDで復活!

世紀のオテロ歌いとして有名なラモン・ヴィナイを迎えて、1951年のザルツブルクでフルトヴェングラーが振った『オテロ』。ヴェルディ没後50年記念の新演出、巨匠には珍しいイタリア・オペラ。極彩色の華やかさより、骨太のモノクローム。ワーグナーを聴くかのごとき、緊迫感ある、重厚で劇的な演奏で圧倒されます。識者の間で評価の高い巨匠の貴重オペラが、最初期LPの良好マスターから復刻されます!

米MRF、米ワルター協会についで、LP発売された伊チェトラ盤(LO-6)。ミラノ、ディスコス社制作のこの音源をキングレコード(セブンシーズ・レーベル)は1980年に国内発売しましたが、CD化は他社に先行され、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ったまま。今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から、キング関口台スタジオで40年ぶりにデジタル・マスタリング&初CD化。音はかつてないほど鮮明、明瞭です! 欧州のいくつかのレーベルでは疑似ステ処理したCDが出回りましたが、こちらは真正モノラル録音。迫力ある芯のしっかりした音をお聴き下さい。
 以下、フルトヴェングラーのディスク批評の2大名著より。

「フルトヴェングラーの『オテロ』は、総譜に交響楽的な要素が多く含まれているために、貴重な記録となり、珍品となることを免れている。フルトヴェングラーは『オテロ』を壮大な交響詩として振っており、それゆえ歌手たちは単なる焦点ではなく、全体を形作る印象的な要素に昇格した。」〜ジョン・アードイン著 藤井留美訳『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』音楽之友社刊、2000年〜

「フルトヴェングラーのオテロは巨人的な力を持った演奏で、オーケストラ・パートはその異質なアクセントにもかかわらず、いつもよりは、はるかに見事に演奏されている。・・・(中略)フルトヴェングラーの二つの崇高な特性、すなわち、長大な作品をひとつの全体として造型する能力と、耐え難い緊張のクライマックスを設定する能力が、ここに最高に示されている。さらには伴奏者としてのみごとな特質が加わっている。まことに偉大な演奏というべきである。」〜ピーター・ピリー著 横山一雄訳『レコードのフルトヴェングラー』音楽之友社刊、1983年〜
 日本語解説書(浅里公三氏のライナーノーツ)付。(販売元情報)

*歌詞対訳は販売元HP(WEBサイト)に掲載予定とのことです(ブックレットに記載されるパスワードを入力)。

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲


 ラモン・ヴィナイ(テノール:オテロ)
 パウル・シェフラー(バリトン:イヤーゴ)
 アントン・デルモータ(テノール:カッシオ)
 カルラ・マルティニス(ソプラノ:デズデーモナ)
 ジークリンデ・ワーグナー(アルト:エミーリア)
 アウグスト・ヤレシュ (テノール:ロデリーゴ)
 ヨーゼフ・グラインドル(バス:ロドヴィーコ)
 ゲオルク・モンティ(バス:モンターノ)、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年8月7日
 録音場所:ザルツブルク、フェストシュピールハウス
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 音源提供:DISCOS, Milano
 国内発売旧LP:セブンシーズ GT-7101/3(1980.3.21 オリジナルLPはチェトラLO-6)

 国内製造品
 日本語帯・解説付

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
賛否両論あるだろうけど、私は、フルトヴェ...

投稿日:2020/12/30 (水)

賛否両論あるだろうけど、私は、フルトヴェングラーの名人芸も印象的だった。それに、妙に、デズデモーナの歌う「柳の歌」は、心に残る。これは、原作のシェイクスピアの功績か?ヴェルディ作曲の実力か?それとも?とにかく、ヴェルディ作曲「オセロー」が、名作だと、認識できる。フルトヴェングラーもドイツ語で無く「イタリア語」上演にこだわったのは、この作品の持つ力強さだと思う。フルトヴェングラー・ファンには、物足りなくとも、多くの人に聞いて欲しい。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
これって先に出た107枚ボックスに紛れ込ん...

投稿日:2013/11/27 (水)

これって先に出た107枚ボックスに紛れ込んでいた音源と同じでしょうか? このボックス唯一のヴェルディ 何処から出てきた音源化全く分からなかったので助かりました。 フルベンの指揮スタイルは良く分かります。

Kiyoshi さん | 神奈川県 | 不明

1

Recommend Items