Hi Quality CD

Macbeth: Abbado / Teatro Alla Scala Verrett Cappuccilli Domingo Ghiaurov (Uhqcd)

Verdi (1813-1901)

User Review :4.5
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG41162
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
Hi Quality CD

Product Description

生誕90周年記念 クラウディオ・アバド名盤UHQCD
ヴェルディ:歌劇『マクベス』


【アバド生誕90周年記念】【初回生産限定盤】【UHQCD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
1968年から18年間スカラ座の音楽監督を務めたアバド。この『マクベス』は、充実したソリスト陣とオーケストラ、合唱団を若きアバドが見事に統率した名演で、今なおこの作品のベスト・パフォーマンスにあげるリスナーも多いアルバムです。1976年度レコード・アカデミー賞大賞受賞盤。
※歌詞対訳は付いておりません。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『マクベス』全曲

 ピエロ・カプッチッリ
(バリトン:マクベス)
 ニコライ・ギャウロフ(バス:バンクォー)
 シャーリー・ヴァーレット(ソプラノ:マクベス夫人)
 プラシド・ドミンゴ(テノール:マクダフ)
 アントニオ・サヴァスターノ(テノール:マルコム)
 ステファニア・マラグー(ソプラノ:侍女)
 カルロ・ザルドー(バス:医師)
 ジョヴァンニ・フォイアーニ(バリトン:従者)
 アルフレード・マリオッティ(バス:刺客)
 セルジオ・フォンタナ(バリトン:伝令)、他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ロマーノ・ガンドルフィ)
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1976年1月
 録音場所:ミラノ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

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Comprehensive Evaluation

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当盤こそ、我がCDコレクション中のベスト...

投稿日:2021/03/13 (土)

当盤こそ、我がCDコレクション中のベスト・オブ・ザ・ベスト。その地位は40年揺るがない。異様な緊迫感が立ち込める冒頭から全編に亘って隅々まで神経が行き届いた演奏には一切の無駄がなく、劇場空間の広がりと奥行きを感じさせながらもきめ細かく劇的な響きに何度聴いても感動する。開幕早々からスカラ座合唱団の威力に圧倒され、夫を唆そうとするマクベス夫人の腹黒さをよく表現しているシャーリー・ヴァーレット、主体性のないマクベスの不安定な心情を掘り下げているピエロ・カップッチッリ、緊迫感の富んだ味わい深い歌唱を聴かせるバンクォーのニコライ・ギャウロフも見事だ。実際の上演ではドラマの流れを断ち切る、という理由でカットされることが多いバレエ音楽も、ここでは緊張感の持続の中に置かれて、ドラマを盛り上げる。アッバードのオペラ録音は、劇場上演での盛り上がりよりも録音を意識してシンフォニックな響きに意識を向けているようでいながら、実際にスカラ座に出向いて聴いた(’85年)演奏でもやはり、この録音と同じようにシンフォニックなもので、誠に緻密な演奏だった。ブルー・レイオーディオ化されて、どんなものか初めて入手したが、素晴らしい音に驚いた。前奏曲のドラの音の奥行と広がりには痺れた。音の向上が、更にこのディスクの存在価値を高めてくれて、嬉しく喜ばしいかぎりである。

ジャン=ルイ さん | 千葉県 | 不明

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不滅の『マクベス』である。ウィーン国立オ...

投稿日:2013/05/19 (日)

不滅の『マクベス』である。ウィーン国立オペラで1999年に初めて『マクベス』を聴いた。タイトルロールはヌッチ。帰国直後にこのCDを購入して聴き、自分がつい先日目の当たりにした実演に勝るとも劣らない感動を受けた。ヴァーレットの夫人をカラスの夫人と比較して劣るという感想もあるかもしれない。しかし、私にとってはその邪悪さを表現してあまりあるのはヴァーレットの方だ。もちろんカプッチッリのマクベスも完璧。ギャウロフ・ドミンゴも格調高く歌い上げてすばらしい。バグパイプの音色を模したという序曲冒頭から緊張感が並ではなく、指揮・オーケストラも文句の付けようがない。

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陰謀と流血の暗いドラマだが、プーシュキン...

投稿日:2011/02/10 (木)

陰謀と流血の暗いドラマだが、プーシュキンの「ボリス・ゴドノフ」のヒントとなり、黒澤明の「蜘蛛の巣城」の原作にもなった。一気呵成に突き進む王位簒奪者の悲劇は多くの人々を惹きつけてやまないものがあるのだろう。ヴェルディ・バリトンの第一人者だったカプッチッリとヴァーレットの名唱、若きアバドの指揮もすばらしい。 ただヴァーレットがマクベスからの手紙を朗読するところは、残念ながら発音がかなり非イタリア人であった。イタリア語は母音の発音がわりと単純だが、それでもネイティヴにはそれなりのものがあるということだろう。

鉄血桃太郎 さん | 山梨県 | 不明

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