CD Import

Sym, 4, Flos Campi: P.daniel / Bournemouth So & Cho Silverthorne(Va)

Vaughan Williams (1872-1958)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8557276
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヴォーン=ウィリアムズの第4交響曲は、彼の書いた中ではもっとも不協和音が多く、とはいえ演奏機会に恵まれている交響曲のひとつです。ヴォーン=ウィリアムズといえば、通常は旋法、旋律主導で民謡にも影響を受けた「田園情緒」の作曲家と思われていますが、この交響曲は英国モダニズムの最高到達点を印すものです。ウィリアム・ウォルトンは、自分自身の交響曲の完成に追われている最中にヴォーン=ウィリアムズの「第4」のリハーサルに立会い、ある友人に深刻な顔つきでこう語りました。「君はベートーヴェン以来最大の交響曲を耳にしているのだよ」対照的に、「フロス・カンピ(野の花)」は、雰囲気に満ちた素晴らしい音楽で繊細な田園のイメージを思い起こさせるものです。愛慕の情を詩的に綴った第一部から、フィナーレの人生を肯定する充足感へと振幅に富む内容を持つ作品です。8.557276

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
傑作第4交響曲をようやく聴くことができた...

投稿日:2017/08/31 (木)

傑作第4交響曲をようやく聴くことができた ボーンマスSOの全集鑑賞を完遂した 指揮者は複数起用されてもBSOの演奏に迷いはない 身の内にRVWのソノリティを備えているオーケストラの演奏だ どの曲からも感銘と示唆を数多く受けた 果たして第4番も快演だった 戦争交響曲の一環にある音楽という概念を越えて 絶対音楽たる緻密な構造と展開の深さに改めて瞠目した 感動の焦点を明確に捉えたダニエルの指揮にも共感した 第4交響曲の見事さに加え ”ノーフォーク狂詩曲第1番”の美しさが胸にこたえた これで十分救われたのに”フロス・カンピ”へ続く なんと切なく懐かしい ヴィオラとヴォカリーズを伴った簡素なオーケストラが奏でる命の賛歌はしみじみと身に沁みてくる RVWは20世紀という混乱の迷走の時代に人の心に寄り添う音楽を”語り”続けた稀有な作曲家だ NAXOSにはRVW作品をまとめて再出版されることを請い願う できればお聴きを

風信子 さん | 茨城県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
R.V. ウィリアムズはイギリス近代作曲家の...

投稿日:2012/02/28 (火)

R.V. ウィリアムズはイギリス近代作曲家の大家の一人で、クラシックから映画音楽まで幅広く作曲しています。 全9曲ある交響曲、ナクソスでは交響曲全集を約10年かけて録音しましたがこの第4番が最も最後に録音された物で2003年の録音です。 さて、演奏のほうですが、イギリスの名門(?)ボーンマス交響楽団による演奏で、メリハリがついた良い演奏です。 交響曲は勿論ですが、二つの管弦楽曲もこの作曲家ならではの叙情さが出ていて良いです。 ただ、ちょっと晦渋な作品なのでわかりにくいかも知れません。 音質良好。

レインボー さん | 不明 | 不明

0
★
★
★
★
★
交響曲は期待通り、いや期待以上の素晴らし...

投稿日:2005/01/01 (土)

交響曲は期待通り、いや期待以上の素晴らしさ。生命力にあふれ、少しも弛緩するところがなく終始緊張感に包まれている。圧倒的なスリルの中で一気に曲を閉じるのはウォルトンの「ベルシャザール」と同様実に爽快。一方ではこの曲ならではの和声の表現や、デュナーミクも効果的。この曲のベスト盤と断言してしまおう。(某評論家U氏のようだが。)

アントン-ミントン さん | 横浜市瀬谷区 | 不明

2

Symphonies Items Information

Recommend Items