一曲目の哀愁溢れる民話的な美しさの曲は素晴らしい。そして何よりジャケットがいい。持っててソンは全く無い。

素晴らしい作品です。とてもかっこいいと思いました。

　２作のみ残して解散したエレクトリック・フォークの裏名バンド、70年のデビュー作。ギターの使い方はかなりヘヴィ。これで歌うのが甘く頼りなげなセリア・ハンフリーズ（vo）ではなくてガサツな兄ちゃんだったら、ちょいハードめなロック作品になる。ところどころにエレキギター・ソロを挟むバリー・クラーク、タイミングよく叩くアンウィン・ブラウンともども、なかなかに好感触なのです。有名なアイリッシュ・ナンバーの�Eもあるし、あるいはタイトル曲の�Bはセリアの語りかけ調だったり。ラーガ・フォークとも言えそうな�Gは聴きもの。