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Tchaikovsky Violin Concerto, Brahms Violin Concerto : Heifetz(Vn)Reiner / Chicago Symphony Orchestra -Reissue Producer Naoya Hirabayashi

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
GS2050
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ハイフェッツのオープンリール・テープ復刻第2弾
固い、冷たいというイメージを大きく変える!
ヴァイオリニスト漆原朝子のエッセイ付!


【制作者より】
メンデルスゾーン&ベートーヴェン(GS2057)に続く、ハイフェッツのオープンリール・テープ復刻の第2弾です。前作GS2057ではメンデルスゾーンのみ4トラック・テープからの復刻でしたが、今回のチャイコフスキー&ブラームスは2曲ともにセミ・プロ仕様の2トラック・テープを素材としています。
 ハイフェッツの音は「固い、冷たい」とよく言われますが、その印象を大きく変えてくれるのがこの復刻盤です。

【解説書の内容】
現在、多方面で活躍中のヴァイオリニスト、漆原朝子さんに「ハイフェッツのこと」を寄稿していただきました。ヴァイオリニストならではの、たいへんに興味深いエッセイです。(以上、平林直哉)

【収録情報】
1. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
2. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77

 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)

 録音時期:1957年4月19日(1)、1955年2月21,22日(2)
 録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源:RCA (U.S.A.) DCS-64 (1), ECS-4 (2) (オープンリール・テープ、19センチ、2トラック)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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唖然とする、とはこのことか。自分にとつて...

投稿日:2011/10/08 (土)

唖然とする、とはこのことか。自分にとつて、ワルターのブラームスに次いで二つ目のオープン・リールからの復刻。ハイフェッツの「硬い冷たい」は完全に消え去り、やはらかく、暖かく、熱く、甘く、そして妖しいヴァイオリンがあらはれた!奥行きとが大きさがあらはれた!シカゴ響がときどき無神経で下手にさへ聞える。ヴィヴラートのかかつてゐない音はひとつもないのではないだらうか。スゴイ。やや妖刀村正の気味あり。  マスターテープからの他のCDと何故こんなにちがふのか。ただ音色の点で、すこし色があせてしまつたやうな感じはあつた。さうした調整があつたりして、他のCDは魅力を失なつたりするのだらうか?  平林様、ありがたうございました。

JCS さん | 神奈川県 | 不明

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ハイフェッツのCDは全て持っていますが、...

投稿日:2011/10/03 (月)

ハイフェッツのCDは全て持っていますが、このたびのオープンリールからの復刻CDは、その音質の素晴らしさに唖然としてしまいました。 4大協奏曲だけでなく、ハイフェッツが得意としていた小品、特に、ツィゴイネルワイゼンとか序奏とロンドカプリチオーソを、オープンリールからの復刻CDで聴いてみたいと思いました。続編が出てくることを大いに期待しています。平林先生、どうぞよろしくお願いいたします。

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ハイフェッツがこんなに凄いとは!平林直哉氏渾身...

投稿日:2011/08/27 (土)

ハイフェッツがこんなに凄いとは!平林直哉氏渾身の復刻は、ハイフェッツに対するイメージを根底から覆した!ハイフェッツがヴァイオリニストにおける20世紀最大の巨匠の一人であったことは疑い無い事実だが、個人的にはどうも好きになれなかった。従来盤で聴くハイフェッツは、何れも硬く冷たく、音は終始掠れ、高音は耳障りで、挙句ハイスピードでまくし立てるというような、最悪な印象しかなかった。当サイトでも散々酷評してきたし、同世代ならオイストラフやシェリングに限るというような論評で大論争を展開してしまったこともある。そんな偏見を180度覆したのが、当盤に先立って発売されたメンデルスゾーン&ベートーヴェンの協奏曲だった。恐ろしいことに、今までの憎たらしい印象が全く消え、この私を一気にハイフェッツのファンに変えてしまったのである。従来盤ではあんなにキンキンしていた音が一変、艶やかで余韻も豊かな、何とも甘美な音色に様変わりしているではないか!しかもオケのサウンドも年代離れした迫力である。今か今かと待ち侘びた当盤も、メンデルスゾーン&ベートーヴェンのときと同じく、意外なほどの芳醇さに引き込まれてしまう。タイトでありながら、ふとしたところに垣間見る柔らかな節回しやおおらかな息遣いなど、今までの復刻盤は何だったのかと思えるほど克明に再現されている。殊に弱音の美しさは、弓が弦を優しく愛撫するようであり、思わずうっとりとしてしまう。勿論テクニカルな面も完璧で、カデンツァのかっこよさなどピカ一である。漆原朝子氏による解説も、女流ヴァイオリニストならではの、気品ある言葉遣いと鋭い視点によるもので、大変興味深く拝読した次第である。演奏・録音・復刻・解説、全てにおいて高品質な一枚といえよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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