南国の民族音楽と平沢テクノの融合。 かなり個人の感想ですが、このアルバムを聴くといつも映画ブレードランナーを思い出します。 異国情緒と近未来の架空の街を旅しているかのような一枚です。

このBLUELIMBOで苦しむ人々、救おうとする人々、殺戮をやめない人々。いつの時代にも輪廻のように繰り返す人類に優しくなだめるように、静かに激しく語りかけられる一枚。 買うか迷っているなら買ってください。良いアルバムです。

まさに天才。壮大な世界観を表すメロディと確かな歌唱力、聴くべし

9.11テロに感化され、反戦の意が強く出たアルバム。氏の強い怒りがひしひしと伝わります。公式HPでは｢RIDE THE BLUE LIMBO｣と｢高貴な城｣が無料配信されていますので、一度聞いてみるとよいと思います。

元々ヒラサワ流ピンクフロイドをやる予定だった時に、タイの影響を受けたアルバムだそうです。その二つの要素が混ざりあい、良い意味で混沌とした内容になっております。平沢進の音楽性を知ることができ、初心者に最適なアルバムだと思います。

優しい歌声が心地好い｢魂のふる里｣、P-MODEL時代の楽曲のアレンジである｢フローズン・ビーチ｣、氏には珍しいほぼアコギのみの｢金星｣など名曲多し。是非聞いていただきたい。

師匠のセルフカバー？は外れがない。 違う曲のように蘇る。

平沢進久々の新作。各楽曲の洗練されたカッコよさは、曲負けしない映画なんて作れるのか、と思うほど。 　 皮肉めいた曲、すがすがしい曲、父の優しさを秘めた曲、嘆きの曲、色々詰まっています。贅沢な1枚。初心者にもおススメです。

平沢進による、「なんぞこれ！」ということ請け合いの、カッコよすぎるP-MODELアレンジ集。twitterや公式サイトで作業をじっくり見ていた方はもちろん、最近知ったばかりという初心者の方にもおススメの一枚。 　 アレンジを「還弦」と呼んでいるように、弦楽器が大活躍。電子音楽っぽさの強かった楽曲が、オーケストラ風になっちゃっています。すごいよ平沢進！

キャッチーさは後退しましたが完成度は抜群に良い。全曲素晴らしいが特に「確率の丘」のシンプルで飾り気のない美しさに惹かれます。