これを聴いていると自分が生身の人間であることを忘れます。そう、魂っていうか･･･生まれる前の自分が住んでいた場所が見えてくる感じです。本当に懐かしく、暖かい音楽ですね。

映画は全く知らないが、聴いていたら見たくなってきた。ハッキリ言ってオリジナルアルバムと肩を並べる出来。旬の曲意外の曲は全て前作「賢者のプロペラ」からメロディーが使われている。それがまた巧い！さりげなく使われていてなかなか判りづらかったりする。

遂に反戦メッセージを出しちゃいました、我慢ならないのは心ある人なら同じこと。リンボは、水平に渡した棒をくぐることではなく、追いつめられてにっちもさっちもいかない様、です。細野氏の「フィルハーモニー」やＹＭＯの「サーヴィス」のリンボは特定個人のイメージでしたが、平沢氏は地球を持ち出してきましたね。さてはて、いつまで青いことやら……。

マーメイドソング、名曲ですね。そしてナースカフェ、２コーラス目のサビへ移行するときのドラムパターン最高。ただＴｒ6,7,8あたり、ちょっと中だるみするんだよね。

音的には鈴木慶一氏のMOTHERのようなところもあり、興味深い。「夢の島思念公園」ははまります。日常の中で終わりを夢想する姿と、全ての終わりに、なんでもなかった頃を回想しているダブルイメージのようにとらえたのですが、勘違いでしょうか。

彼は憂いに満ちた瞳を見せた。その瞳を見つめ続ける､､､その瞳自体「BLUE LIMBO｣ だった。さぁ､その叫びに聴き耳を立てるのだ！

遅らばせながら。しっかし平沢氏サイコー!!本能から血湧き肉躍るあの万能感！生まれて来た証しのような。嗚咽出るほど泣きました。

ぶっちゃけ平沢のアルバムの内一番好きです。音に圧倒されます。私の中ではﾍﾋﾞｰﾛｰﾃｨｼｮﾝです。

音楽界の錬金術師、平沢進が放つインタラクティブ（双方向）・ライブのDVDです。お客に携帯を持ってこさせ（！）スクリーンに映し出された番号にかけさせる事により、メロディを紡ぎだしたり、拍手の多さによりストーリーの展開が変わるライブは、まさにRPG。必見です。 僕はこれから平沢さんの次のインタラ、Blue-Limboのライブに行ってきます♪

感情を動かす＝感動。これすら及ばない域。高貴で偉大で言葉を失うどころか感情がついていかない。。。とにもかくにも下手に言葉を連ねるよりも耳で聴き心で感じてみる事をおススメしたいです。