新譜もろくに聴かなくなったりして(単純につまらなくなってきた)、全くシーンの状況とか読めてないんだけど、まだこうやって、楽しい音楽は生きているって思うと安心する。昔に比べると、さすがに荒削りじゃないっていうか洗練されたのかな。いや、変わってないかな？途中、ダブステップとか入ってくるのも面白いし、まず、イントロにウケます(笑)。今でも、BMBのツアーの時の山形でのプレイ思い出します…。

テクノアーティスト（もっとずっと広く「電子音楽」のアーティストっていってもいい）は星の数ほどいいるけど、間違いなくその最高峰の１人のサージョン。音色とリズムへのセンス、アイデアの斬新さ、かっこよさでは絶対誰にもひけをとらない。このアルバムは骨太な最初期のサージョン。使ってるマシンがチープな所が逆にクール。洗練を極めた人だけが分かる記念碑的作品。

｢BALANCE｣には一歩劣るものの、深みのあるミニマルサウンドには感心する。#2.#7がお薦め