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Lieder: W.meier(Ms)Breinl(P)+schubert

Strauss, Richard (1864-1949)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
B108033
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヴァルトラウト・マイヤー/R.シュトラウス&シューベルト

現代ドイツを代表するメゾ・ソプラノ、ヴァルトラウト・マイヤーによるドイツ歌曲アルバム。大学で英語とフランス語を大学で専攻し、イタリア・オペラの役柄もこなすなど、語学に堪能な彼女ですが、本命はやはりドイツものでしょう。
 ここでは、リサイタルでよく歌う有名曲をとりあげ、甘い旋律美からドラマティックな激しさまで、奥深い解釈で耳なじんだ名曲の数々に、それぞれの真髄に迫る見事な歌唱を聴かせてくれています。
 ヴァルトラウト・マイヤーは、1956年ヴュルツブルクの生まれ。大学で語学専攻する傍ら、声楽の個人授業を受け、1976年にはヴュルツブルク歌劇場で『カヴァレリア・ルスティカーナ』のローラ役で歌手としてデビュー。以後、マンハイム(1976〜1978)、ドルトムント(1980〜1983)、ハノーファー(1983〜1984)、シュトゥットガルト(1985〜1988)の各歌劇場に専属し、広範なレパートリを習得。
 1980年ブエノスアイレスのテアトロ・コロンにて国外デビュー。1983年バイロイト祝祭に初登場、『パルジファル』のクンドリで大成功を収め、これを機に、ロンドンのコヴェント・ガーデンをはじめ有名歌劇場への客演が増加。このクンドリは1993年まで続き、その間ブランゲーネ、ヴァルトラウテ役でも同祝祭に出演。バイロイトではさらに、1993年から1999年までイゾルデを、2000年にはジークリンデを歌っています。1994年バイエルン州立歌劇場で新演出『タンホイザー』のヴェーヌス、ベルリン州立歌劇場で『ヴォツェック』のマリーを、1996年パリ・シャトレ座で5幕フランス語版による『ドン・カルロ』のエボリ、メトロポリタン歌劇場で『カルメン』のタイトルロールを。1998年にはシカゴで『フィデリオ』のレオノーレに初挑戦。その後バイエルン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場でも同役を歌います。2000年にはザルツブルク音楽祭のイゾルデを、2001年バイエルン州立歌劇場ではベルリオーズ『トロイアの人々』にも挑戦、ディド役を歌います。2003/2004年のシーズンはリサイタルおよびコンサート活動に専念しますが、翌シーズンにはオペラに復帰しています。(輸入元情報)

【収録情報】
R.シュトラウス:
・ツェツィーリエ Op.27-2
・冬の霊感 Op.48-4
・二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4
・明日の朝 Op.27-4
・夜 Op.10-3
・とき放たれた心 Op.39-4
・献呈 Op.10-1
・4つの最後の歌 Op.150

シューベルト:
・無限なるものに D.291
・憂愁 D.825
・鱒 D.550
・糸を紡ぐグレートヒェン D.118
・夜の曲 D.672
・魔王 D.328

 ヴァルトラウト・マイヤー
(メゾ・ソプラノ)
 ヨゼフ・ブラインル(ピアノ)

 録音時期:2007年3月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Track List   

  • 01. R.シュトラウス:ツェツィーリエ Op.27-2
  • 02. 冬の霊感 Op.48-4
  • 03. 二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19-4
  • 04. 明日の朝 Op.27-4
  • 05. 夜 Op.10-3
  • 06. とき放たれた心 Op.39-4
  • 07. 献呈 Op.10-1
  • 08. 四つの最後の歌 Op.150
  • 09. シューベルト:無限なるものに D.291
  • 10. 憂愁 D.825
  • 11. 鱒 D.550
  • 12. 糸を紡ぐグレートヒェン D.118
  • 13. 夜の曲 D.672
  • 14. 魔王 D.328

Customer Reviews

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ワルトラウト・マイヤーはさすがの表現力だ...

投稿日:2021/03/18 (木)

ワルトラウト・マイヤーはさすがの表現力だ。並みの歌手では間延びしそうなほど遅いテンポを取っても、表現の密度が高いので弛緩しない。暗めの声を生かした陰影の深さ、ワーグナー歌手としての底力もあってスケールが大きく豊かな起伏に富んで聴き応えがある。ただ四つの最後の歌はオーケストラ伴奏で聴きたかった。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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シュトラウスの歌曲はリートとオペラのアリアの中間に独自...

投稿日:2012/03/04 (日)

シュトラウスの歌曲はリートとオペラのアリアの中間に独自の位置を占めている。生き生きとした表情の中に独特の陰影を持つ歌手マイヤーは、イゾルデを謳った劇性を彷彿とさせながら、このシュトラウスでソロのメッゾとして開花している。4つの歌曲以外の楽曲も含めた完成度と表情の豊かさは、シュワルツコップを凌いでいる。ワルトラウト・マイヤーは絶世のイゾルデやグンドリーの絶唱とともに日本でもっと評価されてしかるべき現代のメッゾである。同録や公演時のシューベルトを聴くと、やはり彼女はオペラが本領なのだろう。

ドレクスラー さん | 神奈川県 | 不明

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