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Don Quixote, Cello Works : Ophelie Gaillard(Vc)Masmondet / Czech National Symphony Orchestra, Varvaresos(P)

Strauss, Richard (1864-1949)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
AP174
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ガイヤール最新盤
見事なアンサンブルに圧倒されるR.シュトラウス作品集!


フランスの人気チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。センシティヴで親しみやすい表情の演奏で、ファンを魅了し続けています。彼女の新譜は、R.シュトラウスによるチェロのための作品全集。古楽アンサンブルで通奏低音奏者として、さらにソロ・室内楽でも活躍しているガイヤールが奏でる、オーケストラとアンサンブルの魔術師R.シュトラウス作品集、期待大です!
 ガイヤールは、実はR.シュトラウス(の作品)とは、長年恋におちることができなかったといいます。歴史(ナチとの関係)に関するものも原因だったといいます。自らの腕の中にR.シュトラウスの音楽を感じながら、常に何かひっかかるものがあったそうで、彼の作品に取り組むようになったのは20歳を過ぎてからだったといいます。『ばらの騎士』や『アラベラ』などによって、シュトラウスの音楽の催眠術的な力、魅惑的で抒情的な世界の魅力を知るようになっていきます。
 『ドン・キホーテ』でチェロは、誇り高き遍歴騎士ドン・キホーテを、そしてヴァイオリンはドゥルシネア姫を、そしてヴィオラはドン・キホーテの従者サンチョ・パンサをあらわしています。姫君を演じるのは、第15回チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で第3位に輝き、その演奏と美貌で話題となったアレクサンドラ・コヌノヴァ。サンチョ・パンサは、オルフェウス室内管のメンバーで、METでも活躍しているヴィオラのドヴ・シェインドリンによって演じられます。ドン・キホーテの人物像は、英雄の生涯の主人公よりも野心家に描かれており、最後の彼の死の描き方は、セルバンテスを超えている、とガイヤールは述べています。R.シュトラウスの管弦楽書法の巧みさと、独奏楽器の描き分けの見事さ、語り口の巧さがつまった名曲を、ガイヤールと他のメンバーが展開する親密な対話とともにお楽しみいただけます。
 チェロ・ソナタはR.シュトラウスが19歳の時に書かれたもので、いきいきとした表情、そしてチェロとピアノがまるでオーケストラのような豊かな色彩でアンサンブルを繰り広げます。ロマンスは牧歌的な雰囲気ですが、湧き上がってくる旋律を一気に書き上げたといいます。『あした』のチェロとピアノ、声楽版はいわば本作の初版。後にオーケストラ編曲され、ソロはヴァイオリンによって奏されます。ここでは、チェロが奏でるメロディの繊細さと、ドイツ語の詩の韻律の美しさが見事に融け合っています。(輸入元情報)

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
1. チェロ・ソナタ ヘ長調 op.6
2. ロマンス ヘ長調
3. 交響詩『ドン・キホーテ』(騎士的な性格の一つの主題による幻想的変奏曲) op.35
4. あした〜4つの歌 op.27より(作曲者によるチェロ、ピアノとソプラノのための編曲版)



 オフェリー・ガイヤール(チェロ)
 アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン:3)
 ドヴ・シェインドリン(ヴィオラ:3)
 ヴァシリス・ヴァルヴァレソス(ピアノ:1,4)
 ベアトリス・ウリア・モンゾン(メゾ・ソプラノ:4)
 チェコ・ナショナル交響楽団(2.3)
 ジュリアン・マスモンデ(指揮:2,3)

 録音時期:2017年7月12-15日(2,3)、2018年1月22,23,31日(1,4)
 録音場所:プラハ、チェコ・ナショナル交響楽団スタジオ(2,3) パリ(1,4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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