DVD Import

Ariadne auf Naxos : Marelli, C.Davis / Staatskapelle Dresden, S.Koch, S.Anthony, I.Martinez, Villars, etc (2000 Stereo)

Strauss, Richard (1864-1949)

User Review :4.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
100171
Number of Discs
:
1
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

ドレスデン国立歌劇場2000
R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』
ゾフィー・コッホ、マルティネス、コリン・デイヴィス指揮

日本語字幕付き

ある金満家の屋敷で催される晩餐会。プロローグでは、その余興を巡っての混乱が描かれます。最初に真面目なオペラ、次は軽い茶番劇。そして最後は花火で幕を閉じるという予定でしたが、主の突然の命令で「オペラと茶番劇を同時に」演奏することになってしまいます。芸術と俗世に悩む作曲家、彼を誘惑する女優ツェルビネッタ。愛弟子の作曲家を心配するふりをして、自らの報酬のことを考える音楽教師。主役の歌手たちも、自分たちが目立つことばかり考えています。
 本編のオペラでは、一途な愛を歌うアリアドネ役のプリマドンナを、ツェルビネッタが「男なんてよりどりみどり」と見事なコロラトゥーラでからかうのですが、最後はとりあえず、「ステキな」バッカスがアリアドネを迎えに来て一応の収束を見るという話です。
 R・シュトラウスとホフマンスタールによる共同作業の中でも、とりわけ人間の機微が精緻に描かれているのがこの『ナクソス島のアリアドネ』でしょう。この形に行き着くまでには、様々な紆余曲折があったことも知られていますが、完成形は小編成なオーケストラ(ピアノを含む)による小振りな作品となりました。最近、このオペラの上演が増えることにより、様々な演出が試みられていますが、ここでも近代的で洒落た演出が施されています。当時売り出し中のメゾ・ソプラノ、ゾフィー・コッホが注目を浴びることとなったチャーミングすぎる作曲家は、通常出番のないオペラの部分でも姿を見せてくれてたり・・・と、見どころたっぷりの1枚です。(Arthaus Musik)

【収録情報】
・R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」全曲

 プリマドンナ/アリアドネ…スーザン・アンソニー(ソプラノ)
 テノール歌手/バッカス…ジョン・ヴィラーズ(テノール)
 作曲家…ゾフィー・コッホ(メゾ・ソプラノ)
 ツェルビネッタ…イリデ・マルティネス(ソプラノ)
 執事長…フリードリヒ=ヴィルヘルム・ユンゲ(台詞)、他
 シュターツカペレ・ドレスデン
 コリン・デイヴィス(指揮)

 演出&装置:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
 照明:フリードヴァルト・デーゲン

 収録時期:2000年
 収録場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 収録時間:130分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ
 字幕:独、英、仏、西、伊、日
 NTSC
 Region All

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
現代に通じる映像ソフトとしては今のところ...

投稿日:2019/08/31 (土)

現代に通じる映像ソフトとしては今のところ、これがベストなのてはないか。作曲家のゾフィー・コッホが素晴らしい。ツェルビネッタの存在感と、アリアドネ、バッカスの(演奏のによっては眠くなってしまう)本題部分とのバランスも、演劇的によくできている。

notabene さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
☆
傑作オペラ。前半のドタバタから後半の見事...

投稿日:2012/12/22 (土)

傑作オペラ。前半のドタバタから後半の見事な音楽劇(オペラ)となり、ラストは限りなく高揚してゆくシュトラウスならではの輝きに満ちた絢爛たる最高の音楽。このステージでも大いに堪能できます。歌手は女性陣が充実し、みな立派な出来です。男性ではヴィラーズが頑張りました。高音の輝きが求められる難役ですが、いい声で歌い切りました。テオ・アダムが出ているのがいいですねえ。ベームの『リング』でヴォータンを歌っていましたから超大ベテランというところですが、実は『リング』の時はずいぶん若かったのですね。健在ぶりがうかがえます。デイヴィス指揮のDSKはもちろん立派なもの。小編成なのに大オーケストラを彷彿とさせる豊麗な響きで充実の限り。演出は現代的なシチュエーションで、正直なところその意図はよくわかりません。音楽の邪魔はしていない、とだけ言っときましょうか。総じて高水準のステージ、なかなかに結構でした。録音は優秀。なお、このDVDソフト、中国語版は台北で700円くらいで売ってました。DVDの価格の彼我の差、どういうことなのでしょうねえ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

2
★
★
★
★
☆
この演奏では、女系歌手のうちアリアドネと...

投稿日:2012/09/16 (日)

この演奏では、女系歌手のうちアリアドネと作曲家が歌唱力が優位でツェルビネッタがそれに次ぐ。このバランスが許容できるかが評価の分かれるところかもしれない。バッカスの歌唱も良いと思う。演出は現代に置き換えているが、作品に対し根拠のあるもの。カメラワークがもう少しアップでのめりこんで欲しい気もする。指揮とオケはストレートながら心にしみる。

47 さん | 京都府 | 不明

0

Recommend Items