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まんぞくまんぞく

Shotaro Ikenami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101156552
ISBN 10 : 4101156557
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2008
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫

    池波正太郎作品を久しぶりに読むと文章がスッキリ整理されて読みやすいので、改めて感心する。この作品の主人公は堀真琴で彼女は男装の女剣士。真琴は剣の腕前は凄いのだが、人間的には未熟なのでなんだか危なっかしい。慢心して深夜に酔った侍に喧嘩を仕掛けたり、女中の千代との関係性が百合めいてたり、性格はかなり感情的で面白い人物。後半は敵討ちのドラマが濃くなるが、お話の畳み方はちょっと強引で急いたところがあってちょっと惜しいかも。終わり方はスッキリなんだけれど。NHKBSでドラマ化されているのでそっちも見てみたいところ。

  • nemuro

    年末にNHK BSプレミアムで放送の「池波正太郎生誕100年BS特集時代劇」(主演・石橋静河)を録画して新年に観たら面白かった。本棚にあった未読の原作本を早速読み始めてみた。ふむふむ。ドラマ化に際し様々なアレンジもあるが大筋は堅持。原作もドラマも申し分ない。すっかり馴染みな作家のつもりだが既読本は案外少なくて『ル・パスタン』(2018年4月読了)、『あほうがらす』(2018年12月読了)の2冊のみ。『剣客商売』とか『鬼平犯科帳』とか、テレビではよく観ていたのだが。本棚にはエッセイを中心に更に7冊が待機中。

  • 優希

    エッセイかと思っていたら女性剣士の成長物語なんですね。仇討ちを誓っていたはずが、剣を使うことに快楽をおぼえるようになる姿は武士と重なるものがあります。絶妙な物語展開で読ませる作品だなと。面白かったです。

  • GaGa

    著者晩年の作だと聞くが、これがなかなか面白い。一言で言えば少女コミック。リボンの騎士時代劇版。中でも、主人公が一人隠れて春画を見て興奮するというところはなかなか笑えた(その先に発展も解決もなかったけれど)「このような女は抱きたくない」は場外ホームランな一言。コミック感覚で楽しめる池波作品ということで貴重な一冊かもしれない。

  • nagatori(ちゅり)。

    さらりと読めました。池波さんにはいつも食エッセイでお世話になっているので、この本でも何気なしに食べ物が気になり…真琴の食べっぷりや、あっぱれ。あのお蕎麦屋さん、行ってみたいなあ。これを機会に他の池波作品にも手を出してみようか、な。

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