CD Import

Shostakovich Symphony No.15, Ravel : Jonathan Nott / Junge Deutsche Philharmonic

Shostakovich, Dmitri (1906-1975)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EMCD039
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ジョナサン・ノット&ユンゲ・ドイチェ・フィル白熱ライヴ!

2014年より東京交響楽団の音楽監督を務めるほか、2017年からはスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任するなど八面六臂の快進撃を続けるジョナサン・ノット待望の最新録音、芸術監督を務めるユンゲ・ドイチェ・フィルと昨年3月12日にベルリンで行ったライヴの登場です。
 曲目は作曲年代におよそ60年間を隔てた二つの20世紀作品、ラヴェルとショスタコーヴィチ。『高雅で感傷的なワルツ』管弦楽版の複雑にして繊細さを極める精妙なスコアを、ノットはこれ以上考えられないほどの品位とデリカシー、そして官能性をもってリアリゼーション。この録音がブーレーズ以後の同作品の新たなスタンダードになると言っても決して言い過ぎではありません。そしてロッシーニの『ウィリアム・テル』序曲や過去の自作からの引用、12音技法の応用、リズム・クラスターなど、とても晩年の作品とは思えないほど多くのアイデアと霊感に溢れたショスタコーヴィチの交響曲第15番。ノットはポスト前衛音楽時代の傑作としてとらえ直し、精緻なスコアを慎重に読み込みつつ、むくむくと湧き上がるようなドラマを作り出します。そして謎めいた終わり方をする、この作品が決して作曲者最後の交響曲ではなく、まだ続きがあるのだ、という聴き手のイマジネーションを掻き立てる想像力とエネルギーに溢れた名演です。ユンゲ・ドイチェ・フィルもノットの高い要求に期待以上に応えて見事。迫真のライヴ。日本語オビ・解説つき。(輸入元情報)

【収録情報】
● ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ (1911/1912)
[16:16]
● ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調 Op.141 (1971) [43:00]

 ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョナサン・ノット(指揮)

 録音時期:2017年3月12日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
若いオーケストラの息吹と情熱が風となって...

投稿日:2018/10/30 (火)

若いオーケストラの息吹と情熱が風となってわたしを包む なんと心地よいのだろう ノットの教育的メソッドとしてのプログラムにじっくり取り組んだ様子がよく見える ラヴェルでは音色とリズムに配慮した歌が聞かれ 一方ショスタコーヴィチではソロとアンサンブルの意気と協調が学ばれている 全体はテンポをゆっくりめに取り丁寧にディテールを彫刻していくも 豊かで清廉な推進力はいっときも失われない ノットあればこそであり若い奏者たちには資するもの多々ある経験だったことが伺える 演奏は穏やかで平明な明るさに照らされた朝の音楽と言おうか ショスタコーヴィチ第15番最後の交響曲から終末感は一切感じられない 作曲者も辞世のシンフォニーを書いた自覚はない 過去を身に纏いながらも未来へ歩みを進めんとする意志が全曲に漲っている 新しい風が吹いている わたしたちも固定観念の椅子を離れて何かを築くために明日へ旅立とうできないか あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

1

Symphonies Items Information

Recommend Items