Schubert (1797-1828) Review List
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Posted Date:2025/11/12
SACDシングルレイヤーの長所をまざまざと実感させてくれる素晴らしい出来栄えです。歌唱、ピアノともに定位・音の美しさ・細部にわたる繊細な表現が遺憾なく捉えられています。この後フィッシャー=ディースカウはライブを含めると4回録音を残していますが、当録音が最高という見解に達しました。
好事家 .
Posted Date:2025/11/11
演奏自体はほぼ全盛期の歌唱が収められていると思いますが、ピアノが中央で独唱は右寄りに定位します。以前のレビューで改善されたと書かれていたので安心して購入したんですが、これはどういうことでしょうか。
好事家 .
Posted Date:2025/11/08
良い個性を持った奏者である。メロディーの歌わせ方やテンポの取り方など他の演奏にはない独自性を感じさせる。アンドレーの作品も初めて聞くが、充実した良い作品であると思う。
げたんは .
Posted Date:2025/11/03
外連味のない端正な表現が好感を持てる。初期の作品もじっくりと味わうことができる好演である。続編が待たれる。
げたんは .
Posted Date:2025/10/29
べームのシューベルト9番、ベルリンフィル、SKD,来日のウィーンフィルの3枚聴いたが皆納得ゆかないかった。生前は神のようにもてはやされたが(多くの評論家も同調)、こうして時を経た今改めて彼のモーツァルトやベートーヴェン等を聴き直すと、カラヤンと競い合った一種のブームは何だったのかと思う。残された多くの録音の割には案外名演が少ないと気ずく。録音会社のマネージメントにうまく乗せられた面<特に日本のファン>が大きいと思ってしまう。とは言っても、信頼出来た指揮者の一人であったことは間違いないとも思うが。
robin .
Posted Date:2025/10/22
ポリー二のCDはベートーベンのソナタの8枚をいれると、16枚ほど持っていますが、こちらはベートホーフェンのソナタを抜かすとその次か3番目くらいにお気に入り。前に購入したダニエルポリーニとのシューベルトの連弾がよかったのでこちら試聴してから購入。シューベルトと相性がいいですね。ポリーニのCDの中では買ってよかった部類に入ります。よきかな
ojisan .
Posted Date:2025/10/19
旋律を謳わせたり歌謡的な部分は流石と思うが、アタックが弱く溜めも浅いのが物足りない。カザルスのステレオライヴと比較するとこのベルリンのカルテットの底を感じてしまう。室内楽団体に於いてベルリンフィルはウィーンフィルに劣るのは伝統の差であろうか。
robin .
Posted Date:2025/10/17
シューベルトの作品は弦楽器との親和性が高く期待して聴きましたが、予想を上回る感動を覚えました。何より優れているのはピアノに負けじと強奏するのではなく、シューベルトの抒情的な世界にしっかり寄り添ったインティメートな表現にあります。もちろんピオーの歌唱も傾向がぴったり一致しています。美しい響きの録音も花を添えています。
好事家 .
Posted Date:2025/10/12
歌、ピアノとも何たる気品かと聴くたびに思わざるを得ない。歌唱の技巧とはその言語を解さないと本当のところはわからない。批評家諸氏は、F=ディスカウやシュワルツコップというと技巧臭うんぬんと難癖つけたがるが、私のような声楽の素人がシューベルトの歌曲集を女声でといえば、他に何を聴いてもやはりこれ、といつも納得させられる。選曲もよい。
kentaroh .
Posted Date:2025/10/07
オリジナルのリリースと同じ曲目で再販。D958&959はともに切り離して考えにくい、つながりと関連を持っていると思う。それを最も深い情感で表現しているのが内田光子の当盤だと思う。深刻で深くて、重いのに曲の流れはスムーズ。 ベートーヴェンに近づこうと創られたと思われるD958はなるほど、ベートーヴェンのエッセンスと切羽詰まったようなシューベルトの闘いを聴ける。D959ではもはやベートーヴェンを乗り越えてシューベルトにしかできない形で表された新しい境地が表れている。しかし彼に残された時間はもう残っていないのを後世の私たちは知っている。そんなシューベルトの心境をヒリヒリとした真剣さと同一化をもって内田はこのディスクに刻んでいる。ウィーンで録音され、収録当時はまだ健在だった、あのレーベルらしい落ち着いたピアノの音も良い。 私が入手したのははるか昔。この再リリースの盤ではないが、音楽の良さを他の方にも少しでも知っていただければと思い、今更ながらお薦めします。
うーつん .
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