SACD Import

Symphonies Nos.2, 3 : Rene Jacobs / B'Rock Orchestra (Hybrid)

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
PTC5186759
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


なんと自由な歌わせ方!
ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラとのシューベルト。
第2弾は交響曲第2番&第3番!


SACDハイブリッド盤。ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。好評を博した交響曲第1番&第6番を収録したアルバムに続き、期待の第2弾では第2番と第3番を録音しました。前作に続き音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い知識を持つヤーコプスが満を持して録音しました。
 ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成された当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たし話題となりました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコプスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。
 交響曲第1番の完成から1年5か月後に書き上げられた交響曲第2番は形式面で第1番よりもさらに充実し、シューベルトらしさが色濃くなった作品。一方、第3番は第2番と同様、1815年に書かれた作品。同年のシューベルトは作曲家として実りの年と言え、5曲のオペラ、2曲のピアノ・ソナタ、2曲のミサ曲などを生み出しました。そのような時期に作曲された第3番は歌曲作曲家としての面目をはっきりとあらわしております。声楽家であり指揮者でもある「音楽家」ヤーコプスが溌剌としたシューベルト10代の世界観を見事に表現しております。今後のリリースにも注目の録音です!
 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなど「PENTATONE」レーベルが誇る技術陣による録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。

「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂の少年合唱団のメンバーとなりボーイ・ソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌うシューベルトの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者として様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」〜ルネ・ヤーコプス〜(輸入元情報)

【収録情報】
シューベルト:
1. 交響曲第2番変ロ長調 D.125(1815)
2. 交響曲第3番ニ長調 D.200(1815)


 ビー・ロック・オーケストラ
 ルネ・ヤーコプス(指揮)

 録音時期:2019年7月(1) 2020年2月(2)
 録音場所:ルセラーレ、デ・スピル・コンサートホール(1) インスブルック会議場内、ザール・インスブルック(2)
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー、バランス・エンジニア&エディター:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)
 レコーディング・エンジニア:アンドレアス・ヴォルフ(1)、カール・シュールビールス(2)


Customer Reviews

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ヤーコプスとビー・ロック・オーケストラに...

投稿日:2020/10/07 (水)

ヤーコプスとビー・ロック・オーケストラによるシューベルト交響曲集の第二弾は初期交響曲中、最愛の作品である第2番と小ぶりながら、はちきれんばかりにエネルギッシュな第3番の組み合わせ。もちろん第2番も素晴らしい出来ばえで、第2楽章などたぶんこれまでで一番速いが(7:07)、アンダンテとはこういうテンポじゃなくっちゃ、という素敵な演奏。けれども、第3番がそれ以上だったのは嬉しい驚き。第1楽章主部からオーケストラは火がついたように驀進する。ロッシーニ風とも評されるこの曲だが、ロッシーニのブッファのアンサンブル・フィナーレで登場人物たちが早口でまくしたてるような、この演奏のスピード感と破壊力は凄まじい。第2楽章アレグレットもカルロス・クライバーと並ぶ快速(2:54)。さらに第3楽章スケルツォでの変幻自在のテンポ・ルバートには心底ぶったまげた。あわてて総譜を取りに走ったが、もちろんこんなこと、どこにも書いてない。演奏家が「楽譜を読む」とは、こういうことかと改めて教えられた。ヴァイオリン・パートに三人の日本人女性奏者の名前が見られるのも嬉しい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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