Sarah McLachlanである。良い歌しか作ることのできない 希有なシンガー・ソングライターの6年ぶり世界待望の新作。 リードはM3。初回視聴ではピンとこなかったがアルバムを通して聴く分には さらりと聞こえる。たぶんチャートヒットは今回もしないだろうけど 末永く付き合える作品である。バンクーバー五輪で歌われた「One Dream」も華を添えている。 POP史上最高傑作の一つである「Surfacing」の非の打ちどころない完璧な作品と出合って 早十数年。五反田の来日公演を見逃したことを死ぬまで後悔し続けている身としては 願わくば日本でもヒットしてもらいビルボードあたりで単独来日を希望。 日本の梅雨をやさしく癒すかの様にM4,M5の流れは「流石」の一言。 忙しい毎日の中で「音楽」を聞くことを忘れてしまっている皆様に 是非しっかりと時間を取って聞いてもらいたい1枚です。 おススメです。

彼女はいつも質の高い仕事をしているので、ＢＥＳＴ盤が悪いわけが無い！良くても別に驚かない。しかし、リマスタ〜の記載は見つからないが旧作群の音質が向上している様に聞こえるのは私だけかな？これは、チョットした驚きかも＾＾。1枚モノ、2枚モノ（ＤＶＤとかではなく、純粋にＣＤ2枚）といった珍しいパタ〜ンでリリースされたが、ドッチを買っても問題なし＝ドチラでもＯＫ！　何故なら？これを入り口にして全ての作品を買うハメに成るからです。それ位良い仕事しているし、それが発揮されるのは実はＬＩＶＥなんです・・・悔しいけど＾＾；。アメリカで彼女の作品に出会ってすでに10〜年・・・今だ日本では正当に評価されていない気がするな〜。それは多分彼女の書く暗さと悲しさを多く含んだ、美しい歌詞が伝わり難い（当然英語なので）事が理由の一つでは？アノ声でガナル、ＢＯＢ　ＤＹＬＡＮが凄く売れてる日本、この解離をどう理解するか？当然彼も英語で美しい歌詞を歌ってますが・・・・ＤＹＬＡＮの英語が理解できてＳＡＲＡＨの英語はＮＧなのか？私の耳には彼女の英語の方が遥かに聞き取り易いのだが。果たして・・・・・？？？？？？？？？？ 蛇足だが、彼女はフレンチも話します。フレンチカナダ周辺の出なので当たり前ですが。

原点やね！これが始まり。捨て曲ありません。一家に１枚！

サラ マクラクラン 7年ぶりの新作。ベストアルバム収録の新曲、DON'T GIVE UP ON US、U WANT ME 2が秀逸で、このアルバムへの期待もかなり高まっていた。が、この2曲もボートラではなくオリジナル曲として収録されていると知った時は、アルバム全体との調和やテーマに沿っているか不安だったが杞憂だった。AWAKENINGからオルタナロックで疾走感抜群でいい意味期待を裏切られて高揚し、ANGELや前作のANSWERのような名作バラード FORGIVENESS、歪んだ感じでダークなLOVE COMEなどマイルドさで統一された前作よりバラエティーに富んでいるが バランスのいいアレンジで、SURFACINGやFUMBLING以来のファンにも聞いてほしい作品。彼女の最高傑作ではないにせよ 私は１番好きな作品かもしれない。

発売日にニュー・ヨークで購入し、一聞して安心した。暫くぶりの作品だったので心配してました。前作（スタジオ作）では明らかに、迷いや行き止まり感が有ったし、北米での人気もピークだった。相当のプレッシャ〜下で製作された本作は意外にも自然でまさに彼女！（笑い）。長い付き合いのピエ〜ルとも相変わらず高い質を保っている。でも、これが日本で紹介される時は大抵「癒し〜・・」とかに成ってしまう？何故？皆彼女の書いている歌詞を聴いていないのか？彼女の作品は常に諸手に癒しでは無く、暗く重たい悲しみを含んでいる。と言っても本作は全作品中一番癒しを含んでいる気がする。多分癒しを必要としていたのはＳＡＲＡＨ本人だったのでは？

初のベスト盤は1枚と2枚組の2種類に分けての発売です。1枚だけの盤も代表曲を網羅していますが、やはり2枚組の方がよりサラの魅力を感じられる内容になっています。この2枚組では1枚目が音楽性の模索、2枚目がその結果〜集大成といった趣です。曲順が年代順なのでサラの軌跡を分かり易く追えるようになっています。特に自分の音楽性を確立した後発表された2枚目の流れは圧巻です。新曲も収録されていて新しいサラに触れる事が出来るのも嬉しいですね。1枚目もサラの音楽性を決定付けた＃8や、ライブでも歌われる#9、#11、そしてデビュー時の音源も収

全米だけで７００万枚突破した前作に続き、今作もビルボード全米アルバム最高２位。今作は前作ほどヒット曲は出なかったし売れなかったけど、今作の方が個人的にはお気に入り。シングルカットされた１，２，３曲目の内の１曲目と３曲目はシングルリミックスヴァージョン（シングル盤収録）があって曲調が若干ダイナミックになってる。アルバムヴァージョンと比較すると音質もハイバイアス気味でメリハリが出てるね。でも一番のお気に入りはセカンドシングルでもあった２曲目かな。サイコー。ちなみに国内盤よりもＵＳ盤の方が音質が良かったヨ。

このCDを流すと、ごく普通の部屋が究極の癒し空間へと変貌する。癒し系コンピでは味わえない本物の癒しの力。総ての音楽好きに聴いて欲しい。日本盤のﾎﾞｰﾄﾗはいやない。雰囲気ぶち壊してます。だがそれでも10点をあげられてしまう。超美しい作品。

全曲試聴しました。シングルのカップリングのリミックスの方がいいと思いました。Bloomは途中飽きそうな気がします。でもサラは好きなんで買います。

彼女の曲、歌を聴いてるとﾘﾗｯｸｽでき秋風のよう♪ ｻﾗﾏｸﾗｸﾗﾝも日本でもっと知名度ｱｯﾌﾟして欲しい… 良い曲作ってるんだから