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草原の記

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101152370
ISBN 10 : 4101152373
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1995
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    エッセイのような連作短篇のような感じの作品がいくつか収められています。あまり物にこだわらないのがモンゴル民族なのでしょうね。ただそうするとあまり成長とかはなくなるということのようです。それもひとつの生き方なのでしょう。この本を読んでいるとモンゴルのイメージが本当に浮かんできます。

  • とん大西

    夕方に読了した「修羅の家」がおぞまし過ぎて、口直しに積読の本作を手にとりました。…っても20年以上眠らしてた司馬エッセイ。購入当時は慣れなかったモンゴルの紀行文。タイミングなのか、ちょいと(?)歳とったからかスンナリ読めてしまったのは自分自身でも意外でした。遥か彼方、草原の国とそこに住まう人々。その今(といっても本作が執筆されたのは平成初頭)からモンゴル帝国を経て史記以前まで遡る歴史ロマン。変遷し続けた国家。変わらず連綿と受け継がれた空と草原と民。司馬先生の語りに壮大な叙情を感じて読了。良かったです。

  • 優希

    司馬さんにとってモンゴルは常に心の片隅にあった場所なのでしょう。だからこそ、語り尽くされた歴史が叙事詩として響いてきます。その思いを徒然と描くことで見える大草原と大海原、遊牧の民。そこに佇むのは、20世紀の炎の中で、3つの国籍の中で生きざるを得なかった運命を持つ女性・ツェベクマ。全てを包むものは、モンゴルの大草原にあるような気がしてなりません。

  • ehirano1

    続き物に弱い私は、「モンゴル紀行(同作者)」の続編(?)が本書であるとの旨を読メのどなたかが仰られたので、良いこと聞いた!と思い読んでみました。作者は本書を紀行/評伝であると言っていますが、いやいやとてもとてもそれだけでは収まりません。びっくりするくらい中身が濃いですよこれは。ご興味がある方は、「モンゴル紀行」とセットで読まれることをお勧めします。

  • ehirano1

    再読。ツェべクマさんの「私のは、希望だけの人生です」には涙しました。

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