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司馬遼太郎が考えたこと 2(1961.10〜1964.エッセイ

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101152448
ISBN 10 : 4101152446
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2005
Japan

Content Description

日本は高度経済成長時代を迎え、東京オリンピック開催に向けて国中が沸き立っていた。新聞社を辞め、職業作家として独立した司馬遼太郎は、『新選組血風録』『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』など、旺盛な創作活動を開始する。第2巻は、これら初期傑作の執筆余話のほか、「若い者は悪いか」「戦車と文明」等の時代と文明に関する論評、後年では稀となった身辺雑記など119篇を収録。

目次 : 「有間皇子」をみる/ 亡霊の抽象画/ 関ヶ原は生きている/ 作者のことば(「魔女の時間」連載予告)/ 無題(夜具の広告頁)/ 戦国拝金伝/ 歴史を変えた黄金の城/ 狸と泥棒/ 須磨/ 京の亡霊〔ほか〕

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    司馬さんは職業作家になったのですね。ヒット作品を生み出したのも40歳前後というのですから驚きです。旺盛な作家活動がここにはあります。

  • kawa

    司馬先生のテーマは歴史の中に現れる男の魅力を描くことの由。「新選組血風録」「竜馬がゆく」等、傑作歴史小説を連発しはじめる頃の周辺エッセイ。「亡霊の抽象画」は実話なのだろうけれど、一種の美術ミステリーとして秀逸。柄にもない晩年のたぬきおやじ振りとの家康評価。萩の旅館で「一隅を照らす」お種さん。微笑まし、珍し「私の愛妻記」等が面白くて印象的。

  • Tomoichi

    1961年から1964年にかけてのエッセイ。この頃に新聞社を辞め職業作家・司馬遼太郎になる。だんだん自分が知っている司馬遼太郎の文章やテーマになってくるが、身辺雑記的なものもありまだ半分福田定一です。

  • 時代

    『司馬遼太郎が考えたこと』シリーズ第2巻。色々な媒体に書いたエッセイなどを時系列順に。昭和36年10月から昭和39年10月まで。「竜馬がゆく」「燃えよ剣」執筆中。「月刊神戸っ子」で神戸の事を色々と。西長堀のマンモスアパート時代で、まだ下小坂に居を移す前◯

  • kiiseegen

    再読。昭和36年10月から39年10月東京オリンピック開催直前までのエッセイ集。司馬先生41歳、日本の高度成長期に大作が次々と生まれている頃。歴史読本に執筆した「川あさり十右衛門」や、プロポーズばなしの「私の愛妻記」は特に印象に残った。良いのがギッシリ詰まってる。次巻へ。

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