Roussel, Albert (1869-1937)
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Roussel, Albert (1869-1937) Review List

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  • フランス近代の作曲家、ルーセルの交響曲第3番と交響...

    Posted Date:2023/12/16

    フランス近代の作曲家、ルーセルの交響曲第3番と交響曲第4番を収録したアルバムである。 演奏はアンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団である。 クリュイタンスはベートーヴェンやワーグナーと言ったドイツ物でも優れた録音を残しているがなんと言ってもフランス物が得意で、名盤も多いのだが、このルーセルの交響曲もまさにそんな一枚。 繊細で色彩豊かな演奏は今もって同曲の名演と言えるでしょう。 クリュイタンス晩年の1965年録音で、年代の割に音は良いです。

    レインボー .

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  • リマスターの発売を強く望み続けている名盤。 クリュ...

    Posted Date:2021/07/11

    リマスターの発売を強く望み続けている名盤。 クリュイタンスはこういう曲を自然に振って、最古の魅力を引き出してくれる。 ベートーヴェンの交響曲全集にも言えることだが、何も足さない何も引かない音楽を基本としているので、全てに好感が持てる。

    チバリスト .

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  • アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団の...

    Posted Date:2021/07/06

    アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏によって録音された、ルーセルの交響曲第3番、第4番である。 ラヴェルと同世代のルーセル、名前は聞いた事があっても作品を聴いた事はなかなか無いのでは無いだろうか。 特徴的なリズムや、古典的な形式と印象の強いメロディでどちらも面白い作品である。 このクリュイタンスの演奏は、クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団は、このコンビらしく、柔らかなサウンド、明快な演奏であり、この収録曲の名盤と言えるだろう。 録音は普通。

    レインボー .

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  • エラートとEMIフランスがワーナー傘下になったこと...

    Posted Date:2019/05/16

    エラートとEMIフランスがワーナー傘下になったことで実現したルーセル・エディション。CD11枚は多いとは言えないが、主要作は網羅されており便利だ。ワーナーのBOXの楽しみはリマスタリングだが、今回エラート録音の音質改善が著しい。フランス国立放送管やコンセール・ラムルーはシカゴやボストンと比べメカニック的には勝負にならないが、音の鮮度を増したことにより往年のフランスの音が溢れんばかりに耳に届くのは嬉しい。演奏は総じて高水準だが、デュトワのようなルーセルの命である躍動するリズムを表現できなかったものも混じっているのは仕方ないところ。貴重なのはCD2の室内楽とオペラ・バレエ「パドマーヴァティ」。これだけでも価値があるし、演奏も大変優れている。なお、表紙のルーセルのカラー写真は百年程前のものだろうし、オリジナル・ジャケットも復刻され、相変わらずワーナーの仕事は極めて良心的であり、心から感謝したい。欲を言えばエラートのジャケットにはエラートのロゴもオリジナルのものを復刻してほしかった。

    フォアグラ .

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  • 半世紀を経てもその生命力は失われていない マルティ...

    Posted Date:2019/01/11

    半世紀を経てもその生命力は失われていない マルティノンのルーセルといえば”バッカスとアリアーヌ”だ バーバリズムと称された荒々しいサウンドはフランス音楽に風穴を開けた 印象派全盛期にワーグナー紛いの分厚い響きとザクザク刻むリズムの新鮮な感興は忘れがたい 少年時からラヴェルの信奉者だったわたしは度肝を抜かれた それ以来ルーセルの音楽は事あるごとに聴きたくなる そのエネルギッシュな曲想とトリッキーな展開に魅せられていたのだが 変転する色彩感も魅力の一方を担っていた マルティノン盤にいつも帰ってくるのはその生きの良さとキレのあるドライヴ感が堪らないからだ こうして今もカタログに載っているのは幸甚 ラヴェルやドビュッシーだけでなくルーセルが老若男女に届く機会を残しているのは素晴らしい 後半の”蜘蛛の饗宴”はより繊細な趣を持っている この軽みもマルティノンの資質である もしお聞きで無ければ これがあるうちに あなたも如何

    風信子 .

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  • ルーセルの真影を伝える精緻な演奏 盛らず飾らず脚色...

    Posted Date:2018/05/23

    ルーセルの真影を伝える精緻な演奏 盛らず飾らず脚色せずルーセルが五線紙に何を書き残したのかが鮮明に見える 第一楽章の斬新さを初めて実感した ソナタ形式を脱却した簡素さが胸を打つ 続くレントが語りかけてくる 勇気と力をくれる緩徐楽章に胸熱くなる 脱却も諦観もない ただ平明な生命の歩みを澄んだ目が見つめている ルーセルのこころの有り様が清々しい 粋にステップを踏むスケルツォはどこまでも軽やかで好ましい フィナーレに至っても軽妙洒脱を逸脱せず声高になったり叫んだりしない 25分程の最後の交響曲にこそルーセルの真髄がある なんと生きることは愉しいのだろう エッシェンバッハ&パリ管は必要にして十分な演奏で最大の美を引き出した 刺激成分を持たない演奏と録音なので良い環境で聴かなければならない 第1交響曲に当たる「森の詩」も美しい 朋よ分かるだろうかこの好さが そしてあなたは如何

    風信子 .

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  • 20年前「バッカスとアリアーヌ」を録音したきり途切れ...

    Posted Date:2018/05/22

    20年前「バッカスとアリアーヌ」を録音したきり途切れていたルーセルをY.P.トルトゥリエが録音した BBCフィルの常任を退いてディスクも出なくなっていた 名誉指揮者であるから共演は続いていたのだろう 再び録音を再開したのであれば嬉しい ダンディ作品の多くを聴いた記憶が蘇る 名チェリスト ポール・トルトゥリエの子息で指揮者になった フランス音楽を多く録音していたが母国のオーケストラとは縁が薄い ビックネームにはならないが優れた指揮者だ ルーセルは軍人から転身して作曲家になった 30代まではダンディの指導を受けていた Opus1は29歳の時に書いたピアノ曲「時は過ぎゆく」であり遅い出発だった「エヴォカシオン(喚起)」は41〜42歳の作品で三楽章に声楽が入る交響曲で初期作品の部類に入る インド紀行から発想されたという「春の祝祭のために」と「組曲へ調」は50代に書いた彼には中期の作品となる 印象派の後継であるかのように思われるが全くもって独創性ある作風で威容を誇っている 一度好きになると忘れられなくなる世界の音楽だ あなたも如何 

    風信子 .

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  • バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」が素晴らしい 全曲の見通し...

    Posted Date:2018/05/12

    バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」が素晴らしい 全曲の見通しが利いている ディテイルを丁寧に描きながら表現過多に陥る危険を上手に回避して 音楽の流れを滞らせないように運ぶ手際に舌を巻いた 決して薄味ではないが口説くならず余計な感情を挟まない味付けがあり 単調になったりそれこそ無味乾燥になったりしない知的な演奏だ さぞやダンサーは踊りやすいだろう 大好きな第3交響曲は新鮮な切り口に今更のように感心した ロマン派の歌謡性とディナーミクのメリハリで聞かせる演奏から一歩も二歩も抜け出している だからこそ不満の向きもあるだろうが 視点を移せばこうも違う曲に聞こえるのかと眼を開かせられた 20世紀の後ろ方から振り返った見方なのだ 主副の区別なく全ての音を公平に鳴らす姿勢で交響曲と向きあっている もっともっと色々な演奏が登場する事を期待する 朋よ 音楽の旅は終わらない あなたも如何

    風信子 .

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  • 夢幻の岸辺を歩く思いで聴いた わたしが音楽を意識し...

    Posted Date:2017/12/18

    夢幻の岸辺を歩く思いで聴いた わたしが音楽を意識し始めた頃 クリュイタンスとOSCCに終わりが近づいていた 実演に接することはなかったが レコードを通してその音楽と音響の洗礼を受けた わたしの音楽観に基盤の一部となって今も残るソノリティだ それは同時にラヴェルやルーセルとの出会いの時でもあった クリュイタンスの奏でる”ルーセル”は強靭なしなりと推進力を持つ それが唯一の表現法なのか知らない それでもわたしの内では他のフランス系作曲家と明晰な識別が成り立ったところから ルーセルの個性を愛するようになった ルーセルの代表曲4曲にピエルネのハープ・コンチェルトを加えたSACDに再会できるとは好いクリスマス・シーズンになった シングルレイヤーの威力絶大にして 丁度リニューアルしたサラウンド・システムに掛けて深々と味わうことができた 懐かしく大切に考える朋と並んで聴きたいものだ 大いに張って遠くまで届く声で誘いたい あなたも如何     

    風信子 .

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  • ルーセルの交響曲については今まで第3番でしか感激で...

    Posted Date:2017/09/22

    ルーセルの交響曲については今まで第3番でしか感激できませんでしたが、自分の加齢による耳成長も加わって、1番.2番.4番の良さも味わえる優れた演奏であると感じました。

    テリーヌ .

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