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Symphonies Nos.1, 3 : Schwarz / Berlin Radio Symphony Orchestra

Rimsky-Korsakov (1844-1908)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8573581
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

リムスキー=コルサコフ:交響曲第1番、第3番
シュウォーツ&ベルリン放送交響楽団


1862年、海軍士官候補生のリムスキー=コルサコフは、ロシア帝国海軍から3年がかりの世界一周の遠洋航海に出るように命令を受けます。当時17歳の彼は、以前から交響曲を書き始めていましたが、これを機会に第1楽章と第3楽章、そして終楽章を完成させ、残りの1楽章はイングランド上陸中に書き上げ、バラキレフの元に送ります。しかし、バレキレフはその出来に満足せず、いくつかの改編を要求。助言を受け入れ書き直した『交響曲第1番』はそれまでのアントン・ルビンシテインらの作品に見られるドイツ色を廃した、本格的な「ロシア初の交響曲」として大成功を収めることとなりました。彼はその後も改編を行い、元々は変ホ短調であった調性をホ短調に移すなど、更に受け入れやすい曲へと変貌させています。
 そんな「ロシア的」な第1番とは違い、古典的な作風に回帰したと言われる第3番は、1866年から1873年という長い期間に渡って書かれた作品で、1863年に書かれたスケルツォと、1872年イタリアへの新婚旅行中に書かれたトリオが用いられています。こちらは初演時あまり成功することはなく、結局1886年に改訂され、現在の形になっています。全体に漂う重厚な雰囲気の中にも、5/4拍子で書かれたせわしない第2楽章がとりわけ異彩を放っています。
 大作を得意とするジェラード・シュウォーツの丁寧な演奏で。(輸入元情報)

【収録情報】
リムスキー=コルサコフ:
● 交響曲第1番ホ短調 Op.1(1884年改訂版)
● 交響曲第3番ハ長調 Op.32(1886年改訂版)

 ベルリン放送交響楽団
 ジェラード・シュウォーツ(指揮)

 録音時期:2015年9月2-5日
 録音場所:ベルリン、Haus des Rundfunks
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

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リムスキー=コルサコフの交響曲集。 第1...

投稿日:2020/10/20 (火)

リムスキー=コルサコフの交響曲集。 第1番と第3番を集めた内容です。 ジェラード・シュワルツ指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏で収録されています。 ナクソスにはすでにアニハーノフとサンクトペテルブルク国立交響楽団によるリムスキーの交響曲全集があり、それに続く録音となります。 リムスキーは3曲の交響曲とシンフォニエッタを残しましたが、番号付きでは2番が有名でしょうか。 1番と3番はあまり有名ではないですが、作品自体は2番にも負けず劣らずの魅力がある作品です。 シュワルツはシアトル交響楽団と三枚のリムスキー=コルサコフのアルバムをナクソスに入れています。 これはそれに続く物で、オケがベルリン放送交響楽団に代わり、より丁寧に作品の魅力を引き出した好演奏になっています。 2015年の録音なので、音質も良好です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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