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Symphonies Nos.1, 5 : Gianandrea Noseda / Israel Philharmonic

Prokofiev (1891-1953)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HEL029681
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ノセダによる、熱く精緻なプロコフィエフ!

イスラエル・フィルと、その首席客演指揮者であるノセダによるプロコフィエフの登場。これまでに発表したCDは多数あるノセダですが、2作品はノセダにとってCD初登場となります。
 ゲルギエフに寵愛され、1997年から10年間、外国人指揮者として初めてマリインスキー劇場の首席客演指揮者にも指名されていただけあり、ロシア音楽の演奏は世界が高く評価するところです。ノセダの熱く、それでいてひとつひとつのパッセージや和声の移り変わりをミリ単位で眼前に浮かび上がらせるような指揮が光った演奏。第5番の最終楽章など、ゲルギエフを思わせる緊迫感と高揚感に圧倒されます。イスラエル・フィルの醍醐味である弦の美しい音色も見事です。
 両曲とも、最終楽章の最後に拍手が入ります。(輸入元情報)

【収録情報】
プロコフィエフ:
1. 交響曲第1番ニ長調 op.25『古典交響曲』
2. 交響曲第5番変ロ長調 op.100


 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 ジャナンドレア・ノセダ(指揮)

 録音時期:2017年2月15,17,18日(1)、2016年3月12,13日(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ジャナンドレア・ノセダ指揮のプロコフィエ...

投稿日:2021/03/15 (月)

ジャナンドレア・ノセダ指揮のプロコフィエフというと、私はすぐにバレエ音楽「石の花」の全曲録音盤を思い出す。プロコフィエフの作品の中でもメジャーとは言い難い作品であったが、聴いてみるととても面白い曲であり(プロコフィエフの曲はたいてい面白いのだが)、ノセダの演奏もとても素晴らしかった。またそれより最近のものでは、バヴゼと録音したピアノ協奏曲集も秀演であった。それで、この交響曲集も聴かせていただいたが、とても良いと思う。プロコフィエフの音楽のプロコフィエフらしい部分を引き立てながらも、インターナショナルな通力のあるアプローチといった感じで、洗練されていながら、アイロニーなどの瞬間的な動きも的確に描かれている。交響曲第1番は、西欧のアプローチにこだわり過ぎると、重心が座り過ぎて、この曲の良さが相殺されることがあるのだが、ノセダの感覚はさすがで、エスプリも利いており、この曲らしい颯爽さと華やかさの両立がある。特に終楽章は処理が鮮やかで、気持ちが良い。交響曲第5番はスケールの大きさと縦線の揃ったリズム感の双方が求められるが、ノセダのバランス感覚は絶妙で、楽器の音色を活かした組み立ても流石。偶数楽章の輪郭の明瞭なテイストは、臨場感に溢れながらも、整っており、欠点と言えるようなものはほとんどない。強いて言えば、オーケストラの弦楽器陣に、一層の音の深さがあればと思うところもあるが、これも重箱の隅をつつくようなものだろう。これら2曲には名演・名録音が多くあるのだが、2曲とも良い、というものは存外に少なく、そういった点でも、良いアルバムである。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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