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Sym.2, 6: Schwarz / Seattle.so

Piston, Walter (1894-1976)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8559161
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD-R

Product Description

タイトルもなく、楽章が単なる「アレグロ」だったりと、ほとんど18世紀のような交響曲に拘り続け、調性の枠組みで作曲をするということは、安直なことかといえば否、むしろ茨の道といえましょう。独特の快活さを持つ急速楽章と洗練された美しさに貫かれた緩徐楽章には、確かな個性の刻印があり、当たり前すぎる形式で独自の内容を表現するという離れ業をやってのけているのが、ピストンなのです。例えば第2番の第2楽章、アダージョでの美しい歌の数々をお聴きくだされば、そのことを感得していただけるのではないでしょうか。また、全曲を通じてオーケストレーションの職人芸の確かさは特筆ものです。

Customer Reviews

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アメリカの作曲家、ウォルター・ピストン。...

投稿日:2021/10/12 (火)

アメリカの作曲家、ウォルター・ピストン。 教育者としても活躍、こんにちでは管弦楽法の著者として有名です。 本盤はそのピストンが書いた交響曲を集めたアルバムで、第2番と第6番を収録しています。 20世紀のアメリカの作曲家の割には作品は現在聴くと保守的に聴こえるピストンですが、作品自体はなかなかしっかりしたもの。 基本的に短めのアレグロと、時間をかけて歌う抒情楽章といった作りで、そこに不協和音が多少入れられています。 演奏はジェラルド・シュワルツ指揮、シアトル交響楽団。 ナクソスで知られざるアメリカ音楽を積極的に紹介したコンビだけありこの演奏もしっかりとしたもの。 6番よりも2番の方が演奏の充実度は高い。 尚、録音から発売年まで開きがあるが、元々このCDの音源はアメリカのレーベル、デロスがDE3074という品番で発売したものをナクソスが再発売したもの。 オリジナルのデロス盤にはもう一曲、シンフォニエッタという曲が収録されているようだが、どういうわけかここでは省かれてしまっている。 元がナクソスではなく、デロスの音源という事もあり、2003年発売のナクソス盤にしては録音に迫力がなく、平板な録音なのは残念な所。 ナクソス盤として再発売された当時はプレス盤だったのだろうが、発売から10数年の時を経て、プレス盤の在庫が尽きたのだろう、私の手元に届いたCDは、CDーR盤となっていた。 もしかしたら流通在庫で新品のプレス盤が手に入る場合もあるだろうが、R盤での入荷の可能性もあるので、そこは覚悟した方が良いだろう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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純音楽的交響曲である。特に両作品ともアダ...

投稿日:2013/01/27 (日)

純音楽的交響曲である。特に両作品ともアダージョ楽章の宗教的とも言えそうな抒情性が秀逸。アメリカ音楽の良き紹介者であるこのコンビの演奏に抜かりはなく、聴後に何とも清々しい気分になれる。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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「管弦楽法」の著者としても有名なピストン...

投稿日:2010/12/19 (日)

「管弦楽法」の著者としても有名なピストンですが、よく出来ていても魅力的な曲は多くないように思っています。しかし交響曲第二番は感涙するような魅力を持った作品だと感じています。昔聴いたマイケル・ティルスン・トーマス指揮のものが最高でしたが、この盤はそれに準じて良いです。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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