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Piano Collection Review List

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Customer Reviews

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  • 素晴らしい企画が素晴らしい価格で実現しました。ケン...

    Posted Date:2011/11/20

    素晴らしい企画が素晴らしい価格で実現しました。ケンプのまるで慈父のような演奏は学生時代より大好きでした。よく「テクニックがどうのこうの」という方がいますが、実演なら問題になるようなところがあったのかも知れませんが、LPに残された物は、そのような箇所は殆ど修正されているはずで、余程の専門家で無い限り聞分けは不可能だと思います。今回の企画のベスト3をあげると 1.バッハ 2.シューベルト 3.モーツアルト  でしょうか。特にバッハは私の生涯の宝物の一つです。単独で買った物が多いのですが、まとめて購入する絶好の機会です。録音も60年代のものが主力ですが、あまるり良さに驚いたのを覚えています。

    よき古き時代 .

    26
  • このCDの中の半分以上はすでに持っている。 しかし、...

    Posted Date:2011/11/26

    このCDの中の半分以上はすでに持っている。 しかし、それでも買う価値あるなあと思ってカートに入れてしまった。 すでに持っている全てが名盤だけど、中でもバッハのゴールドベルク変奏曲とシューベルトが特に素晴らしい。 モダンピアノで弾くゴールドベルクの中ではこのケンプ先生の演奏がダントツのベストだと思う。グレングールドの演奏しか聴いていない人はぜひこの演奏を聴いてほしい。違う曲かと絶句すること間違いなし。とてつもなく天国的な演奏。バッハはこうでなくては! シューベルトも聴き始めると別世界に昇華する。 これは人類の宝というべきディスクだ。

    ossan .

    25
  • 私がクラシックのLPを集め始めたのは中学生になった70...

    Posted Date:2022/08/02

    私がクラシックのLPを集め始めたのは中学生になった70年代からで、その頃ヘブラーは既に過去の人になりつつあった。ヘブラーを積極的に推す評論家はいなかったし、ヘブラーが得意とするモーツァルト、シューベルトはフィリップスではブレンデル、内田に取って代わられた。というわけで、私はこれまでヘブラーの演奏を一度も聴いたことがない。にもかかわらず、58枚のコンプリートを買ってみようと思ったのは、昔の評論家から軽視された音楽家にたくさんの宝があることを経験上わかっていたからで、案の定ヘブラーは当たりであった。まずモーツァルトのソナタから聴き始めたが、安定したテンポ、慎み深い解釈がとても心地いい。過剰な表現は全くないが何の不足も感じない。HMVの紹介にあるとおりピュリストだ。フィリップスの暖色系の録音も大変よい。コンチェルトは3人の指揮者がいずれも優秀でLSOも聴きごたえがある。デイヴィスはいいが後の二人は落ちるなどという昔の批評は決めつけの愚評だとわかる。シューベルトも素晴らしい。永遠の憧れが静かにしみじみと歌われるのはケンプに通じるもので、私には神経質なブレンデルや重苦しい内田より好きだ。シェリングとのデュオも名演。ヘブラーは大人しくぬるま湯という誤解をお持ちの方もおられようが、「クロイツェル」でのシェリングに一歩も引かない厳しい音楽づくりは本当に素晴らしい。パッケージがグリュミオーBOXに似ていたので心配したが、今回は正しくオリジナルジャケット。大ピアニストではないかもしれないが、心ある名ピアニストであったヘブラー再発見となったBOXだ。

    フォアグラ .

    20
  • スヴャトスラフ・リヒテルが最もよい演奏を聴かせてく...

    Posted Date:2016/06/03

    スヴャトスラフ・リヒテルが最もよい演奏を聴かせてくれたのは、やはり何といっても1970年代であろう。楽譜の読みの深さ、幻想的な味わいと明快な輪郭、すぐれた技巧と迫力あるピアニズム等々、いずれもかれのベストコンディションを示している。今回、14枚のCDで出たが、うち、シューマンの「交響的練習曲」と「色とりどりの小品」、ベートーヴェンの27番とブラームスのOp.118から、についてはLP時代に私の愛聴盤であったとりわけリヒテルのシューマンは、かれの若い時分から得意であったが、ここに円熟の極みを聴くことができる。リヒテルの天賦の才は、ほとんどシューマンに捧げられたかにみえる。真正のロマンティシズムが、これほど雄弁に、しかも余裕をもって弾かれるのを、かれ以外では一寸聴いたことがない。  「平均律」第一、第二は、これまたLPから大事にしてきた演奏である。CDになってからは、オリジナルマスターをドイツBMGソノプレス・スタジオで、アンドレアス・ト―クラーが、24bit/96kHzリマスターしたものを聴いてきた。抜群の録音としてよみがえったのだが、強弱の対比がものすごく、少しオーバーアクション気味ではなかったか。今回の14枚については、オリジナル・アナログ・マスターを、タカハシユキオ氏が24bit/96kHzリマスターしたとあるが、音質改善は十分で、「平均律」では強弱が抑制されて、より好ましい状態であるといえるだろう。LPの時は、ザルツブルグのクレスハイム宮の残響が、音像を崩さんばかりであったが、リマスタリングで粒立ちのよい音像になったことは大きな改善点だった。  スケールというよりキャパシティが途轍もなく大きいシューベルト晩年のソナタ二曲では、リヒテルが生み出す、さらに大掛かりな、構成力に満ちた建築のように、さらにダイナミックこの上ない演奏が再生されるのだ。  ブリューノ・モンサンジョンの「リヒテル」(2000)で初めて公開された「音楽をめぐる手帳」で、リヒテルの自分自身の録音や、楽しみのために名演奏家の録音を聴いた時の率直な感想が書き綴られている。批判精神に満ちていて、とりわけ自らの録音についての批評はきびしいものがある。  前述のシューマン、ベートーヴェン、ブラームスについて「手帳」ではこう書かれている。 「ずいぶんと働いた。その結果が3枚の新譜となった・・・。 今回の録音は完全にプロの仕事という感じだ。おかげで音楽家や一緒に仕事をした録音技術者たちからもよい仕事だと認めてもらえた。スタジオ録音にもかかわらず、本物の雰囲気と生き生きとした躍動感が出ている。成功だと言ってよいだろう。 仕事をした録音チームの面々を感謝の気持ちと共に思い出す。<後略>」  シューベルトのハ短調と変ロ長調のソナタの演奏は、リヒテルらしい壮麗なもので、しかもリマスタリングで曲想の立体感やシャープな立ち上がりが得られ、オリンピアレーベルとは雲泥の差というべきであろう。リヒテルは「手帳」でこう言っている。 「この二つのシューベルトの遺作のソナタの録音は、欠点よりも美点が勝っている。特に変ロ長調の方の第一楽章は、私見では、最後まで適正なテンポを持続させている。」  なお、この「手帳」には、コンチェルトの録音に自己批判が集中している。たとえば、カルロス・クライバ―とのドヴォルザークのコンチェルト、マゼールとのブラームス第2コンチェルト、さらに、ベートーヴェンの「三重協奏曲」におけるカラヤンの欺瞞の告発など興味深い。一方で、ロヴロ・フォン・マタチッチとのグリークの協奏曲の録音は、私の「正真正銘の成功例のひとつ」とした。全く同感である。  今回のオイロディスクのセットで、ラフマニノフの「13のプレリュード」が圧倒的であった。ピアニズムの本質を完全に把握している、つまりかれ自身がヴィルトゥオーゾであったラフマニノフならではのこの難曲をどう料理するかはピアニスト次第だ。スケールの大きさと、ロマンティックな中身の充実がリヒテルならではで、しかも音質も改善されていっそう聴き映えのする演奏となった。60年頃の録音に較べると円熟の極みであることもわかる。しかし、ラフマニノフは24の前奏曲というバッハに連なるコンポジションを目指したが、柴田南雄によれば、「ドイツ音楽と異なり、フレージングやアーティキュレーションは一般に散文的で、アウフタクトにあっても和声的に律動的に強制されていない」ので、ロシアのピアニストでないと難しいのであろう。 さらにラフマニノフの「音の絵」とチャイコフスキーは、なかなか聴くチャンスがないが、80年代の滋味あふれる演奏であった。ベートーヴェンとショパンにまで触れられなかったが、悪かろうはずはない。  よってこの14枚のCDは、リヒテルの真価を知るにはうってつけのセットであることに間違いない。

    SS .

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  • ホロヴィッツファンにとっては(もちろんそうでない方...

    Posted Date:2009/09/08

    ホロヴィッツファンにとっては(もちろんそうでない方にも)目から鱗のボックスセットです。現在手に入れることの難しくなっている作品も多数含まれており問題はCD自体の音質ということになりそうです。希望としては没後20周年記念に際して「ホロヴィッツ・イン・ウィーン」のDVDを再発売してくれれば・・

    ファンファン .

    19
  • 大半のCDは所有しており、またオリジナルジャケット...

    Posted Date:2016/01/09

    大半のCDは所有しており、またオリジナルジャケット等の付加価値も無いけれど、このセットを購入した最大の理由は、ブラームスのピアノ協奏曲の旧盤が復刻されたこと。自らの肉体を駆使するピアニストの演奏が年齢と共に変化するのは避けられないが、正確・明晰・知的なスタイルが基本のブレンデルの場合、同曲異演を比較しても70年代〜80年代初頭の録音がベストと思われる(代表例はベートーヴェンの協奏曲やソナタ)。その意味で、S=イッセルシュテットとの1番、ハイティンクとの2番のブラームス協奏曲に期待していたが、想像以上の名演、名録音で堪能させられた。2万数千円と安くないセットだが、これらブラームスの協奏曲やベートーヴェンのワルトシュタインソナタ、モーツァルトの22番のピアノ協奏曲あたりを聞いて頂ければ、70年代のブレンデルの充実と、この集成盤の価値が理解頂けると思う。それにしても録音人生の大半をフィリップスで過ごしたブレンデルが、デッカロゴマークのこのセットを見てどう思うのだろうか。

    熟聴熟年 . |50year

    18
  • グールドの全CDは、20bit・SBM盤で聴いてきたが...

    Posted Date:2015/10/02

    グールドの全CDは、20bit・SBM盤で聴いてきたが、音質改善の余地は感じていて、新シリーズの期待が大きかった。バッハの鍵盤作品では、まず、揺るぎない安定性、つまり、正確で、メリハリのあるタッチ(アヴァンギャルドでマニエリスティックなグールドの演奏の基幹部分)の再現が要求される。それが従前では十分でなかったようだ。さて、バッハでは、多義的な解釈が許容されるので、ストレートなグールドの行き方はことごとく成功している。まるでかれがバッハの修辞法を知り尽くして演奏に臨んだかのようだ。ベートーヴェンのヴァリエーション、バガテルにも同様なことが言える。 ソニーはハイレゾオーデイオ開発に注力し、そのノウハウのリマスタリングによる音質向上への寄与が推察され、DSDリマスタリング適用に大きな期待がかかる。 何枚かを早速プレーヤーにかけてみた。「イタリア協奏曲」、「パルテイータ」第1番、2番は、元来、安定した録音であるが、リマスタリングにより、粒立ちのよさと良い意味での軽さを感じた。最初期、1955年の「ゴールドベルク」も同様で、聴きやすくなった。ノイズで重くなった録音で遭遇する疲労感を感じさせない。コンチェルトでもピアノの粒立ちのよさは認められる。さらに、初期のグールドの詩情が最大限込められた(吉田秀和氏が「手垢のつかないロマン主義の小妖精」と言った)、ブラームスの「間奏曲」集は、幾分色あせた秋の情景を感じさせるものだったが、今回、わずかであるが、淡彩画のような美しく明るい色彩感が加わった、これは素晴らしい。 ただし、冴えなかった「インヴェンションォニア」だけは、根本的な改善には至っておらず、鈍いタッチが残る。これは残念であった。後半、音量を大きめに聴くと粒立ちの改善は確かに聴き取れる。これに次いで、締まりのよくなかった「平均律」第一巻は見事に改善され、グールドらしいタッチとなっていた。名盤ひしめく中で、この演奏の価値は、このリマスタリングによって、いや増したというべきであろう。それから、曲によっては賛否両論があるモーツアルトは、どれもアヴァンギャルドで面白く聴けた。それほどのグールドだからシェーンベルクの演奏も堂に入っていることは言うまでもない。 そのような今回の改善効果を一言で譬えれば、ノイズなどで汚れたピアノの一音、一音を、清水で洗ったかのようで、損なわれた透明感もしくは、鈍化したエッジが適度に復元されるが如くである。このさじ加減は難しいところで、度が過ぎると「整形美人」になってしまう。グールドのノンレガート奏法、クラヴィコードのような、乾いた、切れのよい、時には引っかかるようなタッチは、透明度が高く、多声部の聴き分けも容易になったようだ。大方に強く推奨したい。

    SS .

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  • ファンとしては、30枚以上重複するにもかかわらず買わ...

    Posted Date:2015/01/11

    ファンとしては、30枚以上重複するにもかかわらず買わざるを得ない、メーカーを呪いたくなる様なセットです。涙でますよ、ほんと。 ちょっと前に出たソロレコーディングのセットとかぶってしまった人は相当多いのでは。 そういう意味では、ユニバーサルさんにジャケットの作りやオマケ本など、もう少し作り込んで、決定版として差別化してもらいたかった。ソニーのグールドBOXなどと比べるとあまりにぞんざいな作りで、海賊盤買ったみたいなうしろめたさがありますしリヒテルが可哀想です。フィリップス時代の紙ジャケ付けてもバチは当たらないでしょ。 と悪態をつきつつも、協奏曲や室内楽も含めてユニバーサル系3レーベルの全録音がまとめて入手出来る魅力には規模抗しがたい。なにせ、演奏自体の凄さは何者にも代えがたいですから。

    orisuke .

    18
  • 20年あまりクラシックを聴いてきて、いまだに真実と思...

    Posted Date:2011/10/24

    20年あまりクラシックを聴いてきて、いまだに真実と思えるピアノの音はこのフランソワとR・ゼルキンのものです。すでに多くの優れたレビューがあるなか、あえてお伝えしたく思いました。これは私の「一生もの」セットです。受動的に何か享受したいという気持ちだけで聴くと、これほど失望の多いピアノもまれかもしれません。「真実」の多くがそうであるように。しかし主体的に人生にぶつかっていくとき、そして何か途方もないものを失ってしまったとき、身体の底からあの切羽つまった「フランソワの音」が湧いてきて、私を生きさせてくれます。廃墟の光景が心を揺さぶるようにです。このセットには今まで入手できなかったミュンシュとのシューマン、そしてリストのリサイタルが含まれています。独りで、そして出来る限り音量をあげて聴いてみて下さい。小節線では割り切れない、音楽のうねりがあります。音符に血が通わせられているとはどういうことかが明らかです。ピアニストとしてはかなり小さいといわれたフランソワの「手」ですが、それゆえに余裕のない、天地につかみかかるような無謀な「賭け」というか「翔け」を感じさせます。ちなみにフランソワの評伝が邦訳で読めますので、このセットと合わせてどうぞ。さらにいえばフランソワにはランボー(宇佐美斉訳)がよく似合います。焼けただれながら、「いや、こんな音ではない、こんな言葉ではない」といらだち、澄み渡った荒涼を目指さざるを得なかった精神のありようが、シューマン、ランボー、フランソワの密かな水脈と思われます。

    Maya . |40year

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  • 演奏については言うまでもありません。商品としては既...

    Posted Date:2020/08/01

    演奏については言うまでもありません。商品としては既発のソロ集、協奏曲集、室内楽集の分売ボックス+1だと思われます。たしか既発品でもオリジナルジャケット仕様だったと思うので、買った人はなかなか手が出ないです。既発品に比べれば割安ですが、最近の全集企画は比較的価格上昇の印象で、もう少し抑える、というか、控えて欲しいものです。38枚でしたら・・・そうですね・・・7〜8000円くらいといったところでしょうか。ですから商品として☆4とします。

    せごびあ .

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