レビューが少ないのが寂しいです。2007年のベストアルバムの一つ。突き刺さりそうなギターと、複雑な曲構成、多彩な楽曲を誇るパニスマだけど、ロックを聴き慣れない人に薦めにくかったのも事実。このアルバムのテーマは「ポップネス」であり、それは高い精度で曲に反映されている。このポップさは、多くの人に受け入れられるはず。4曲目「Pop Song (We can write)」というタイトルからして挑発的だ。中央線的感覚に貫かれた最後のトラック「Goodbye」は、近年パニスマの集大成だと言えるだろう。ビーフハートミーツ筒美京平的ポップソング。

謹聴謹聴。 全世界！ の 迷えるクローン羊の皆様。 謹聴です。 現実は此処に在りました。