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高慢と偏見、そして殺人

P・d・ジェイムズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150018658
ISBN 10 : 4150018650
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

エリザベスとダーシーが住むペンバリー館で殺人が!  ロマンス小説の古典『高慢と偏見』の続篇に、 ミステリの巨匠P・D・ジェイムズが挑む!


紆余曲折の末にエリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人が住むペンバリー館では平和な日々が続いていた。だが嵐の夜、一台の馬車が森から屋敷へ向けて暴走してきた。馬車に乗っていたエリザベスの妹リディアは、半狂乱で助けを求める。家人が森へ駆けつけるとそこには無惨な死体と、そのかたわらで放心状態のリディアの夫ウィッカムが……殺人容疑で逮捕されるウィッカム。そして、事件は一族の人々を巻き込んで法廷へ! ミステリの巨匠がジェーン・オースティンの古典に挑む話題作!



【著者紹介】
P・D・ジェイムズ : 1920年オクスフォード生まれ。英国推理作家協会(CWA)のシルヴァー・ダガー賞を三度受賞し、同ダイヤモンド・ダガー賞、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)の巨匠賞も獲得している

羽田詩津子 : お茶の水女子大学英文科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    原作を読んで「金は貰えるわ結婚はできるわ職場と住まいは確保できるわ、ワルなのにこんなにいい目にあっていいものか!」と思った現代人がどれくらいいたかという事がよくわかった。彼等の怒りの矛先はウィッカムだ。妹リディアと駆け落ちしたにも関わらずこんなに厚遇だった理由は、エリザベスとダーシー“様”が結ばれるきっかけを作ったというただ一点のみである。最初は「殺された!」次は「殺人事件の容疑者だ!」現場で酔っ払うわ自白とも取れる発言をしてびーびー泣くわ、誠にかっこ悪い。ファンの恨みはげに恐ろしい。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    『高慢と偏見』の大ファンでもあったP・G・ジェイムズが描くミステリー主体の後日譚。原作既読者がこんなタイトルを見てしまったらもう、読むしかないでしょう(笑)原作でもさんざか、迷惑を掛けられたウィッカムに降り掛かった殺人容疑を振り払おうとするダーシー夫婦に思わず、エールを送っていました。でも原作同様、相変わらず、ウィッカムにはムカつきました。いっそのこと、一生、牢屋にぶち込まれればよかったのに。でも誠実なエリザベスとダーシーが幸せそうなのが何よりです^^二人と二人の大切な人々に幸あれ。

  • キムチ27

    映画まで堪能した為、ダーシーとエリザベスら、独特な一族と時代風景の温度感は記憶に残ってる。ジェイムズは見事に踏襲 沈鬱味薄く 無難に仕上げている。ズンと来る頁数の6割は一族の中に蠢く思惑 サスペンス自体はシンプルな解決。が18C末の捜査風景〜司直と検察の在り様がなかなかディープな趣。蝋燭の光で遺体検証とは!お金、出自と身分が何より大事な当時の英国、ベネット夫人の打算、エリザベスのアンヴィバレントな心情は 安寧の日々に変容、ダーシーと子供らの穏やかな時間が流れ始めている。オースティンへのリスペクト感が熱い

  • 愛玉子

    『高慢と偏見』を愛してやまないP・D・ジェイムズによる後日譚。もっとダーシーとエリザベスのツンデレの特にデレとか、華やかな裏で噂や意味ありげな視線が交わされる舞踏会とか、殺人捜査で推理を披露するエリザベスとか見てみたかった!と思うのですが、原作の雰囲気を壊さないようにするとこんな感じになっちゃうのかな。そして残り少ないページで怒涛の展開、犯人は見当がつくけれど、予想外の新事実が次々と明らかに。でも、オースティン愛に溢れた御年89歳の著者が心弾ませて書いたファンブックだと思うと、微笑ましい気分になりました。

  • ひめ

    オースティンの『高慢と偏見』の続編をP・D・ジェイムズが書いている・・・らしい、たぶん。私は原作を知らずにこの本を読んだので、オリジナルの良さやキャラクターの雰囲気などを知らず、まったく新しい小説として受け止めた。古き良き時代のしきたりが垣間見られてまぁまぁと思いましたが、読メさんの感想を読んでいると、オリジナルを知っているかたが多く、ものたりないご様子。オリジナルを読んでみなくては。

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